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過去記事の再アップです。
初出2019年5月6日
血気盛んな学生の頃、思い立ってシベリア鉄道に乗りました。
モスクワからウラジオストク 9,297km
7泊8日
そんなに乗って何してんの?
割と退屈笑
同室のロシア人たちとトランプして暇つぶし、
昼酒飲んで(しかもウォッカ)昼寝して、
ナマコのようにごろごろしておりました。
だって、車窓が全然変化しないのよ。
だらーっと広くてね。
カザフスタン共和国とロシア、
合わせてたぶん21日間の大旅行でした。
一部の筋からリクエストをいただいた気がするので、振り返ります。
記憶で書くので、おぼろげな部分があります。
諸事情により写真がちゃんと現像されなかったので、
ほとんどありません。
数少ない写真は、押し入れの段ボールの中。
いつ掘り出せるか分からないので、
文章ばかりですが、いったん世に出します。
全行程
1994年
8月20日 成田空港より出国 パキスタン航空でイスラマバードへ
イスラマバード一泊
大変ゴージャスなJ.W.マリオットホテルは、のち過激派に爆破されました。。。
8月21日 パキスタン航空でカザフスタン共和国アルマトイ
(当時名称がアルマアタだったかアルマトイだったか記憶が微妙です)
アルマトイ市内で、京都大学農学部の某教授がフィールドワーク用に借りたアパートに滞在
ここまでは、京都大学のメンバーと一緒です
以下は、単身
8月25日ごろ~28日ごろ 鉄道にて、アルマトイ~モスクワ 移動
ここで大事件が起こる
8月28日~9月3日 モスクワ観光
9月3日~11日 シベリア鉄道
9月12日~14日 ウラジオストク観光
14日 貨客船 にて 日本へ
15日 富山県伏木港(高岡市)より帰国
旅費 おそらく約50万円
夏休みにパチンコのアルバイトをして稼ぎました笑
(なぜかよく誤解されるが、決してパチプロではない)
動機ですか?
結構ネガティブです。
天才ひしめく京都大学で自信を失くしかけていました。
何か一発偉業を成し遂げて自信を回復したい、
というのがあったかもしれません。
子どもの頃から鉄道好きです。
小学校で時刻表をしっかり読みこなして、
小6で滋賀県から神奈川県まで在来線で単身旅行したとか。
中学を卒業時に、青函連絡船が廃止になる前に乗らねばと、単身青森に行ったとか。
京都大学農学部の某先生が、アラル海の環境調査のため、
カザフスタン共和国に通っておられました。
私は法学部の学生でしたが、
縁あってその先生のゼミに顔を出すようになりました。
自主的な勉強会だから単位はもらえません。
でも理学部や農学部の学生さんと自由闊達に議論する雰囲気が好きでした。
農薬を減らしてミカン栽培をしている農家さんの支援に通うのも、
キャンプみたいで楽しかった。
先生は、
「旅費を作ってロシア語ができるようになったら、
調査団の一員としてカザフに連れて行ってあげよう」
とおっしゃいました。
知的好奇心とロマンをそそられました。
この二つがそろった時、私は大きな行動に出るようです。
まず一般教養のロシア語を履修しました。
「周りの多くが選択するから」という理由で選んだ
第二外国語のドイツ語よりよほど熱心に勉強して、
旅行会話は余裕でこなせるようになりました。
キリル文字も読めます。
(今はほとんど忘れましたが)
さて、旅費を作り、
ロシア語も一人旅に必要なぐらいできるようにして、用意万端。
でも先生曰く、「アナタの人手は要らなくなった」
まぁ、法学部生ですからね、フィールドワークの経験はないし。
カザフまでご一緒して、後は一人で旅行することにしました。
そして、
カザフからロシアに移動する鉄道で大事件が起こりました。
カザフスタンとロシア鉄道の旅(2)大事件発生 カザフスタンの鉄道で車掌にカツアゲされる
に続く。
カザフスタンとロシア鉄道の旅(1)旅に出たわけ、旅費を稼いでロシア語を習得した
カザフスタンとロシア鉄道の旅(2)大事件発生 カザフスタンの鉄道で車掌にカツアゲされる
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滋賀県出身 京都大学法学部卒
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