映画オペラ座の怪人」4Kデジタルマスター版 | ほくとの気ままなブログ

ほくとの気ままなブログ

ブログの説明を入力します。

 

4Kデジタルマスター版

映画「オペラ座の怪人」

 

 

2004年 アメリカ・イギリス143分 

 

<監督>

ジョエル・シュマッカー

<脚本>

ジョエル・シュマッカー、アンドリュー・ロイド・ウェバ

<音楽>

アンドリュー・ロイド・ウェバー

<原作>

ガルトン・ルルー:オペラ座の怪人

<キャスト>

ジェラルド・バトラー、

エミー・ロッサム、

パトリック・ウィルソン、

ミランダ・リチャードソン、

ミニードライヴァー、

キアラン・ハインズ、

サイモン・キャロウ、

ジェニファー・エリソン、

ケヴィン・マクナリー

 

<内容>

「キャッツ」「エビータ」などの大ヒットミュージカルを生みだした作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、ガストン・ルルーの小説をもとに手がけたミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化

ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本に参加し、「バットマン フォーエヴァー」「フォーン・ブース」のジョエル・シュマッカー監督がメガホンをとった。

19世紀のパリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントム(ジェラルド・バトラー)の仕業とされる奇怪な事件が続いていた。

リハーサル中に起こった事故をきっかけにプリマドンナの代役を務めることになった若きオペラ歌手のクリスティーヌ(エミー・ロッサム)は、初主演となったその舞台で喝采を浴び、幼なじみの青年貴族ラウルとも再会を果たす。

クリスティーヌに才能を見いだしたファントムは、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを亡き父親が授けてくれた「音楽の天使」と信じ、プリマドンナへと成長する。

ラウル(パトリック・ウィルソン)に愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくクリスティーヌだったが、ある時、ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。

ファントムをジェラルド・バトラー、クリスティーヌをエミー・ロッサム、ラウルをパトリック・ウィルソンが演じ、ミュージカルシーンの歌唱もすべて本人が担当。

スワロフスキー・クリスタル製のシャンデリアをはじめとした豪華絢爛な美術と衣装や装置なども見どころで、アカデミー賞では撮影賞、美術賞、歌曲賞にノミネートされた。日本では2005年1月に公開され、興行収入42億円の大ヒットを記録した。

2024年6月、20周年を記念して4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。

(映画COM、一部修正)

 

 

***********************

(ネタバレ映像あり 要注意)

 

 

あの感動をもう一度!

待ちわびていたミュージカル作品の一つ。

その感動を最大限に味わうべく、お江戸の映画館に参上!

6月22日Tohoシネマズ日比谷の大画面で、そしてオペラ座の怪人の世界に浸るために奮発して「プレミアボックスシート」で鑑賞してまいりました。

 

(↑画像お借りしました)

 

このシート両隣気にならないのでまじ良かったです。プラス1000円の価値ありでした。

 

アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカル版の映画化

ちなみに、「オペラ座の怪人」の物語は今作品を含め9作品映画化されていたと思います。

 

 

今作品は20年前の公開当時、衝撃を受けたミュージカル作品。

午前十時の映画祭などでぜひ再上映して欲しいと待ち焦がれていたミュージカル作品の一つが今回なんと、4Kデジタルマスターで上映される歓び勇んで劇場へ。

ストーリー展開、

絢爛豪華な装飾、

そして俳優陣の歌声、

名曲の数々、

すべてにおいてミュージカル映画としての「オペラ座の怪人」を満喫できること間違いないでしょう。

 

 

圧巻の冒頭シーン

公開当時、最初から稲妻を全身に浴びせさせられるような衝撃を受け、一気に作品の世界のなかに引きずり込まれた記憶が残っております。

 

冒頭モノクロ映像で映し出される1919年の荒れ果てたオペラ座内でのオークションシーン。

年老いたラウル子爵は、出展品である猿の形をした張り子のオルゴールを、激しい競りの末に競り落とす。

その相手は、黒いドレスに身を包んだマダム・ジリー。

二人は意味ありげにお互い目配せする。

競売人は次に、荒廃したシャンデリアを紹介する。

 

「このシャンデリアはオペラ座の怪人によるあの奇妙な出来事・・・・」

 

そこから一気に場面が変わる。

 

荒廃したシャンデリアは輝きを取り戻し、

屋根の元の位置にゆっくりと上昇し、

オペラ座内部を灯しているろうそくの灯がモノクロ映像からカラー映像に変わっていく。

 

そこは1870年の華麗なるオペラ座。

 

バックに流れる音楽はもちろん

テーマ曲「Phantom of the Opera 」

 

 

もうここで鳥肌もの。

 

 

 

 

オペラ座の怪人 | 今日もこむらがえり - 本と映画とお楽しみの記録 -

 

そして、歌姫クリスティーヌがファントムの隠れ家に誘われるあのシーンあの歌声。

 

 

やはりミュージカルの舞台では作りえない、映画ならではの背景は圧巻。

他にも色々と眼に耳に焼き付いているシーンや楽曲は多々ありますが、この2つのシーンはやはり格別ですね。

 

 

親にも捨てられ本当の愛を知らない怪人ファントムの物語

 

 

なぜ彼がオペラ座に潜むようになったのかなどミステリアスな部分も含め、歌姫クリスティーヌと幼馴みの恋人ラウル、そしてオペラ座の怪人ファントム、マダム・ジリーが中心となって繰り広げられる物語。

 

ストーリー展開が良いのはもちろんですが、とにかくどの楽曲も素晴らしく絢爛豪華な装飾がこれまた見応えあり。

 

あっという間の約2時間30分。

いやぁ~お江戸の映画館の大画面で、20年前の感動にまた浸ることができた最高の一日でした(午後には異なるミュージカル映画をみたのでした)。

またいつかぜひとも映画館で観たいですね。

 

あれこれ解説するよりも、やはり作品を観ていただき、感じていただくのがよろしいかと・・・。

 

5点満点中4.3

(画像すべてお借りしました)