マルチツールのVICTORINOXとLEATHERMAN | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

もともと、工具は機能一つに特化している物の方が良いと思っていましたが、映像機器保守勤務の時、そこの現場で働く人ほとんどがLEATHERMAN(レザーマン)を持っているという状況があり、その時に、自分も持とうかな、とVICTORINOX(ビクトリノクス)のスイスツールを購入したのがマルチツール(多機能簡易工具)との出会いでした。
この手のツールを本業が使うことに賛否はあるとは思いますが、(否定派だった自分も)使ってみると案外便利で、日常生活でも非常に良く助けられる存在になりました。

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所有しているマルチツール。
上段写真左から、レザーマンPST(ポケット・サバイバル・ツール)ブラックモデル、レザーマン初代ウェーブ20周年記念モデル、レザーマン・ミニツール、レザーマン クランチ、レザーマン チャージTi、ビクトリノクス スイスツール、ビクトリノクス スイスツールスピリット・オランダ軍採用記念モデル、ビクトリノクス スイスツールスピリット通常モデルです。中段段写真の一番左と一番下がレザーマン マイクラ・スナップオンモデルです。重複して所有している物は除いています(笑)

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もちろんケースもあります。(何本持っているんだか…※最多で16本所有していました)


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※持ち歩き用にナイフレスモデル(ヤスリが二つ)に改造してあります。つまり、贅沢に2コ1です。
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1983年発売のバタフライタイプのプライヤを初めて世に送り出した「レザーマンPST」。このモデルがオリジナルで従来のビクトリノクスタイプのマルチナイフにはなかった「フルサイズ・プライヤ」の機能を持っています。※写真のものはブラックモデル。

使用するにつれて、使わない部分があったり、ここは改善してほしいなという点があったり、で何本か渡り歩き、今はVICTORINOXのスイスツール・スピリットに落ち着いています。
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選定条件は、
・大型のハサミがあること(レザーマンは新ウェーブからひどくなったよね…旧ウェーブの方が○)
・先端が尖ったナイフ機能を有さないこと(個人的には使わないから)
・ヤスリがきちんと機能すること(スイスツールのヤスリはひどかった…)
・ツール類にロック機構が設けられていること※1(最近は全製品つきましたね)
ビクトリノクス製品であること(これが一番大事)

です。これにダイヤモンドヤスリがあったら完ぺきなんですけどね。
※1ナイフを握りと垂直にロック出来ると大概の製品は銃刀法に引っかかるので注意してください。ロック機構を有さなくても、マイナスドライバ又は同等品は開錠用具とみなされ場合によっては軽犯罪法違反にもなります。(仕事で使う場合は除外…ですけど、捕まるときはきっと何しても捕まるでしょう)

もともとビクトリノクス製品をこよなく愛しているのですが、スイスツールスピリットが発売されるまでは対抗馬がスイスツールしかなく、妥協でレザーマンを使っていたのです。
※ビクトリノクスに比べると精度・仕上げはレザーマンの方が劣ります。といっても、レザーマンのPST、旧ウェーブやクランチの完成度はものすごいですけどね。新製品はデザインが好みからどんどん遠ざかってしまいました……。
※時系列的に、ビクトリノクスのナイフにプライヤ機能を足したレザーマンの製品をビクトリノクスがパクり返した形になっているのが面白いです。

業務用カメラの船のネジを締めたり、プラスネジを外したり、釘を抜いたり、ボード切り欠いたり、アルミパイプ切断したり、タイラップ切ったり…強電系の方には無用かもしれませんが、弱電を母体とする仕事の方(映像・音響・照明オペレータや弱電保守、弱電施工屋)は状況次第ではツールボックスから道具を取り出すより便利な場合があります。否定派の方も一本持ってみると考え方が変わるかもしれません。

参考リンク:
レザーマン(LEATHERMAN)
http://www.leatherman-japan.com

ビクトリノクス(Victorinox)
http://www.victorinox.co.jp