慧眼は | ホーリードッグのブログ

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と散歩にて (Holly Dog)

この栃木戦と2勝目になった山口戦で、ようやく先発で安藤と寺沼を併用するようになって、チームの状態は少し改善してきたように見える。それまではずっと落合をトップ下に置いた安藤か寺沼の1トップだった。

多くのサポやファンが、1トップはやめろ、2トップの4-4-2の方が期待が持てる、という声を上げていたと思うが、監督は頑なに同じことを続けた。

 

落合への期待や試行錯誤や、外からは窺い知れないチーム内の事情などあったのかもしれないが、良い結果が出ていないシステムを10試合程続けたままにする監督の能力に疑問を抱かざるを得なかった。

 

この栃木戦、いつもの1トップではないなと感じたけれど、4-4-2の2トップなのか……、自分はシステムの正確なところは判然とはしなかった。

後の評などで、4-4-2と明記しているのが大方で、やっぱりそうだったんだな合点した。

 

後半10分ぐらい、寺沼が前で安藤が中盤に引いている、そりゃあシステムが4-4-2だろうとどうだろうと、試合の中で流れの中で、ポジションが流動的に動くのはサッカーとして当たりまえのこと、しかし立ち帰る芯として基としてのシステムは、やはりそのチームその試合の性格を色づけるものだろう。

監督に慧眼があるか、ここはやはり肝に銘じておきたいところだ。

 

その時間のあたりで、長井のミドルシュートが惜しくもバーに当たってしまうのがあった。

勝った(くどい、笑)山口戦では同じようなペナルティエリアの外からゴールを決めている(リフレクションはあったものだが、雨のピッチでとにかくシュート打つ姿勢が素晴らしい結果を生んだ)。

長井がシュートを打つと期待が持てる、長井のミドルシュートは何事か起きる期待で胸が躍る。

これは水戸ファン衆目の一致する想いと言ってよいだろう。

 

──2試合分混ぜこぜで、つづく。