Peter Engh rV3 リモートボリュームコントロ-ル | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

中古で大量に出ていたのでPeter Engh rV3 リモートボリュームコントロ-ルを購入してみました。

パッシブで+4dBのバランスラインをヘッドフォンやイヤピースでモニタができる製品です。

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Peter Engh rV3。ベルトクリップもついて何となくそれっぽい筐体です。
現行のカタログとベルトクリップ内側部分のリベット打ちが逆なので、これは古いのでしょうね。


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これが音量調整つまみ。


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…分解してみるとビックリで、トランスが入っていない!!

以下、思うことを…
1.コネクタ背面で1-3ショートをせずにトランスでバランスを受けたほうが良い。
※電子バランス出力製品の中には1-3ショートを嫌うものがある。

2.バランス受けをしないなら、1-2のみでアッテネータを通す。
※1と同じ理由。

3.600Ω受けを前提として、ヘッドフォンを想定したインピーダンス変換をトランスでしたほうが良い。
※音質に影響を与えない範囲で行う必要あり。SONY MDR-CD900ST(63Ω)を接続すると音量が低すぎます。

と、いうわけで、筐体内に隙間があるので今度内部配線を変えようと思います。
しかし、中古に出るまでこの製品を知りませんでしたが、あればあるで重宝する製品であることは間違いありません。