言わずと知れたBlackmagic Design Intensity Shuttle USB3.0です。大分前に購入していたのですが、運用し始めたのは最近です(笑)
筆者としては、PV3(PCI)と共にHDゲームキャプチャ・配信で一世を風靡したIntensity Pro(PCIe x1)のモバイル版と言う認識でしたが、近年はオーディオI/FもUSBが主流となり、「モバイル」という概念から「これが常設」へと意識が変わってきました。
さて、Intensity Shuttle USB3.0で映像配信をしてみましょう。USB3.0なのでつまりはWindowsでのお話です。※Mac用はThunderbolt仕様です。
筆者としては、PV3(PCI)と共にHDゲームキャプチャ・配信で一世を風靡したIntensity Pro(PCIe x1)のモバイル版と言う認識でしたが、近年はオーディオI/FもUSBが主流となり、「モバイル」という概念から「これが常設」へと意識が変わってきました。
さて、Intensity Shuttle USB3.0で映像配信をしてみましょう。USB3.0なのでつまりはWindowsでのお話です。※Mac用はThunderbolt仕様です。
Blackmagic Design Intensity Shuttle USB3.0。このメーカのデザインはクールですよね。キャプチャはDirect show形式で行われます。
最初に断っておきますが、音声の配信はこれとは別のUSB オーディオI/Fで別で行うことが前提です。
なぜかというとIntensity Shuttle USB3.0は内部的にUSB オーディオI/Fの入力を持ちません。従って、配信ソフトによっては音声が配信できません。
音声配信参考リンク:
YAMAHA AUDIOGRAM6でレベル監視をする
YAMAHA AUDIOGRAM6でレベル監視をする
まずPCのスペックです。Intel Corei7 i7-3930K @ 3.20GHz、メモリ16GBです。ちなみに映像フリーランスの 時々更新するBlogの@tvtcycleさんからお借りしました。いつもいつもありがとうございます。
Intensity Shuttle USB3.0のドライバは9.7.7.0を使用。
ドライバの相性問題が非常に多いことで知られているIntensity Shuttle USB3.0です。
ダウンロードは以下から
http://www.blackmagicdesign.com/jp/support
http://www.blackmagicdesign.com/jp/support
これまた互換性問題の多いUSB3.0ドライバはRenesas Electronics USB 3.0 Host Controller 2.1.28.0を使用。
こちらはネットで検索してください。
Intensity Shuttle USB3.0と仲良くなるためにはブルースクリーンと戦う必要があります。
大体、二種類のブルースクリーンパターンがあることがわかりました。
「STOP: 0x0000001E collecting data for crash dump」か
「BlackmagicusbIO.sys」に関するブルースクリーンです。
ここで活躍するのは本国のBlacMagic Design本国のWebフォーラムです。
ブルースクリーンは英語では「BSOD(Blue Screen of Death)」なのでGoogle先生に「Blackmagicusbio.sys BSOD site:forum.blackmagicdesign.com」で聞いてみます。
ブルースクリーンは英語では「BSOD(Blue Screen of Death)」なのでGoogle先生に「Blackmagicusbio.sys BSOD site:forum.blackmagicdesign.com」で聞いてみます。
はい、いっぱい出てきますね。自分で何とかしましょう。これに悩むのが嫌な人はIntensity Pro(PCIe x1)をお勧めします。
筆者の場合はUSBのドライバとIntensityのドライバの組み合わせが原因でした。
端子の入力は、コンポジット、S映像、コンポーネント、HDMIとあり、HDMIはオーディオ・エンベディットかアナログ入力なのでこれらを選択する必要があります。※今回の記事ではオーディオ入力機能は使用しません。
この操作はコントロールパネルから行います。ここで入力フォーマットの選択もできるのですが、ここで選択せずとも配信アプリケーション側からコントロールができるようです。
正直、操作が統一されていません。あれかな?ここかな?っとケースバイケースになるので、この製品を使おうと思った方がここで挫折したら素直に返品するか誰かに譲りましょう。
こちらも配信を行うなら触ったことがないという方はいないと思われる代表アプリケーションのAdobe Flash Media Live Encoderです。
Adobe Flash Media Live Encoder
http://www.adobe.com/jp/products/flash-media-encoder.html
http://www.adobe.com/jp/products/flash-media-encoder.html
入力切替はコントロールパネルですが、キャプチャ形式は任意に選択する必要があります。通常、キャプチャするソフトウェアというとこの「ユーザがキャプチャ形式を選択し、入力フォーマットと合致しないと取り込み出来ない」というのは当たり前だったのですが、自動で行われる製品が徐々に出てきて、このIntensity Shuttle USB3.0もソフトウェアによっては自動的な動作を見せるのでなかなか判別がつかないかと思います。が、基本は上記の姿勢でいましょう。
ニコニコ生放送で配信するには定番のアプリケーションです。プレミアム会員でないと起動が出来ないのでこのために筆者はプレミアム会員になりました。
「映像ソース」→「追加」→「カメラ」→「設定」という動作があるだけで何の説明も要りませんね。
Niconico Live Encoder
http://live.nicovideo.jp/encoder/
http://live.nicovideo.jp/encoder/
こちらも代表格なようです。
こちらの場合はフレームレートをしっかり指定しないとキャプチャが出来ませんでした。環境によっては違う挙動をするかもしれませんが、上記に述べたように「ユーザがキャプチャ形式を選択し、入力フォーマットと合致しないと取り込み出来ない」この精神を忘れては行けません。技術者は楽をしてはダメです。
Open Broadcaster Software
http://obsproject.com/
http://obsproject.com/
これも定番中の定番な配信アプリケーションです。
こちらのみ入力フォーマット選択がありません。正直、どうやっているのかがわかりませんが、アプリケーション側から自動で切り替えているようです。
Wirecast
http://www.telestream.net/wirecast/
http://www.telestream.net/wirecast/
よし、映像配信を始めるぞ!と思い立ってすぐに出来てしまう世の中になりましたが、基本的にはパソコンの知識、音響映像の知識が不可欠なのは変わりません。
うわべの知識でホイホイやっていると必ずトラブルシューティングで痛い目を見ます。なかなか理解されないのが現実ですけどね…
うわべの知識でホイホイやっていると必ずトラブルシューティングで痛い目を見ます。なかなか理解されないのが現実ですけどね…
参考までに似たような記事
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