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数学のエンターテインメント教師ホモ・ルーデンスです。

 

 

私大の合否が、かなり出そろってきました。

 

来週はいよいよ国公立前期試験です。

ううむ、勝手ながら、武者震いします!

 

この頃になると、今年の結果が思わしくない生徒さんから

「浪人も考えている・・・」

というつぶやきが聞こえてくることがあります。

 

全落ちなら選択の余地がありません。

問題は、合格した大学をけってまで、浪人する価値があるかどうか。

 

浪人って、ちゃんとすればいい結果が出るんだけどさ。

ぼうっと過ごすと、予備校をもうけさせるだけに終わるよ。

 

それじゃぁ、成功率はどれぐらい?そして、どういう人が成功するの?

 

成功の定義ですが、便宜上

現役時より上位の大学に合格すること

とします。

 

成功率については、5%~80%ぐらいまで、いろんな説がありますねぇ。

どれが本当か、まだ確信が持てません。

 

成功する浪人のタイプについて、なかなか説得力がありそうなのは、

大手予備校で浪人して(おそらく)京大理系に合格した方

によれば、

 

・現役時は数点差で不合格

・現役時は部活動を本気でやっていた
・ 謙虚であり、余計なプライドがない
・春休みからすでに勉強を開始している
・ 現役時に何がいけなかったのか分かっている

 

個人的には、私はこれを満たしていたと思います・・・

あ、一つ目は違うかも。

数学で怒涛の崩壊をしたから、数点じゃなくて数十点差だったかも^^;

 

それはおいといて、

 

3年生の8月上旬まで吹奏楽部で燃えました。努力が実って、コンクールで県大会から関西大会に進めたのです。そうしたら、勉強は遅れますがな。

現役時は自学自習で、塾には通ってませんでした。

 

謙虚・・・( ̄▽ ̄)

性格は謙虚とは言い難い、プライド十分だけど、不合格については謙虚でしたね。派手過ぎる撃沈でしたから。

「一からやり直そう」と思ってました。

 

春休みに何をしていたかは覚えていませんが、河合塾のクラス分けテストには、入試で磨いた集中力で臨み、取れる問題は全部取る!って感じで解きまくりました。

テストを前にすると燃える性格なのか。こういう場面ではプラスに出る笑

 

現役時は数学の勉強、具体的には、実践的な問題演習が不足していました。

何をおいても、絶対数学を伸ばそうと決めていました。

 

塾通いは生まれて初めてなので、ある意味新鮮で楽しかった。食堂が安くてうまい!とかね。

実家から1時間ぐらいかけて電車通学していました。

 

センターで使う倫理政経は現役時に完成していたので、先生が「あなたはもう授業に出なくていいよ」とおっしゃいました。

 

その時間は他教科の自習や、息抜きの散歩をしていました。

河合塾京都校は繁華街に近くて、田舎もんには楽しいエリアです。

 

予備校の先生の授業は、高校の先生とは視点が違い、入試対策に特化していたのが面白かった。

 

ここで一つご注意

 

予備校の有名講師の授業は「分かりやすい」のです。当たり前です。それが売りなのですから。

 

でもね。

授業を聞いて「分かったつもり」になって、自分に落とし込む努力をしない人が多いらしい。

 

私は、あの手この手で自分のものにしました。

自分で解けるようになってナンボです。

 

予備校の上位生は授業に出ないで自習している人が多くいると、某塾のサイトに書いてありました。

おそらく、自分のものにすることの大切さを知っているのでしょう。

 

大手予備校は、基本的に個人の努力に任せるから、

落ちこぼれ放題

という恐ろしい側面があります。

 

食堂に通っている浪人生

パチンコにはまった浪人生

 

前者はおそらく、授業についていけなくなって教室に入りづらい。でも家にいると親がうるさいので、河合塾には来る。そして食堂でヒマつぶしをする、ということのようです。

 

そのうち、似たような者同士つるむようになる。。。

 

類は友を何とやら

 

悪い仲間は成績の足を引っ張ります。

孤高を保てとは言いませんが、お友だちを作るなら励まし合える仲間を。

 

ちなみに私は、クラスの中で結構個性的で目立つ存在だったようです。

みんなと、あいさつや雑談はしていました。

 

 

 

 

春夏までは浪人有利、模試の判定も良く出る。

秋から現役が追い上げてきて、有利さが薄れる。

そこが辛いよ、

 

ある浪人経験者が言っていました。

 

これについては、

志望校の問題と自分との距離だけを見て、マイペースで自習していました。

授業に出ていましたよ、気に入ったのは^^

 

 

おそらく10月ごろに、京大オープンでB判定が出たこと、記述模試で国語の偏差値が80だったこと、小論文模試で全国2位だったこと。

 

これは行けるかも、と、ちらりと思いました。

あくまで「ちらりと」ですけどね。

ここで浮かれちゃうと、足元をすくわれるかも。

 

本番で点数が取れるかどうかが大切。

 

そこまでは気を緩めない。

これはそういう種類のゲーム。


逆に、長期戦だから、いっつも緊張していたらもたない。

遠方の親類のところに遊びに行ったり、授業をさぼって街を散策したこともありました。

 

 

肝心なことを書き忘れていました。

 

合否は神様が決める

 

です。

 

春よ来い

 

(写真提供:澤ひろゆきさん)

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。



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