NTi MR-PROを保守で使うにあたり、筆者が良く使う機能をピックアップしました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/17/25/p/o0560035014425604695.png?caw=800)
オーディオ・ジェネレータなので、基本部分は割愛するとして、MR-PROの個人的イチオシ機能は以下。
■インピーダンス測定
■フリッカ音による鳴動テスト
■マイクレベル音源送出
■フリッカ音による鳴動テスト
■マイクレベル音源送出
なんといっても、これが一番便利です。ハイインピーダンス・スピーカラインはもちろん、ローインピーダンススピーカラインも測定できます。
スピーカにクロスオーバ・ネットワークが組み込まれている場合は、位相測定が役に立ちます。
スピーカにクロスオーバ・ネットワークが組み込まれている場合は、位相測定が役に立ちます。
※Smaartのような位相測定をスピーカ単体に対して可能。
※MR-PROは出力インピーダンスが12.5Ωで、相手が12.5Ωまでなら絶対レベルで送出出来ます。それ以下になると、絶対レベルを守れなく(オーバ・ロード)なりますが、インピーダンスの測定は可能です。
※MR-PROは出力インピーダンスが12.5Ωで、相手が12.5Ωまでなら絶対レベルで送出出来ます。それ以下になると、絶対レベルを守れなく(オーバ・ロード)なりますが、インピーダンスの測定は可能です。
フリッカ音による鳴動テスト
006P電池とフリッカ・ブザーでハイインピーダンス・スピーカを鳴動させているのを筆者は良く目にしますが、それと同様の事がハイインピーダンス・アンプを必要とせず、MR-PRO単体で出来ます。※1kHzのサイン波だけではスピーカの指向性がわからず鳴動確認がし難い。
私が作ったフリッカ音源をここに置いておきますので、MR-PROを所有されている方は試してみて下さい。
■MR-PRO用フリッカ音源■
http://www.holycater.sakura.ne.jp/zip/MR-PRO_wave.zip
■MR-PRO用フリッカ音源■
http://www.holycater.sakura.ne.jp/zip/MR-PRO_wave.zip
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/d0/e8/p/o0420022014425604724.png?caw=800)
前面にライン入力がなく、マイク入力のみ。
0dBFSが+18dBuで送出される仕様で、最小で-79.6dBFS(-97.6dBu)まで下げることが可能です(笑)
S/Nを気にされる方は、アッテネータを挟むと良いと思います。※ラインレベルを送出してしまう事故防止にもなる。
参考リンク:
純正アッテネータNTi ML1 Adapter -20dBとNTi Minirator Adapter -40dBの紹介
ライン出力をマイクレベルまで落とすTOMOCA AT-60活用法
NTi MR-PROでのwav送出参考例(非常放送などの音響設備)
S/Nを気にされる方は、アッテネータを挟むと良いと思います。※ラインレベルを送出してしまう事故防止にもなる。
参考リンク:
純正アッテネータNTi ML1 Adapter -20dBとNTi Minirator Adapter -40dBの紹介
ライン出力をマイクレベルまで落とすTOMOCA AT-60活用法
NTi MR-PROでのwav送出参考例(非常放送などの音響設備)
おまけ
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/2c/0b/j/o0560037214425604731.jpg?caw=800)
筆者がMR-PRO(+ PHONIC PAA3)と併用しているケーブルです。
上段左から:極性テスト用ターミネータ、インピーダンス測定用ミノムシクリップ、インピーダンス測定用テスタ棒、アンバランスφ3.5mmパラレル・ステレオアウトケーブルとそこからRCA×2変換、バランス・フォン ー キャノンメス、バランス・フォン ー キャノンオス
中段左から:RCA ー RCAとフォン変換、ステレオ(バランス)フォンメス ー ミノムシ、キャノンオス ー ミノムシ、キャノンメス ー ミノムシ、キャノンオス(1-3ショート) ー RCA、キャノンメス(1-3ショート) ー RCA、
下段左から:フォン ー キャノンメス(1:NC、2:ホット、3:コールド結線-40dB ATT入り)、キャノンオス ー メス、110号 ー キャノンメス、110号 ー キャノンオス
最低限これだけあると保守(メンテナンス)には困らないと思います。
どなたかの参考になりましたら幸いです。