一人息子・凸凹君の、発達障害や不登校やお勉強のことを書いているブログです。

 

 

こんにちは、凸凹君のママです。

 

先日、凸凹君が発達検査(知能検査)を受けました。

WISC-IV(ウィスク・フォー)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

凸凹君が受けた検査は、ウェクスラー式知能検査と呼ばれるものです。

子ども用がWISCで、5歳~16歳11か月が対象。

大人用がWAIS(ウェイス)で、16歳~90歳が対象。

・・・16歳はどっちを受けてもいいのかな??

 

凸凹君は大体2年おきに検査を受けていて、今回が3回目になります。

その結果がですね、何というか、・・・微妙。

 

全検査IQ:130弱

 

言語理解:125

知覚推理:135

ワーキングメモリ(WM):110

処理速度:105

 

指標の差:30

(知覚推理と処理速度)

大体こんな感じでした。

 

前回検査より全検査IQが+10でした。

また、これまでの検査同様に、言語理解と知覚推理は結構高め、それに比べてWMと処理速度は弱め、またその差が大きいという結果でした。

3回目ともなれば「デスヨネー知らんぷり」って感じです。

結果は凸凹君の生まれ持った特性であり、日々の生活で痛感していますし、もうそういうものだと思っています。

 

では、この結果の何が微妙なのかといいますと・・・

 

一見、悪くないように受け取られてしまいがちな点。

 

一番低い処理速度でも100(=平均値)は超えているため、大きな問題がないように見えてしまうようです。

たしかに個々の数値としては悪くはないんですが、凸凹差が30もあると、このIQ値(から周囲が期待する)通りの能力が発揮できない場面が散見されます

高い方の指標が足を引っ張られるだけならまだしも、低い方の指標もさらに低下しますからね・・・。

実生活での処理速度は100も出ておらず、90とか80とかじゃないかと思います。

そして、時に130前後の部分も見え隠れするので、相対的に余計に低く感じられてしまうという、残念な仕様です泣き笑い

 

この凸凹差が概ね15以上ある場合は、指標間の差(ディスクレパンシー)が大きいとされ、差が大きい場合は発達障害の可能性が高いと言われていたりします。

ただし、この差は全検査IQが高い程大きくなる傾向があり、IQ130以上だと(発達障害でなくても)15以上になるケースがよくあるようです。

※一般的にはWISCの結果だけで発達障害の判定はされません。

 

凸凹君は過去の検査で、全検査IQが100程度だった時に差が4~50だったこともありますアセアセ

その頃に比べれば、多少はマシになっているのかな?とは思いますが・・・泣き笑い

 

あともう一つ、個人的に微妙と思うのが「全検査IQ130」という値。

つまりは120台です。

これが135とか140とかだったりで飛びぬけていると、また違う世界(道)が見えてくるのではないか?と想像するのですが・・・。

それとも、凸凹君のように凸凹差が大きい子は135になろうが140になろうが、問題は変わらないのでしょうか。

 

そういえば、今回結構詳細な検査結果を頂くことができまして、下位検査の結果も教えてもらえたのですが、ここに驚くべき内容が・・・!あんぐり

 

下位検査の粗点をテスト年齢に換算して、なんと最高値が16歳半、最低値が8歳となっていました。

私はこれを、凸凹君の頭の中には16歳半と8歳の脳みそが同居していると理解したのですが、あってるかしら?

(精神年齢的には4~5歳の幼い子も同居してますね)

 

だとしたら、そりゃ、色々大変なワケだわ・・・。

 

 

4~5歳の幼い子も同居している話