昨夜は、仁さんの武道館ライブに行ってきた。
武道館から帰ってくるなり、嫁さんに
「アイツ、すげーよ！マジ超絶すげーよ！やべーよ！」
と鼻を広げながら報告（なぜか上から目線のアイツ呼ばわりw）
武道館の話をする前に
武道館ライブの前夜、仁さんと北ちゃんと俺の３人で呑気に焼肉を食べていたw
緊張感ナッシングの仁さんに聞いてみた
「明日、武道館でライブだよね？練習しなくていいの？」
「練習したら疲れてしまうがな」
「マジかよwwwフツー初めての武道館ならもっと緊張して練習しようかなとか寝れないとか思うもんじゃね？www」
「思わないんやなぁ」
「思えよwww全国のアーティストに謝れwww」
こんな呑気な会話を楽しみつつ、コスパ最強の銀座の個室焼肉店でウマウマ〜って言いながら、毒宴会前夜祭を楽しんだw
「そー言えば、ピアノもやるんでしょ？どのくらい練習したの？」
「始めてから８ヶ月や」
「は！？８ヶ月？？」
「うん」
「え！？それで武道館で演奏！？ちょwww 全国のピアニストに謝れwww」
全くもって緊張感ゼロの会話が続き
「ライブ３時間近くやるじゃん。休憩時間は？」
「無いねん。そんな休憩時間入れたら、歌いたい歌を２〜３曲削ってしまうがな」
「マジかよw どんだけジャイアンなんだよwww 俺たちトイレ我慢して聞くのかよwww」
なんだろ、明日武道館で歌うって言ったら、ビートルズ級のスーパースターじゃんw
オーラ全開じゃん、圧倒するじゃん、スーパースターってw
しかし、そんなオーラ全くゼロの仁さんと、焼肉をつつきながらいつものように笑いながら話していたw
ちなみに、同じ日（３月７日）の３年前も、この３人で焼肉食べてたw
その時の写真な
何話してたかはサッパリ覚えていないが、凄く為になる話をしていたと思う。
（記憶はいつだって、自分の都合のいいように編集されるものさ）
とにかく、武道館前日の毒宴会で
北ちゃんが用意したケーキでお祝いをして
緊張感ゼロのまま、夕方６時から始まった毒宴会は夜９時におひらきになった。
ここは銀座なので、場所柄９時からは同伴のお客さん等で混み合うので、予約が取れたのはその時間までなのだ。
銀座のお姉さんを連れていないおじさんたちはスゴスゴと退店するのであった。
そうそう、この時、北ちゃんが仁さんの言葉を紹介してくれて、それが凄く感動してさ。
でも何て言ったか忘れて、武道館当日の朝に聞いてみたw
え（^^;）ってなぁwをいw
とにかく、武道館での独演会が始まるのであった。
いやもうさ、会場について始まる前から震えたよw
昨夜、あんだけバカにしてたけど、この会場来たらマジで震えたよw
マジで昨日の俺バカって感じだw
まだ始まる前で席は空いてるけど、なんだろこの空気感
前に北ちゃんとゼップでビール飲みながら
仁さんのライブ見たんだけど
このゼップとは全く違うんだよ。
空気感が。
俺、ここに来て初めて理解した。
アーティスト達が何で、ここでの演奏を夢にしているのかが。
この会場に身を置いたら、身震いしたね。
そしていよいよ始まる。
オープニングが少し進むと、仁さんが佐川急便でトラック運転していた時の写真が映し出され、会場は笑いに包まれた。
（あー顔がうまく写ってないw）
それから１０年
この人は武道館に立つ。
で、思うよな。
誰だって思うよな。
「なんで？」
脱サラしてカウンセラーになって武道館
意味不明だよなw
そのカラクリをオープニングでいくつか伝えていた。
そして教祖様のように「開眼」というフレーズを使っていてさw
俺が最も響いた仁さんの開眼はこれ
自分が自分のことを
「たいしたことがない」
と思っていたことに気付き
「自分はすごいんだ」
の前提に入れ替える
前から何度も聞いていたっつーか、初めて会った時に、これを聴きまくった。
その時のブログな。
http://ameblo.jp/hondakochan/entry-12199288059.html
これを聞いてから俺も「自分はすごいんだ」とか「自分は素晴らしいんだ」って前提に変えつつあったけど、まだヘッポコレベルってことがすげーわかったよ。
まだまだ自分に対して「たいしたことがない」って思ってることに気がついた。
頭をバチーンとやられた感覚だよ。
（いい意味で。爽やかな感じね。）
だって、このおっちゃん
「自分はすごいんだ」にしたら、１０年後は武道館だぜ！
１週間に１〜２回、佐川のお兄さんが我が家にもやってくるけど
「もしかしたら、この人は１０年後武道館でライブをやるかもしれない・・・」
って目で見るようになってさw
なんか、人を見る目が変わって来ちゃうわけよ。
とにかく武道館て来てみたら、スペシャルな場所だった。
エリッククラプトンのライブを武道館で聞きに行ったことがあるけどさw
