Waves VUメータとSIFAM R22AFの比較 | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

ヤマキ電気がWindows上で動くVUメータを発表、と言うニュースが入ってきたのが先月で、実際にInter BEE 2017で見てきました。明らかに個人ユースは相手にしていない商品なのですが、それにしてもなんで今更!?感が否めないです。
と思っていたのも束の間、今度はWavesがVUメータを発表。ブラックフライデー2017でフリー配布していたので動作確認をしてみました。※通常価格は$39

 

イメージ 1
Waves VU Meter Plugin

 

 

 

 

特に説明は要りませんね・・・何て言ったってVUメータですから。ここを見ている方には説明不要かと思います。

 

 


参考動作動画。※SIFAM R22AFの左が少しズレているのは送出に挟んでいるミキサの性能の悪さのせいです。
後日、実機VUとASIOでアナログ入力をしてそのままVSTにルーティングしたWaves VUメータの遅延計測をしてみました。Waves VUメータは100msec(3/29.97fps)ほど反応が遅いです。何かの参考になれば。

 

 

リファレンスで1kHzと0.3秒間間欠1kHzを入力した時の動作、SIFAM R22AF(SONY VU-200)と比較した動作をYouTubeにアップしました。

 

 

比較してみて気になったのは2点。

 

 

1、WavesのVUメータは0以下に、+3以上には振れない
2、VUメータのパーセンテージスケールが違う

 

 

以上です。

 

 

1、に関しては、WavesのVU自体には質量を持ったような重みが付いた動きをしますが、SIFAM R22AFと比べると、入力が無くなり0まで針が戻る時に0以下に振れない、+3以上は絶対に超えない事から、「物理的な針っぽさ」がありません。この辺は好みもあるかもしれません。

 

 

2、に関しては以下の写真を見ていただければ分かると思いますが、百分率のスケールが違います。これは恐らく表記間違いです。※その他のスケール目盛りは完全一致です。

 

 

イメージ 2
SIFAM R22AFのVUメータ

 

 

イメージ 3
RAMSA C900シリーズに搭載されていたVUメータ

 

 

まぁ、今更VUメータか・・・と言う気持ちは否めませんが、そうは言っても実機を今更持つのもな・・・と言う方にはピッタリなプラグインかと思います。

 

 

オマケ

 

 

イメージ 4

 

 

イメージ 5
qwertyGo!はVSTプラグインをただ遊ぶだけの用途でも活躍できます。
試しに16ch監視をやってみました。