今日は、アメとムチと、自己承認についてのお話。
わたしが前々から感じていた事が、
入院中に読んだ本によって、
とても腑に落ちたのです!
(退院時の写真)
こんばんは。
ママレボ主宰 コナカノタカコです。
「どうやったらモチベーションを維持できますか?」
「頑張っても、頑張っても、
結果が伴わないと、モチベーションが続きません」
毎日届くメンバーからの日報や、
ブログからのお問合せや、
相談のメッセージを拝見していると…
必ずと言っていい程、
「モチベーション」ということばを目にするんです。
わたしは、そもそもモチベーションということばは、
使いません。
はげしく共感したという記事
モチベーション = 動機付け
なわけですが、
「○○をする為の原動力」となるようなものでしょうか。
動機付けには、アメとムチがあると思います。
頑張って○○したら、ご褒美(アメ)が手に入る!
わたしたちの様なビジネスを頑張る原動力の一つであり、
最大のモチベーションは、お金 でしょう。
逆に、ムチは、
これをしないと、怒られる、とか、クビになる
等の、恐怖 によるモチベーションです。
でも、アメも、ムチも、
自分で、そこから逃げ出せることが出来るんです。
だって、
アメを諦めれば、頑張らなくてもいいでしょ?
怒られるのが嫌なら、いっそ辞めちゃえば、
頑張らなくてもいいわけでしょ??
だから、アメもムチも、本当の意味の
モチベーション維持にはつながらないんです。
じゃあ、いったいどうやったら、
モチベーションは維持出来るんだ?
わたしが、頑張り続けて来れたのは、
家族、…特に、子どもたちにとって、
「全力で生きているお母さん」になりたかったから。
他力本願で、自分の人生人任せ的な生き方から卒業して、
自分の足で、自分の力で、自分の人生を切り開いていける
そんな自信が、何よりも欲しかった。
もちろん、お金だって欲しかったんだけどね…
その先に、ちゃんと「生きざま」を見ていたんですね。
そうして、そうなった自分を、
子どもたちや、旦那さんや、親や…
わたしの大切な人たちに、見せたかった。
= 認められたい という欲求が強烈に在ったと思うんです。
「人間は息をひきとるまで生涯をかけて、
私を認めてくれ、私を認めてくれと、
声なき声で叫びつづける可憐な生き物なのだと思われる。」
これは、ある著書の一節なんですが、
まさにこれなんです!
人間が、いかに人から
「認められたい!」と強く願っているか。
承認欲求 っていうやつですね。
そして、この承認欲求が、
何かを達成するための原動力
つまり、モチベーションにつながるのでは?
って、思っていたんです、わたし。
認められたいという欲求は、
上の一節にもあるように、可憐で、けなげ…
それが、良い方向に働けば、
素晴らしい原動力になるのかもしれないけどれど、
承認欲求が強すぎるがゆえに、
こじらせちゃう系の人も沢山居るのが事実。
(わたしも、昔は、まさにそんなタイプだった!)
入院中に読んだ本は、
今更ながらの、「嫌われる勇気」
これを病室で読んでいたら…
「あんた…嫌われとんのんか?」
と、世話焼きの80歳入院おばあちゃんに心配される っていう w
(同じ日に入院して、めっちゃ可愛がってくれた)
話が逸れましたが、
承認欲求が強すぎると、
感情が安定せず、落ち込みがちだったり、
一喜一憂して、自分自身も疲れます。
それは、
自己評価を、他人に委ねようとするからなんです。
他者から認められることによって、
自分自身の存在意義を確認したいんです。
すなわち、
他者からの承認が得られなかったら、
自分の存在意義を確認できない。
このことに関して、深く掘り下げたら、
超長文になりそうなくらい、
言いたいことがいっぱいあります
わたしもそうなのですが、
親によってそうされてきた人も多いのではないかな?と思います。
程度の差はあるかもしれないけど、
多くの人が経験したことがある
一度は躓く人生における課題なのかもしれません。
「良い点数を取りなさい」
「良い学校に行きなさい」
「良い会社に入りなさい」
「良い人と結婚しなさい」
「人と違う事はするな」
…
……
そうしていたら、認めてあげるから。
誰もがそんな圧力を受け止めながら、
大人になったのではないでしょうか。
そこには、条件を満たさなければ、
孤独になってしまうっていう恐怖
があります。
人は、無条件に、愛されたいという欲求があるのに…。
「嫌われる勇気」は、
この承認欲求を、真っ向から否定しているんです。
” 自らの生について、あなたにできるのは
「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。
その選択について他者がどのような評価を下すのか。
これは他者の課題であって、
あなたにはどうにもできない話です。 ”
他人から受け取ることばや、態度に過剰な期待をし、
思っていたのと異なる言動を受け取った時に、
がっかりする、、、を通り越し、攻撃に変わったり。
これが、依存につながるんですね(期待 = 攻撃)
過去のわたしです
” 確かに嫌われることは苦しい。
できれば誰からも嫌われずに生きていたい。
承認欲求を満たしたい。
でも、すべての人から嫌われないように立ち回る生き方は、
不自由極まりない生き方であり、同時に不可能なことです。
自由を行使したければ、そこにはコストが伴います。
そして対人関係における自由のコストとは、
他者から嫌われることなのです。 ”
他人に嫌われることを恐れて、
自分を殺して生きるのではなく、
たとえ、他人の承認が得られなくとも、
自分の信じ抜く道を、選びつづける。
すべて、繋がった!
やっぱり、すべては自分なんだと。
自分を承認するのも、他人では無く自分。
今の自分に、自分自身が満足できるように、
今ここを、全力で生き抜く。
それが、最大のモチベーションになればいいのでは?
自分の中に自分の評価基準を築くこと。
比べるのは他人ではない。
他人の物差しには、測られちゃいけない。
必要以上に他人からの承認を求めない。
その上で、
他人の役に立つという喜びを、
自分自身のモチベーションに変えていくことができるか、どうか?
すなわち、
WIN WIN ではなく、
見返りを求めない GIVE GIVE !!
自分の承認欲求にも、
誰かの承認欲求にも、
踊らされない。
自己実現のために、
ひたすら今を全力で生き抜く!
他人の領域に、土足で踏み込まない!
求めない!
そう考えたら…
やっぱり、
モチベーションなんて、
わたしには、どうだっていい。
自分のために自分が今を全力で生きるための
モチベーションなんて必要ない。
そんなもんなくたって、
わたしは勝手に自分を全力で生きるから
モチベーション、モチベーション言う人は、
まずは、自己承認の訓練をすることだと思うんです。
自分自身を知り、評価する。
「嫌われる勇気」のことばを借りれば、
強烈に「今ここ」にスポットライトをあてる!
そいう生き方をする事です。
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