赤ちゃんの湿疹とステロイド2 リライト | 代替医療師Vanillaのブログ

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健康でいるのも、きれいでいるのもあきらめたくない! シンガポールにて、日々精進。

みなさん こんにちは キラキラ

 

ダイエットコーチング もしている 代替医療師Vanilla です

 

 

さて 前回に続きまして 赤ちゃんの湿疹についての 考察です

 

これは 以前書いたものに加筆していく形のリライトになります爆  笑

 

こっち 赤ちゃんの湿疹とステロイド 1

 

前から 引き続いて 質問 症例などで

 

どうして そうなるのか はてなマーク を 一緒に考えてみましょう

 

 

 

そして 前回書いた『自分の主観』 を理解しておきましょう

 

これ→ そのグレイは 陰なのか? 陽なのか? 主観とは

 

 

ちょっとだけ 抜粋すると ****

 

極端な話 どんな状態の皮膚の状態を 「ひどい」と

 

表現するのかも 主観です・・・

 

本人が どれくらいの症状を 「大丈夫」 と思うのかも

 

主観です。

 

そして その 「大丈夫」という安心を 引き出すのは 

 

認識の伴った経験です。

 

真っ黒も 真っ白も 知っているほど その閾値(いきち)が

 

あがります(「大丈夫」と思うレベルがあがるってこと)

 

お母さんの または きれいでいたい年代の 

 

症状の「ひどさ」の閾値(いきち)は とても低いものです

 

それは 当たり前でもあるんだけどね ショック

 

まさに 苦しい症状の渦中にいると 自分の許容の狭さに

 

気がつくことはありません 

 

さて 治療家と 症状に苦しむ両者の この辺の

 

基準のすり合わせが必要だし そこを意識しておいたほうが

 

治療の過程で いい目安というか どういうアプローチを

 

すればいいのかの 指標になります

 

 

難しいかなぁ・・・・あせる

 

さっそく よくありがちな 症例を ひとつみてます

 

例1)

 

★ 生後2カ月の女の子。

生後2週間ことから湿疹が出来はじめ、皮膚科を受診。

乳児湿疹との診断。

 

ロコイドとワセリンを処方され、塗ったところ

次の日には見事にきれいになりました。

しかし、一週間もすると、以前ほど酷くはないものの、

赤や無色透明の細かい湿疹がたくさんでてきました。 

そこから2年近く、一週間に一度だけロコイドを薄く塗り

週6日はワセリンで過ごしています。繰り返しです。 

2年間も治らないことに、不安なのと

こんなにダラダラとステロイドを使うと何か副作用があるのではないかと

いまさらながら心配になってきました。

 

また、ワセリンを1日に5回ほど塗っているのですが、

これはまた何か肌に悪い影響を与えることになりますか?

 

ステロイドは、湿疹がひいても何日か塗るという意見と、

酷くなった時だけ塗るという意見とありますが

どちらが正しい使用方法なのでしょうか? 

 

*******

 

 

さて ロコイド軟膏は 赤ちゃんに 非常によく処方される ステロイドで

 

ヒドロコルチゾン酪酸エステル という 比較的マイルドなステロイドです

 

まぁマイルドであろうが なかろうが やる仕事は一緒です

 

一般的にどう紹介されているかというと

 

こっち くすりのしおり ロコイド軟膏

 

わかりやすく 説明をいっしょに読んでみましょう

 

どんな働きがあるのでしょう はてなマーク

 

腎臓の上部にある副腎から分泌される副腎皮質ホルモンの1つです。

 

つまり ステロイドの入った軟膏ですね

 

 

ステロイドの おもな 仕事は

 

★ 免疫反応抑制 や、

 

★ 炭水化物の代謝、タンパク質の異化(アミノ酸分子に分解する)、中性脂肪の分解などの働きをします。

 

ですから 薬として服用すると、

 

まずは

 

免疫力を抑制することで 体内の炎症を抑える作用があるのよ

 

炎症がおさまるのは 免疫力の発動を抑えるから !! びっくり なの

 

この意味を しっかりわかっていて欲しいです。

 

決して 免疫があがったわけではありません・・・・滝汗

 

逆だからねー 

 

つまり 免疫を落として 炎症をおこせないように することで

 

炎症が 鎮まるのです 滝汗

 

 

そして 必ず使用説明書に書いてあることに

 

『ただし、副作用も多いので、服用の際は医師の指示に従って用いることが絶対です。

 

自己判断で服用をやめたりすると、症状がぶり返したり、

 

さらに悪くなったりする可能性があります。』

 

 

はい。副作用が多いのです。間違いありません。

 

