PSPの液晶パネル解像度 | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

こんなBlog書いていてなんですが、PSPで再生できる動画エンコードに一時期はまっていました。(会社の空き時間で設定を詰めていって、仕事として受けれるレベルまでいけるか試した)
以下は裏をそこまで取っていない情報なのでまぁ、適当に流して下さい(笑)※最新のファームウェアで解消されている部分もあるかもしれません。

1.PSPの液晶パネル解像度

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PSPの液晶パネル解像度は480×272です。16:9の比率に480を合わせると270になるので480×270でないのか?という疑問もありますが、これは16の倍数で割り切れるからこの解像度であるのだと思います。スケーリングする際も計算がしやすいですしね。
※以前は320×240が動画再生の上限で、ファームのバージョンアップで480×272がサポートされた。

2.PSPの再生限界

PSPのゲームは480×272@30fpsでレンダリングされていて、外部出力時は720×480の中に超額縁表示される仕様になっています。(最近は解消されたのかな?)
そして、動画再生の解像度は720×480@30fpsが現在はサポートされています。処理が倍になる59.94pまたは59.94iはサポートされていません。プログレッシブで30フレームが限界です。動画の外部出力時はゲームと違い、フルサイズにスケーリングすることが可能です。
※動画再生の限界は、UMDディスクだけ720×480がサポートされていましたが、上記バージョンアップと合わせて720×480がユーザ側のエンコードファイルでもサポートされるようになった。
※720×480はPSP上ではスケーリング表示されるため、外部出力を前提としないならば、LCDパネル解像度と同じ480×272でエンコードする方が効率的です。実際にPS Store内のゲームプロモーション映像も480×272で製作されているものがあります。

3.PSP動画のエンコード

これはもうエンコーダ次第ということで各自試行錯誤していただくしかない部分なのですが(笑)気をつけなければならないのが、「セーフティという概念を入れるか?」です。CRTで80~85%、FPD(LCD・PDP)で95~97%と言われているセーフティですが、そのままエンコードすると100%表示になるので、クロップするのかしないのかは(エンコード元ファイルの解像度に余裕があるなら)決めておいた方が良いと思います。

その他、59.94iソースを30fpsにどう間引くか?24fpsへの変換、サポートされる輝度・色域(PSPでは16-235でない0-255階調の方が黒浮しない良好な再生が出来る※しかし、あまり沈めると液晶の残像が気になる)など、気にしだすと色々な問題があります(笑)

個人的には、UMDの市販ディスクのAVC圧縮は本当に凄いな、と思いました…。
エンコーダはなんなのでしょうかね?