【内容】
江戸時代を経済の面から読み解く。
幕府の経済政策が「財政規律派」と
「成長重視派」に入れ変わることで起きていた好不況の波。
民需による経済発展はやがて幕藩体制を崩壊へ導く。
【感想】
『ぐるり東京江戸散歩』っていうテレビ番組があるんですけど、とっても面白くて。
学校の教科書ではない、今だに江戸時代の名残のある建物や技術を紹介してまして、もっと江戸時代のことを知っていきたいと思い、
何冊かまとめて買って見ました。
本書はその中の一冊です。
これは面白い❗️
今までの歴史の勉強ってなんだったんだろう。
著者も述べていますが、受験用にこう覚えなさい、っていうのがあるから別の観点からの歴史考察が受け入れられなくなる、もっと言うと間違っていることさえ、
「受験での答えはこうだから」
と、そっちを覚えなければならないなんてことが起きている。
これって、すごくもったいないことですよね🥲
とっても勉強になりました。
具体的な資料が入ってるし、この本自体が資料になっています。
この作品は江戸時代のことだけですが、他の時代のものもあるようです。
『経済面から歴史を見る。』
ちょっとだけ人生楽しくなりそうです😊