今日は釜山の現地民に人気なカンジャンケジャンの店を紹介したい。
ということで今回の主題は
泗川カンジャンケジャン
간장게장「カンジャンケジャン(ワタリガニの醬油漬け)」はワタリガニをニンニクや玉ねぎなどの野菜と一緒に醬油ベースのたれに漬け込み熟成させた料理
韓国では밥도둑「ごはん泥棒」と呼ばれるおかず類がいくつかあってカンジャンケジャンはその代表的な料理。
歴史はかなり長くて1600年代くらい(朝鮮時代)から作って食べていたらしい。
当時はお肉になる家畜は農業で使わなければならないし、狩りや海に出るのも命の危険があるので海中に罠を仕掛けておくだけで採れるカニは重宝された
その上に味も人々に好まれたので人気の食材だったようだ
お店は民家を改築した雰囲気。
駐車場は撮ってないけど、混んでるので案内人が大きい声で誘導していた。
持ち帰りもできるらしい
メニューはシンプルでカンジャンケジャン・ヤンニョムケジャン+しじみスープのみ。
ヤンニョムケジャンは醤油漬けじゃなくて唐辛子の粉や薬味を混ぜたソースに漬けたもの。
下に書いてあるのは持ち帰りやドリンク類、ご飯のおかわり
この2つが一緒に出てくる。
カニ味噌もちゃんとついてくるのでこれをご飯に混ぜて食べると美味しい
この店の凄いところはなんとあの値段でケジャンの食べ放題だというところ
食べ終わったら何回でもおかわりができる。
使われているかには小さいけど、身はしっかり詰まっていて満足。
しょっぱいと思ったらしじみのスープを飲んで口直し
おかずもあれこれ出てくるので味変もできる。
特に醬油に混ぜたご飯を海苔で包んで食べたら最高
釜山にいっぱい有名なお店はあるけど、昔ながらの雰囲気とコスパのいいケジャン(普通のケジャンは結構高い)が食べれたのでとても満足した。
これからは暑くなるのでケジャンは少しの間休憩してまた寒くなったら食べに行きたいな