GENELEC GLM(Genelec Loudspeaker Manager)を触ってみた | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

GENELECのSAM™(Smart Active Monitoring)システムに触れる機会がありました。
これはパワードスピーカにDSPが内蔵されていて、測定マイクで自動調整が出来るというものです。
この調整ソフトウェアをGENELEC GLM(Genelec Loudspeaker Manager)と呼ぶそうです。区別しにくいですね・・・

 

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GENELEC GLM(Genelec Loudspeaker Manager)概要図。

 

 

 

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キャリブレーションのやり方は非常に簡単で、ネットワークでつながれたスピーカを自動検出し、ソフトウェア上で配置。あとは自動調整を実行するだけです。

 

 

 

 

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測定中は、GUI表示であれかな?これかな?やっぱこうかな?と様々なフィルタを変化させている演出が表示されます。この機種の場合はなんと各スピーカに付きスウィープ信号一回だけで計測終了です。

 

 

 

 

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計測終了!!赤線が測定結果、青線が逆FIRフィルタ、緑線が補正後の値です。とりあえずフラットに持っていくだけの調整の様です。

 

 

 

 

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SmaartV.8でもDSP調整前と後を計測してみました。位相が変化していないのでFIRと言うのが分かります。

 

 

 

普段、仕事でまず触れることのないGENELECのスピーカだったのでいい経験になりました。