でも ここでは とにかく やめることがまずい という印象を

 

受けるような説明になっています・・・・

 

ステロイドをやめることで 症状がぶり返すのは 

 

体の自然な反応で 

 

免疫の働きが戻り 健全な機能を起こしているということです

 

なので 『健康』という基準でいえば 「さらに悪くなったりする」

 

のではなく その症状は 治癒へむけての ステップを踏んでいるにすぎない と

 

表現するほうが 健康のことを 考えれば ふさわしいと思いますわ

 

 

さて では どういう副作用があるのか というと こんな風に

 

説明されていますねー

 

●易感染性
免疫力が低下するため、風邪やインフルエンザなどに罹りやすくなります。これは、もともとステロイドのもつ効能なのですが、その効能が強く出てしまうことがあります。手洗い、うがい、マスクの着用や人ごみに入らないなどして予防します。

 

>>> そうです。。。免疫が下がる。

 

すなわち 外敵と戦う力は下がるのですから 

 

真菌 や 細菌、ウィルスなど 

 

いろいろな感染症にかかる確率はあがります。 

 

 

本当は この言い方にも 語弊があると 私は思っていますが

 

まぁ 「強いパワフルな菌に対抗する力が 失われる」、と

 

いうことで まずは 理解しておいて欲しいな

 

手洗い、うがい、マスクの着用とまで書いてありますからね ビックリマーク



●血栓症
血小板(出血を止める働きをする)の働きが活発になるので、血管内で血液が固まって血栓症などを引き起こしてしまうことがあります。静脈のトラブルなどがよく報告されています。

 

>>> これは・・・結構 論文でも発表されておりましたねぇ

 

これ→ 全身性ステロイドによる静脈血栓塞栓症リスク上昇

 

もちろん これは 「全身性のものだから」、ですとか 「全部の

 

ステロイド使用には 当てはまらないですからね」的な言い方も

 

されてはおりますが・・・・さて その辺は どう思うかな

 

勉強された方は なぜ 血管が詰まっていくのか・・の理由は

 

もう知っているでしょう?

 

血小板だけの問題じゃない。脂質代謝産物の 問題ですわね

 

 

私は ステロイドの常用は やっぱり応援しない派

 

だと はっきりさせておきます。



●精神症状
軽度の不眠症や鬱になる場合があります。

 

>>> はい。そもそも ステロイドというのは 抗ストレスホルモンです

 

体にとって 炎症も ストレスだし 心の悩みも ストレス

 

こういった ステレスに対して 抑える働きをするのが ステロイドです

 

それが 効かなくなっていくのですから もちろん 躁鬱の状態も

 

付随して起こります。。。。涙

 



●これらは、ステロイド薬の服用を減らしたり、中止することで改善することができます。

 

>>> ここは、いいえ。です。

 

減らすまでの 前に どれくらい使ったのか

 

中止をおこすのは どれだけ使った後なのか で

 

当然ですが 改善にすぐには 向かいません

 

もちろん やめることで 改善に向かっていきますが

 

その途中は 症状として炎症が現れることを 上で説明したように

 

忘れてはなりません・・・・

 

突然やめる その前に 肝臓だとか 腎臓 また脾臓のケアも

 

とても大事です・・・・

 

この説明では、

 

最初の部分では すぐにやめないように と 書いているのに

 

こうやって 悪い影響の副作用が出ても やめれば 大丈夫 と

 

相対することが 書いてあって 驚きますよね 滝汗

 

そして こういう 注意書きで 締められております。

 

使用上の注意として:

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。鼓膜に穿孔がある湿疹性外耳道炎、細菌や真菌などの皮膚感染症、潰瘍、熱傷・凍傷がある。
  • 妊娠または授乳中

ただし、長期間ステロイド薬を服用していると、副腎から本来分泌されているホルモンが分泌されていない状態になり、その状態でステロイド薬の服用をやめてしまうと体内のホルモンバランスが崩れて、吐き気や血圧の低下を招くことがあります(これをステロイド離脱症候群といいます)。必ず医師に相談して、対処する必要があります。

 

>>>はっきり書いてありますね・・・でも吐き気や血圧の低下だけではすみません・・・・。



・また、全員に副作用が現れるわけでなく、薬の量や服用期間などによるということを念頭に置いてくださいね。 

 

>>>>ここ!!!すごい言い逃れで悲しくなるなぁ えーん「副作用は全員にはでませんよ、薬の量が多い人や、服用期間が長い人は仕方ありませんけれどね。。え だって あなたは 長く使ってきたのですよね。副作用が出ないとは書いていないじゃないですか」とか そんな感じでしょうかねおーっ!



