色成分の周波数特性比較チャート | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

色成分の周波数特性比較チャートです。

詳細は以下のグラスバレイ(旧トムソン・カノープス)の記事を参照にして下さい。

接続の違いによるDV表示画質の違い
https://pro.grassvalley.jp/catalog/advc/advc300_d1.htm

要は、グリーン100%とマゼンタ100%を交互に表示させて、モニタの色成分の周波数特性を見よう!という話です。グリーンとマゼンタがの色が区別できず、灰色になってしまったらそれは色成分の周波数特性が低いということです。

イメージ 1

これはSDでは限界と思われる3ピクセル・バーストです。
※目がチカチカするので長時間眺めないで下さい…。
(720×480にしてありますので圧縮なしで外部出力プレビューが可能なノンリニアソフトをもっている方はタイムラインに乗せて、モニタで確認してみてください。)

イメージ 5

ベクトルスコープで見るとこんな感じになります。

上記リンクのテストチャートはJPEGで恐らく試験に使ったものとは別物ですので今回、適性レベルで勝手に作り直しました

結果ですが、450TV以上の解像度を持つモニタで、コンポーネント接続を行った場合に3ピクセル・バーストの判別が付きます
※DV圧縮では圧縮の都合上、4ピクセルが限界です。

このチャートをDVDに焼いて、コンポジット接続とY/C接続の比較や、アップコンバータの性能比較などに使用してみてください。
個人的に大変興味深かったのが、近年のDVDプレーヤに搭載されている1080p内部アップコンバートの機能を使用し、このチャートがどう映るかです。コンポジ接続でのアップコンバータなどと比較にならない結果が出ますので是非お試しあれ。(筆者はPS3で試しました)

おまけ

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4ピクセル・バースト

イメージ 3

5ピクセル・バースト

イメージ 4

6ピクセル・バースト

フォトショップでレイヤ付きで作成したものをここにアップしました。アップロードファイルの制限上、PSDファイルではなくPDFファイルになっていますが、フォトショップでそのまま開けます。
※Adobe Readerではちゃんと開けません。