こんにちは
佐藤優樹です
先日、ムスメがインフルエンザになって休んでいることを書きましたら、このようなメッセージをいただきました。
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病気の思考を責めていました。
休むお客様に、自己管理が足りない!
休みやがってーという気持ちがありました。
それでは、病気をしないまでも疲れてしまいますよね。
病気後に成長するというのが、心に響きました!
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もう一つ。
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娘さん、インフルになったんですね。
私はカウンセラーをしていますが、子どもが病気になったら、それを絶対にブログに書けないと思いました(汗)
それは書いたら、誰かから批判される!と思うからです。
そこに気付き、驚きました。
まだ自分を否定しているし、まさに良いところしか見せられない自分だ!と思ったからです。
優樹さんみたいに自然体にブログを書いたり、響く言葉で本当に人の力になる活動をしたいです。
娘さんお大事にしてください。
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はい。
メッセージありがとうございます^^
似たようなメッセージを、この他にもたくさんいただきました。
「病気を前向きにとらえてすごいですね。
私もそうやって前向きに乗り切りたいです」など。。。
まぁ、一般的に病気っていうのはネガティブな出来事なので 、自分がなっても家族がなっても
どうしても気落ちしますし、病気になんてならなきゃ良いのにって思いますよねー。
特に、心理学を学んでいると
「思考が現実化する」
だから
「この病気(症状、状態)は自分がつくり出した…」
「自分はダメなんだ…」「怠慢だ、怠慢だ!」
と責めがちです。
直したい、抜け出したい…と思ったり、
知られたくない!隠したい!と思うかも知れません。
まず、
何かしらの発信をされている方は、病気になった、トラブルがあったなど生活のすべてを、周りに伝える必要はないんじゃないかなと思います。
特に、心に余裕がないときに。
ネガティブなことを毎度伝えられても、受け取る方は疲れるかも知れません(;^_^A
すでに解決したことや、自分の中で解決できることを、ユーモアやエネルギーを提供する気持ちで発信されると良いですね。
もし発信するとしたら、見る人、聞く人により心地よいものを提供することを意識しながら、行う方が良いのではと思います^^
また、
「病気だと言えない!絶対に知られたくない」 と強く、思うとしたら……
そこには《自己否定からくる痛み》と《勘違い》が隠れているはずなんです。
その中で今日は
勘違いについて書きますね^^
ものごとはすべて、肯定的、否定的のように二面的な見方ができるのですが
(詳しく言うとより複雑で多面的なのですがまずは簡単に二面的と覚えておくと良いと思います)
ある一面的な見方しか出来ないときに、人は苦しさを感じ、人生がうまくいかなくなります。
例えば、病気。
《病気は、ダメなんだ!》としか考えていないと、病気になる自分を嫌ったり病気になる誰かを嫌います。
その度に嫌な気持ちになります。
嫌う、遠ざける、という発想から、予防や治療のためにお薬を飲み《過ぎ》るかも知れません。
で、
病気はダメなんだ!と思うと治癒するのか?というと、良くなることもあるし悪化するときもあります。
本当に治りたいとき!は治りますし
顕在意識で治りたくても、病気を体験しておく必要があるときは、まだ治らないと言うこともあります。
また、何かを獲得をしたいときは、抑圧したまま進みますので、現在は病気にならないけれど
後から大きな病気にかかることがあります。
現在、あまり前に進みたくないときは、病気になることでそれを叶えることが多いです。
そして、
病気はすべてダメか?というと
そうではないのです。
甘えん坊だとか、怠けてるとか、やりたくないからとか、ダメな奴とか、そういうことだけではないんです。
身体に疲れがたまっているよー、とか
走りすぎるとこの先倒れるから
休むことも覚えなよー、とか
毒素を一カ所にまとめておいたよー、とか
熱を出してウイルスを殺しておくねー、とか
嘔吐をしていらないものを出しておくねーとか
まぁ、いろんな役割があるわけで
身体が動かなくなることも
不快な症状が現れることも
デトックスできたり
長い目で見て今後より良く身体を活かしていくために必要な期間と言えるんですね。
特に、子どもは発達の中で必要な感染や発熱がありますし、
大人もときどき高熱を出して身体の大掃除を
した方が良いとも言われますよね^^
だから、病気をすることも時に必要だなって思うんです。
