LEADER 411 NTSCテストシグナルジェネレータ | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

※最初に※
測定器は、定期的に校正に出さないと本来の意味を成しません
また、販売履歴が確かでないとメーカが直接の校正に対応してくれない場合があります。
したがって、本来、中古で購入する様なものでは無い事をご理解願います。

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LEADER 411 NTSCテストシグナルジェネレータを購入しました。
定価が60万という破格のお値段ですので、もちろん中古です。(えっ?最初の文章は??)

なんだかデジャヴな文章ですが、LEADER 5872A NTSCベクトル・ウェーブフォームモニタと同じ序文です…。


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セットアップレベルが7.5%(アメリカ)と0%(日本)の切り替えが出来ますが、自分は未だに7.5%に触れたことがありません…。


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こちらが蓋を開けた写真。1Uといえど、奥行きは業務用デッキと同じ大きさなので写真に収めるのが大変です…。


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こういった機器を開けると自分はまず水晶発振子(クリスタル)を探します(笑)
※なぜかというと回路に関して知識が乏しいからなんですが…
3.6864MHz…映像信号にはなじみがないと思ったらこれはシリアル通信のボーレートのクロック生成に使う水晶発振子の様です。


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14.31818MHz…探していたのはこれです!カラー・バーストサイクルの3.579545MHzの4倍の周波数です。これはD2コンポジットデジタルVTRのサンプリング周波数でもありますね。デジタルで映像信号を扱う際に非常に良く使われる周波数の様です。
ちなみにカラー・バーストサイクルは国道357号でTBSラジオ(954kHz)って昨日覚えました(笑)※筆者は千葉在住なのです。水平同期周波数は15.73426kHz(4.5MHz/286)ですね。これは昔、覚えろと言われた記憶が……。


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今回購入したLEADER 411で5872Aに表示させると完全に田んぼの中心に行かないのです…。※特にCY
うーん、どっちがずれているのか…DVDからカラーバを送出すると田んぼの中に入るのでジェネレータっぽいのですが…そもそもこれらの機材はNTSCの勉強用なのでそこまで本気でないので校正に出すか迷っています…。
※勉強用と書きましたが、実際にピュアなNTSCというものはジェネレータ以外で作り出すことがほとんど不可能なのです。マルチ・バースト信号やモノスコープ信号などはジェネレータでないと不可能です