数学のロマンを愛するみなさんへ。
数学のエンターテイメント教師ホモ・ルーデンスです。プロフィール
どうやって数学Ⅲを独学したか、書きました。
入試の洗礼を受けていないので、心もとないところはありますが、一定のレベルには達したというお墨付きをいただきました。ほっ
上司はあまり期待していなかったようです。「〇〇先生どうなるかなぁ」ぐらい。
テスト直前に、「祈るばかりです」と、別の上司に言われました。(私は同じチェーンの複数教室に出講している)
どうにかできた理由を、考えてみると、
今をさかのぼること27年前、二度の受験に最善を尽くしたからだと思います。
数学ⅠAⅡBの盤石な土台がありました。前の塾で3年かけて、のんびり錆を落としました。そのためか、数学Ⅲの色々な概念が割とスムーズに入ってきました。
そして、ブレインジムを始め、色々な学習法をつまみ食いして人体実験しました。
テストでは、刻々と変わる戦況と残り時間をにらみながら、ここはまだ努力する、これは諦める、という見極めを行います。時間切れまで、ベクトルの穴埋め問題(何と最初につまづいてやり直しだった)と格闘して、一点でも多くむしり取ろうとしました。
こういうことを、18歳や19歳の頃に、徹底して訓練したなと思います。
身にしみこむまで。ああ受験生体質笑
気がつけば、頼りになる数学仲間がいました。
塾のテキストは解説が簡略で、途中式が省略されていたり(ありがちですね)、
「どうしてこうなのか?」考えても分からない時、先輩数学講師さんがさくっと答えてくれました。本当に頼りになりました。
また、大手Kで数学講師をしている大学の先輩は、お薦めテキストや勉強法を教えてくれました。あまり言う通りにしなかったけど汗
勉強法は人それぞれです。これ、本当によく言われますが、本当です笑
自分の強みや特質を知り、それに合ったやり方で勉強すると効果が出やすいでしょう。
私の場合は、
内面に向き合い思索することがデフォルト(幼児の頃から)
一人が苦痛じゃない、というか、一人の時間と空間が必要不可欠(同上)
自分で決めた目標に向けて粘り強く努力できる
間違いを自分で発見して是正できる
だから独学で、少し距離を置いてライバルや師匠と付き合うスタイルが良かった。
一人だと進まない、お友だちと一緒に勉強する方がはかどる人は、そうしたらいいのです。
自分と似ているタイプで成功した人を探して、やり方を真似したらよいと思います。
得てして、自分とは全く違うタイプに憧れてしまうんですけどね。
さて私は、良きライバルのおかげで勉強のモチベーションを維持できました。
前の個別指導塾では、京大工学部の学生君
今の塾では、東工大の学生君
無様なところは見せたくないっ!
という、私のええかっこしいの性格が、プラスに生きております爆
バリバリの理系君に対抗心を燃やすあたり、我ながらなかなかの性格だな。。。
あんた何様やねん
数学Ⅲ以前の道のりを少し
(少しで済むわけがない)
2012年11月~2015年3月
関西にて、某個別指導塾で中学生に英数指導
プラス高校生に数学1AⅡB指導
これが、リハビリにとても役立ちました。
ここは補習塾です。どこでもいいから高校に入れたらいい、というニーズにお応えしています。だから、求められる学力は高くない。
期待されないっていいんだよ。気楽にマイペースに勉強できるから。
中学数学を教え始めると、「証明とか合同とか、そんなのがあったなぁ、面白いな」ってね。だんだん蘇ってくる。
それでも、採用時のペーパーテストは、7割とれたかどうか・・・
中学数学の基本問題ばかりの、あまり難易度は高くないテスト。でも、数学に触れるのが超久しぶりの私には、どっきり。
そこに追い打ちをかける、20代女性教室長さんの「こんなの簡単ですよねー」という明るい言葉。あかん、履歴書の大学名を見て過剰なバイアスがかかってる。頭が凍り付き、あれもこれも解けず、半泣きで帰りました(実話)
それでも採用されて(人手不足+伸びしろを期待された模様)、
中学数学を一通り思い出した後、高校数学を教えることになりました。
公立高校の入試問題を5年分ぐらい解いたとか、この塾にはオーバーキルな自己研鑽自己満足が認められたのかなぁ。
先生の採用基準もゆるくて、隣のブースの女性講師さんが「〇〇先生、ここ分かんないんですけど」って授業中に聞いてきたことがあります。それでも親からクレームが来ない笑
高校生は、中学卒業後も、緩くて居心地がいいからと言って残った生徒さんです。というわけで、前からの顔見知り。
教科書を解説して練習問題を解いてもらう。学校の先生が「何言ってんのか分かんない」だそうで、そこを丁寧に説明して、どうやら満足していただいたようです。
その頃かな、新しく講師さんが入ってきて、京大工学部のイケメン君。目の保養♡♡♡
周りには進学塾もあるのに「なんでこんなチャラい塾で働いてんの?」って聞いたら、「ゆるくて働きやすいから」だってさ。京大生らしい( ̄▽ ̄)
数学のおしゃべりをするようになって、数学Ⅲって面白そうだな~、私もできるかな~、ってぶつぶつ言ってたら、「やりましょうよ!」と焚きつけてくれたな。プレゼントのFocusGold使い切りましたよん。
過去にも、学習意欲を刺激してくれる理系男子がいてさ。
中学3年で同じクラスだったA君、学年一番争奪戦の一騎打ちを繰り広げたね。仲は悪くなかった。
Z高の生徒会活動で出会った理系男子二人組、「何だこの野郎」みたいな会話をしつつ、お互い一目置いてましたね。私たちみんな仲良く浪人して、河合塾で切磋琢磨したものです。
お勉強は一人で黙々タイプだった。ライバル男子とは、たまに戦況を報告し合うぐらい。そういう時、無様なのは嫌なんだ。そうしたら、自ずと努力するでしょ。
はー、過去の理系男子たち、今どうしてるかな。あちらも頭の片隅で「〇〇は今どうしてるかな?あいつのことだから、ふつーに就職はしてないやろな。でも大器晩成するに違いない」って思ってるはずだ(前向きな妄想)
数学が身近になればうれしく思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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