加えて、その期間はずーっとネガティブな気持ちじゃなく、なるべく楽しく過ごしたいし、感謝して過ごしたいなと私は思うのですね^^
また、
急性的な病気ではなく、もしなんらかの大きな病気、慢性的症状からなかなか抜け出せないとしても、
それを
・否定し抗うのか
・受け止め受け容れ付き合っていくのか
・治していくのか
そのときのその方の思いで方向性が選択されるのではないかと思います。
これはカウンセラーさんやセラピストさんに
ぜひ覚えておいて欲しいことなのですが、
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絶対に病気にならない人
病気を完治させた人だけが立派で
病気とともに人生を歩む人がダメだとか
病気に苦しんで今に抗っている人がダメだとか
そういうことはないんです。
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治したい人は治癒に向かっていけば良いですし
もし治らない人も、その病気や苦難によって、目に見えない何か大きなものを得ているかも知れないのです。
そしてそういう方が、未来、この世の中になにか良い影響を与えるかも知れないのです。
偉業を成し遂げられた方の中には、病気を克服された方が多くおられますよね^^
病気にならなきゃならないで良いかもしれませんが、もし病気にならなかったらその道に進まなかったかも知れません。
スムーズに行かなかったことを通して、自分や人生に対して向き合う時間や、大きな決意をする機会を得られたと考えることも出来ます。。。
だから長い人生の中で、病気という《一瞬》を切り取って、それが絶対に悪!とは言えないんですよね。
(あ、もちろん痛いとか、重苦しいとかを言っちゃいけないと言う意味ではなく
痛いときはそう言っても良いですし、そう言える方が治りが早いですv(^o^))
これが、ものごとは全て二面的(または多面的)な見方ができるということです^^
病気になることを責めすぎていた方は、少しラクになりましたか?
立ち止まって自分を責めて叩き続けるよりも、
頭の体操をして柔軟な考え方をしながら、前に進めた方が良いですよね^^
病気に限らず、人生の中でどこか一面的な見方しか出来ないとき、苦しく感じたりうまくいかなくなるので、
ときどき苦しくなったら《見方を拡げること》を意識されると良いと思います。
先日の広島県での【感情コントロール講座】でも、雑談の中でいろいろお話ししましたところ受講生の皆さまは
「えー!知らなかった!」
「そう考えると良いんですか…確かに」
「かなり、生きやすくなりました!」
と仰っていました^^
ぜひ《見方を拡げる》レッスンを日々なさってください(^o^)/
すると、「この時は、こう考えよう」「今は、これで対応するのが良いね!」と言うように、自分の引き出しが増えますよ^^
カウンセラーさん、セラピストさんなら、自然体なのに相手の心の深くに響き、勇気を与え、確実に一歩を踏み出せる、そんな導きが必ずできるようになります。
【心理セラピスト養成講座】では、そんな導きを行うためのメソッドがたくさん盛り込まれています^^
中でも、《ものごとの捉え方》というのは
目から鱗の頭の体操かなと思います。
自分が一面的な見方しかできないと、相手の全体をとらえられませんし、アドバイスもちょっと的がズレたものになってしまいます。
それだけだと相手は混乱しますし、変わりにくいもの。
二面的、または多面的な見方ができると
クライアントさまが持ってこられるこんがらかった未整理な問題をすっきり整理して
順序立てて相手が解決しやすく、相手が動きやすく、お伝えしていくことができます。
「カウンセリングをしていると
クライアントさまをつい裁いてしまう…」
「相手の話が否定的で
未来が良くなるという希望が持てない(-_-;)」
「説明ばかりをして空回り。スッキリしましたと言われず日に日に、自信が無くなる…」
「良い影響を与えたいけど、何から話して良いか分からない…」
「心理学を学んだのに、自分自身に対してもちやんと使えていない…(>_<)」
そんなときは多面的な見方を身に付けて、頭と心を大改造してくださいね♪
それができると、自然体なのに心に響くアプローチでクライアントさまの肩の荷が下り
笑いがこぼれ自然とパワーを出して人生が好転していく…!
そんな変化を起こせるようになりますから^^
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【心理セラピスト養成講座】
この夏、7月から1月までの半年間の開催予定です。
◆10月
【富山開催 感情コントロール講座 富山】満員御礼
◆10月
【負けられない性格を手放して誰からも愛される心の作り方講座】満員御礼
◆1月
【広島開催 感情コントロール講座】満員御礼
◆2月
【盛岡開催 感情コントロール講座】満員御礼
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