・ステロイドが身体に悪いという説もありますが、ロコイドのように皮膚に塗る薬は、基本的にステロイドが強くない上、部分的な副作用の可能性はありますが、全身の副作用はまず出ないといえます。

 

>>> これは ー ゲロー 

 

「部分的には出るかもですよ。全身はまぁ ないかなぁ ゼロではないかも」

 

みたいな 叫び これは 本当に間違いです

 

ステロイドによって 代謝経路は変わりますから 全身に影響が出ます

 

 

 

・何度も申し上げますが、症状が落ち着いてきたからと言って、安易に使用をやめてはいけません。

 

>>> うーむ。すくなくとも 症状が落ち着いたら せめてそこでやめましょう。塗れば塗るほど その後の離脱は 難解になるだけです

 

 

 

・アトピー患者の入院原因を調査したところ、ステロイドの副作用による入院よりも、脱ステロイド療法による入院件数のほうが、約20倍多かったのです。

 

>>> うーむ。。。副作用で起きていることが どれだけ多くの疾患なのか

 

ここでは 全く触れられていないことがひとつ。 

 

また 脱ステそのものが ステロイドを使ったことの弊害 

 

副作用ではないですか はてなマーク 使わなければ 脱ステもないのですー

 

この調査そのものも どんな質問をすることで どういうグループの患者たちに

 

回答を得たのか また何を基準したのかも明記されておりませぬ。。 

 

 

 

まぁ ここで やっと この女の子の皮膚疾患のことに

 

話を戻せば・・・・

 

「塗って きれいになったかも」 というのも すぐに また

 

ぶりかえすのが 当たり前だと 思っていていいでしょう

 

これには なぜなのか?の機序がありますが 今回の記事では

 

詳しくは触れません (また長〜くなりますので 汗あせる

 

すごーく 簡潔にまとめてみれば 

 

繰り返して書くなら ステロイドの働きは

 

1 免疫反応抑制 や、

 

2 炭水化物の代謝、タンパク質の異化(アミノ酸分子に分解する)、中性脂肪分解などの働き

 

です。

 

つまり

 

ステロイドで 免疫抑制し 炎症は一時 おさまる

 

ステロイドで 同時に 糖の代謝経路に変化。

 

なぜかというと ストレスを おさえるには 

 

エネルギー量を 増やさないとならないからね

 

血糖値をあげても もし糖の代謝がおいつかない または

 

足りない・できない場合には コルチゾール(ステロイド)によって

 

エネルギー生産のための糖の代謝が変わり 材料が 

 

糖から 脂肪とタンパク質に

 

変わります。

 

体内の あちこちから 脂肪とタンパク質を引き抜きます

 

結果として エネルギーに使われなかったもの つまり

 

血中には もちろん 材料に使われにくい種類の脂肪酸と

 

余剰のアミノ酸が 遊離(存在)します。。。

 

 

お母さんからの母乳 つまり お母さんの食べたもの

 

によっては この母乳を作る脂肪酸の種類が 炎症を引き起こしやすい

 

これが 現代の健康オタクたちの実態です

 

(オメガ3、6の問題)

 

ステロイドで 皮膚表面と また 腸壁という 体の一番の外壁である

 

粘膜を破壊し

 

脂肪酸の排泄場所である その皮膚と腸 は炎症で壊れてしまうのよ

 

これが アトピー性皮膚炎です・・・・

 

 

つまり ステロイドで ぶり返し 皮膚が壊れている人は

 

同時に 腸の状態も ぼろぼろです。

 

また もう一つの大きな排泄器官である 肺の粘膜もね・・・

 

どうでしょうか 難しいかな・・・ 汗滝汗

 

 

「ステロイドは 塗ってきたことはありません

 

どうして 乳児湿疹が治らないのでしょう はてなマーク

 

の 答が まさに ここ 2番 にあるのです

 

ステロイドを塗っていなくても もしお母さんの

 

エネルギーの代謝の経路が 糖でなければ

 

これと同じことが起きるでしょう?

 

 

お母さんからの母乳 つまり食事が 大きく作用しています

 

また お腹の中にいたときに 何をお母さんからもらったのかなのです

 

だって 脂質は体のあちこちを 作っていて なお

 

その脂質には 飽和とか 不飽和とかの種類があるってことよ えーん

 

赤ちゃんの 体が どんな脂質で作られているのかはてなマーク

 

 

むむむ 長くなりすぎました

 

ワセリンのことなどにも また続きます

 

 

続く

 

 

Love Vani おとめ座

 

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