カナレ電気 BNC-RCA変換アダプタBCP-RCAJ & BCJ-RCAP | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

他人に新製品なんですよ、と説明すると、あれ?なかったの?いままで??と数人に聞き返されたカナレ電気のBNC-RCA変換アダプタBCP-RCAJ & BCJ-RCAPです。

メーカ純正のインピーダンス75Ω BNC-RCA、RCA-BNC変換コネクタです。

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CANARE BCP-RCAJ & BCJ-RCAP
参考リンク:
http://www.canare.co.jp/newprod/BNC_RCA.pdf

やっていることは一般流通品と変わりませんが、品質が全く違います。

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安心できるいつものBNC形状。

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そして内バネ方式のRCA。

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一般流通品の BNC-RCA、RCA-BNC変換コネクタ。
え?これと何か違うの?とか突っ込まないで下さいね。

そもそも、一般流通品とカナレ電気製ではなぜBNCの形状が微妙に違うのでしょうか?
Webで閲覧できる資料としましてはUSAのカナレカタログに回答があります。

参考リンク:
カナレ電気USAカタログ(P32参照)

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JIS規格(日本工業規格)では、先端が尖っていてほとんどの製品が50Ω、MIL規格(アメリカの軍用規格)では丸みを持たせることにより接触面積を増やしているようです。(規格番号まで調べてはいません。)
参考リンク:同軸ケーブルの特性インピーダンス

仕事では100円で買える一般流通品を筆者は使っていますが、本設置では端子を付け替えてしまうので、所詮仮設用途です。
カナレのBNC-RCA、RCA-BNC変換コネクタを使ったから何かが明確に変わった、ということは恐らくないでしょう。
それでも、映像設備保守や撮影分野においては、安心(測定においては品質)がお金で買えるというメリットがあります。あたりまえですが適材適所ですね。

ディスプレイやプロジェクタを製造しているメーカさんが機器本体にこれを付属していただけると大変助かりますね。