その時は「すげー人が演奏する場所」って感じにしか思っていなかった。
だけど、それを親しい友人が演奏するとなると、なんか感じ方が全く違うんだよ。
ある日友人が、ここで演奏するって言ったら、ビビるじゃん。
ビートルズを武道館で聞いた世代は、もっとマジかよって思うっしょ！？
武道館は、遠くの観客を見渡すと、豆粒のように見える。
豆粒のように見える距離でも、その人達が、ものすごく盛り上がってるのがわかる。
武道館は、それが立体的にわわわ〜って壁のようになって囲っている構造なんだ。
みんなが盛り上がると、凄い一体感になるんだよ。
マジで、
「ヤベー」
の一言だった。
一体感って、これな！
すげーよな！
俺、知らなかったんだけど、写真はオッケーでも動画の撮影は禁止だったらしいw
あんな遠い距離の観客まで盛り上げるんだぜ。
マジでかっこいいよな。
やばくね？
このショット。
マジで福山雅治じゃん！って思ったよ。
そーいや仁さん、福山雅治が稲佐山でコンサートやったからって、前に稲佐山でコンサートやったことがある。
屋外でやるのは良いんだけど、雨とすげー風で大変だったんだよなw
そして２年前に、仁さんに声かけられて２人で福山のコンサートを見に行った。
清い俺たちは、童貞しか潜れない、童貞専用の門から退出したのである。
福山の演出は笑えるのだw
仁さん、福山のコンサートを見ながら
「ああやれば、お客さん盛り上がるんやなぁ」
とか、
「そうか、こうしたら、みんなと一体感になるんやな」
とか、ブツブツ言いながらコンサートを見てるんだよ。
ヲイヲイ、福山と同じ目線でコンサートを見てるのか？と思いつつも、着々と夢に向かっているのであった。
あのさ、５０のおっさんがだよ。
福山目指すって言ったら、頭がイカレてると思うよなw
でもさ、マジで思ってるわけよ。
他にも、谷村新司とか、佐野元春のコンサートも一緒に見に行った。
どうやったら観客が盛り上がるか、熱心に研究していたのであった。
そんな姿を横で見ていたから、
何だろ
武道館に本当に立って
本当に歌う姿を見たら
マジで鳥肌立った。
マジで震えた。
マジで、何だこの人は！って思った。
昨日はオーラ０とか言ってたけどw
マジでカッケーと思った。
前は、「尊敬したら負けだなw」くらいに思っていたけど、
マジで尊敬したw
マジで誇りに思ってしまったw
歌を聴きながら、
あ、休憩時間なんていらないから、もっと歌を聴かせてくれ！って思った。
ジャイアン発言は撤回だ！
俺の３つ隣の席では、サクちゃんって友人が、じっと仁さんを見ていた。
１０年くらい前に、サクちゃんが運営するライブハウスで仁さんは歌ったことがあるらしい。
観客は２０人くらいなのに、仁さんは
「スタジオアリーナ！」とか「３階席見えるか？」とか
そんな２０人しかいないのにイタイことを叫んでいたらしい。
北ちゃんもその当時の２０人の観客の１人だったようで、サクちゃんと一緒に感慨深そうに見ていた。
なんかねー
ほんとねー
いやもう
どう書いたら良いのかわっかんないんだけど
もう
純粋に感動した
本当にこんな風に夢を叶えるってあるんだなーって。
武道館から帰って来てコーフンしたまま、嫁さんに夜中の２時まで話してしまった。
あんな風に
一瞬で
大勢の人を感動させてしまう
あれは
俺の生き方をスパークさせた
あー、自分、たいしたことないと思って生きていたなぁ
本当に小さく見積もっているなぁ
「自分はすごいんだ！」
本当に心の底から思うぜ！と嫁さんに、夜中の２時まで話し込んだ。
俺ももっと凄い生き方をするぜ！って漢（オトコ）な発言をしたのだ。
そして人々を、これだけインスパイアー出来るような漢になるんだぜ！と心の底から思ったのだ。
でね、仁さんのライブで良かったなーと思ったのは、仁さんが
「こんなに大きな夢を叶えさせていただき、最高に幸せです。」
と言うわけよ。
オープニングとかで、今までお世話になった人の名前とか読み上げたり字幕で表示してたりしててさ。
本当に、１０周年を感謝してるんだなぁと。
そして続いて言ったのは
「大きな夢以上に大切にしたいのが、日常です。奥さんとの何気ない日常がたまらなく大切で、大好きで幸せなんです。」
って言い切るわけよ。
震えたね。
マジで震えたね。
マジ、カッケー
武道館から一夜明けても震えてさ。
何だろ、体が震えるって言うよりも、魂が震えるって感じかな。
フェイスブックを見ると、昨日のライブに感動したって言う友人たちが一斉にアップしててさ、なんかもう更に震えたわけよ。
みんなも凄い感動したんだなーって。
そんな俺を更に震えさせた投稿がこれだ。
ほんと、この夫婦の発言に震えたわw
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