ゼリツィン®︎エリクサーStory(15)大自然のエネルギーはネコちゃんワンちゃんにも大人気!」の続きです♪(まとめ記事はこちら

 

 

 

 

2017年6月の日本初上陸以来、とても順調に広がり盛り上がりをみせていたゼリツィン®︎エリクサー♪ 

 

 

輸入手続きも順調ですっかり安心しきっていたその年の秋のこと。

 

 

日通さんから連絡があり、ドイツからの荷が成田税関でストップしているとのこと!!ガーン

 

税関担当者から突然、「これは雑貨ではない。お酒ではないのか?」との物言いがつき、正しい税番を記載した書面なしには通関させないと言い出したのです!ガーンガーン

 

 

「え!?だって今まで何回も雑貨で通関してましたよね?」と伝えても、まったく相手にしてもらえず書面を出せの一点張り。口頭で事前教示を受けた東京税関に対し、当時の担当者の名前を出して交渉するも、その担当者は私は知りませんとばかりに逃げてばかり・・・。

 

 

電話ではラチがあかないので東京税関を訪れて、じゃあ一体どうすれば良いのかと尋ねました。税関の答えは「新しく税番をふって書面での事前教示を出すので、製造方法、原材料その他の詳細な資料、商品のサンプルを提出してください」とのことでした。

 

 

(⇧その際にとっさに税関に提出したのがこのエリクサー:ブッへ&インディゴライト)

 

 

エリザベートさんにも事情を話して協力してもらい、言われた通り資料を提出するも、1ヶ月経ってもなんの返事もないので、また問い合わせると「保存料のブランデーの原材料の資料や、アルコール分のVOLパーセンテージの正確な情報、○○の資料、〇〇の資料も必要です」とのこと。

 

 

「え!?じゃあ、最初から言ってくれれば用意しておいたのに・・・」とは思いましたが、これも言われた通りに苦労して資料を集めて提出。こちらは別に脱税したい訳ではなく、お酒という判断ならちゃんとその分の関税は払いますから、とにかく早く通関させて欲しいと伝えました。

 

 

するとまた2週間も経ってから連絡があり、「保存料がブランデーという証拠は?とか、ブランデーの原材料は? その資料は?」とか言ってくる。。。えーん 

 

 

さすがに呆れて、「ブランデーの原材料って。。。ブドウに決まってますよね・・・?」というと、「そのブランデーが絶対にブドウからできているという証拠を出せ」ときました!!アセアセ もはやイチャモンレベル!そもそもエリザベートさんがブランデーまで手作りしてる訳ないでしょー!おーっ!あせる

 

 

この時点で輸入がストップして2ヶ月半が経過。手元の在庫も尽きてきて販売もストップしている状態。会社の存続にも関わってくる大ピンチ!!

 

 

 

 

普段はかなり温厚な私ですが、さすがにこの時ばかりはキレちゃいました!ゲラゲラ 

 

 

エリザベートさんがゼリツィン®︎に使用しているブランデーの製造元の資料と、ドイツでのブランデーの定義の資料に丁寧に日本語訳までつけて、これまでの口頭での事前教示から始まった理不尽な対応に対して猛然と抗議したところ、1週間後にあっさり税番がふられました。。。 なんだったんだ一体。。。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

こうしてようやく無事に税番がふられ、高い関税を支払い、3ヶ月ぶりに無事にゼリツィン®︎を入荷することができましたキラキラ 

 

 

一方で、税関とのやりとりの間に、おそらく今後は雑貨ではなくお酒として通関することが予想できたので、これまたエリザベートと相談して、日本向けのゼリツィン®︎をアルコールフリーにすることに決め、並行してこちらの税番も事前教示に出して書面をとっておきましたグッ

 

 

お酒として輸入することになったら、今まで無料だった輸入関税がなんと26%に!そうなったら皆さんにへの販売価格を大幅に値上げすることになってしまいます。 

 

 

一般的には輸入業をやる場合、現地での原価に輸入コストがかかって日本に到着した時の輸入原価は2−3倍に。さらに、国内販売は輸入原価の3倍以上の値段をつけないと経営が厳しくなるのですが、

 

私が経営しているゼリツィン®︎エリクサージャパンは、なんと2倍くらいの価格設定でやりくりしているので、輸入関税が上がると値上げする以外ありません。それを避けるためのアルコールフリー版への変更でした。

 

 

税関とのやりとりの3ヶ月はフラフラになり、仕様変更に合わせてラベルを新しくしたりりと大変でしたが、結果的にはアルコールが入らなくなって赤ちゃんやペットにも安心して使えるようになったので、今となっては結果オーライだった思っています♪ゲラゲラ 

 

(アルコール入りとアルコールフリーでは、ほんの少しエネルギーの響き方が違います。アルコール入りのほうが重く肉体に浸透しやすい感じ。無しのほうが軽く微細なエネルギー面に響きやすいと感じます)

 

 

ちなみに、私がサンプルとして提出した「ブッへ&インディゴライト」のエリクサーには、「未知なるものを受け入れる寛容さをもたらす」という作用があります(笑) まさに、税関の人たちに必要そうなエリクサーを無意識に選んでたみたいです。ゲラゲラ

 

 

→ 「ゼリツィン®︎エリクサーStory(17)いつかエリザベートさんを日本にお呼びしたい!!」に続く。(まとめ記事はこちら