平面の赤色表示灯「パラサイン」 | 音響・映像・電気設備が好き

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現場で、ふと違和感が…なんと平面の赤色表示灯です。

 

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なんと平面の赤色表示灯!!

 

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横から見ても真っ平ら!!

 

規制緩和された非常誘導灯のサイズ変更は知っていましたが、これは知りませんでした。

 

調べるうちに、メーカのサイトにたどり着きました。

 

参考リンク:
株式会社 立売堀製作所 パラサイン
http://www.itachibori.co.jp/parasin.htm
非常警報設備には、一部認定基準に適合しないので使用は出来ません。

 

上記メーカのサイトから、以下の消防庁予防課からの回答の原文を探しました。

 

消防用設備等に係る執務資料の送付について(平成19年9月3日消防予第317号通知)
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi1909/pdf/190903yo317.pdf

 

以下引用

(消防用設備等の表示灯について)
問8 屋内消火栓設備及び自動火災報知設備の表示灯に平面型の表示灯を設置してもよいか。

(答) 屋内消火栓設備及び自動火災報知設備については、それぞれ規則の基準を満たせば、表示灯に平面型の表示灯を認めても差し支えない。

※「規則」とは「消防法施行規則」のことで、該当は第二十四条8の2のニ、「基準」とは「屋内消火栓箱の上部に、取り付け面と15度以上の角度となる方向に沿って10メートル離れたところから容易に識別できる赤色の表示灯を設けること」だそうです。
てっきり視野性のための露出だと思っていましたが、上記を満たせば良いのですね。

 

通知が平成19年という事ですが、私は初めて見ました。
意匠を気にする場合や搬入搬出通路には積極的に導入されるかもしれませんね。