セラミックとコンポジットレジンの利点欠点 | 病気を改善する、健康を増進する歯科治療

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セラミックとコンポジットレジンの利点欠点についてまとめます

セラミックとコンポジットレジンの利点欠点のポイント以下にあげます
1、硬さ、削れにくさ(耐摩耗性・耐久性)
2、噛みあう相手の歯を削る度合い
3、歯肉に対するやさしさ
4、見た目の美しさ(審美性)
5、着色しやすさ(色調の安定性)
6、コスト
7、過不足なく詰め物ができるか(精度)
 
 
まずは1、硬さ、削れにくさ です。
 
セラミック◎、  コンポジットレジン(保険外)○、  コンポジットレジン(保険)△
 
保険のコンポジットレジンは摩耗して減ってゆきます。ですから定期的な詰め直しが必要です。
 
保険外のコンポジットレジンはメーカーによって差はありますが摩耗しずらく長持ちします。
 
セラミックは数種類ありそれぞれ硬さに違いがあります。
 a、長石系(セレック) 自然な歯と同等な固さがあるので歯と同じように摩耗します。強度(割れにくさ)は△で破損することがあります。
 b、ガラス系(E-max) 摩耗する度合いは多少あります。長石系より耐久性があります。強度は〇で長石系より丈夫です。
 c、ジルコニア系 摩耗はほとんどしません。強度は◎で非常に丈夫です。硬すぎるきらいがあります。噛む力が強い方の奥歯にお勧めです
 
以上です
次回は 2、噛みあう相手の歯を削る度合い について解説します。 実は噛みあう相手を削ってしまう度合いは素材の硬さとは関係なかったりします。硬いセラミックは相手の歯を削ってしまうというのが半ば常識のようになっていますが、貴方もそう思っていませんでしたか?実は違うのです。次回はそれについてお話しします。