映画PS1黄金の河 | ほくとの気ままなブログ

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映画PS1黄金の河

(原題:Ponniyin Selvan)

 

 

2022年 インド 167分

 

<監督>

マニ・ラトナム

<キャスト>

ビクラム、

アイシュワリヤー・ラーイ、

カールティ、

トリシャー・クリシュナン、

ジェヤム・ラビ

 

 

<内容>

1950年代に発表されインドでベストセラーとなった歴史小説Ponniyin Selvan(ポンニ河の息子)」を映画化した大河ドラマ2部作の前編。

 

10世紀のインド南部タミル地方に実在したチョーラ王朝宮廷に渦巻く愛憎と陰謀、国の存亡をかけた戦いの行方を、絢爛豪華な舞踊や壮大なスケールの戦闘を盛り込みながら圧倒的映像美で描き出す。

 

The last time I write about Ponniyin Selvan

 

10世紀、南インドではチョーラ王朝が繁栄を極めていた。

しかし王が病に倒れると、臣下たちは王の息子ではなく従弟を次期国王に擁立しようと画策。

2人の王子が領土拡大のためそれぞれ北方と南方で戦う一方、聡明な王女は父とともに都に残る。

 

Ponniyin Selvan: Part One' Review: Faithful Rendering of ...

 

やがて不穏な動きを察知した3人はこれに対抗するべく密使を送ることを決め、密使として選ばれた若く陽気な騎士デーバンは壮大な旅に出る。


出演は「マッスル 踊る稲妻」のビクラム、「ロボット」のアイシュワリヤー・ラーイ、「囚人ディリ」のカールティ。「ボンベイ」のマニ・ラトナム監督がメガホンをとった。

 

(映画COM)

 

**********************

 

 

70年間待望されてきたインド究極の映像絵巻が、いま世界に解き放たれる!

この大河に溺れよ!

 

 

ー壮大な歴史に渦巻く愛憎そして陰謀ー

 

70年の時を経てインド:タミル語圏の悲願ともいえる超大作の、めくるめく映像世界を劇場で体感するときがやってきた!

 

 

もうこの前編パート1を観たからには、早くパート2後編が観たい~!!

6月14日公開予定の「PS2」が楽しみであります。

 

 

5月18日相鉄ムービルにて鑑賞。

この作品は2部作になっています。

あのインド映画「バーフバリ」と同じですね。

南インドに実際存在していた、チョーラ王朝の中に渦巻く権力争いと復讐劇おりなす壮大な大河ドラマ。

大河ドラマと言ったら、現在放送中のNHK「光る君へ」の中でも起きる権力争いは共通しているのかもしれません。

 

いやぁ~なかなかでしたよ。

2部作なので、後半を観た後にまたしっかりとレヴューしたいと思いますが軽く感想です。

 

 

 

これから観る方は一応、公式サイトで予習はしておきましょう。

インドのムガール帝国は知っていても、チョーラ王朝なんて知りませんでした。そしてとにかく地理的なこと、人物の相関関係など情報量が多いのです。

しかもそこにでてくるキャストの名前も長かったり、その相関関係に頭が整理されないまま進行するのです。

 

 

また今回の登場人物、とくに男優が凄く特徴ある感じでもないので、同じ顔に見えてしまったのでした。

もちろん途中からは、まぁ落ち着いて少しは追いかけることはできましたけれどw

ですから、さっとだけでも予習はしておくほうがより楽しめるでしょうただ、予習しても少々混乱するのかも・・。

 

 

 

今作品も戦闘シーンや戦いのシーンなど、映画「バーフバリ」「RRR]のように荒唐無稽ある意味ぶっ飛び、振り切ったアクションがあるかと思いきや、けっこうそれらの作品に比べると地味?正統派?のアクション映像で落ち着いていました。

しかし、迫力があって見応えあるアクションであることは間違えなしです。

RRRとかバーフバリと比べてはいけませんねw

ですから、インド映画のぶっ飛んだアクションを期待すると少し裏切られるかもしれませんね。

 

 

 

ただしこれらは、日本人の私が見た感想。

この物語はインドでベストセラーになった小説のようですから、それぞれの国の位置関係、そして登場人物などは南インドの方々だったら、まったく問題ないのかもしれません。

 

Ponniyin Selvan 2' Review: Aishwarya Rai & Vikram Are Epic ...

 

その壮大な歴史絵巻であるために、なかなか映像作品として製作されることが困難だったようです。

あの「指輪物語」ロードオブザリングと同じだったのかもしれません。

南インドの方々にとっては待ちに待った作品のようなので、万人に支持されるようなシナリオというより、タミル語圏のタミル語映画で突っ走って製作された熱を感じます。

世界規模でのヒットとか、そんなの関係ねぇ~でしょうw

 

Ponniyin Selvan: Part Two' Review: Crams Too Much Into Two Parts

 

 

とにかく、家督争いやドロドロトした男女の関係からの復讐劇など、色々なテイストが入り組んで進行する物語。

アクション以外でもミステリアスでサスペンスタッチなど、これまた色々な期待ができます。

 

この作品の主人公は後のチョーラ朝の英雄ラージャラージャ1世ではあるのでしょうが、このパート1ではその限りではなく、女性を含めた複数が主人公的な感じになっています、

 

 

その女性ですが、相変わらず女優の方のお奇麗な事!

今作品は特に素晴らしい。

 

Nasser 'felt bad' about short role in Ponniyin Selvan I ...

 

 

 

なんといっても復讐に燃える人物演じるアイシュワリヤー・ラーイさんは、なんとミスワールドになったかたですからね。

この作品の時49歳くらいですが、まったくその年には見えません。

美しい~!

釘付けです。

 

 

 

とにかくスケール感が大きい映画で、続きが早く観たくなる終わり方でした。

劇場へ急ぎましょうw

 

5点満点中3.9