来日25周年公演「リバーダンス」
24年ぶりのリバーダンスの舞台に
感動の嵐!!!
リバーダンス、日本初演から25周年記念公演。前回から9年ぶりの来日。
私はというと、日本初公演の1999年、そして2000年公演観劇からなんと24年ぶり!
そのころはスマホなんてまだない時代w。
いやぁ~本当に久しぶりです。
長らくお待ちしておりました。
お待ちし過ぎたかもしれません。
途中の来日公演は、来日していたことすら知らず見落としていたのです。
今回も危うく見落とすところでしたから・・。
5月11日(土)東京ドームシティは熱気にあふれていた!
久しぶりのお江戸、緊張しながら水道橋に11時には到着。
開場12時・開演13時のスケジュールだったので、その前に食事してからと少々ゆったり目のスケジュール。
ホール側の東京ドームのほうでは、何やらものすごい長蛇の列ができていました。野球の試合にしては若者ばかり。
あとで分かったのですが、どうも乃木坂48の卒業コンサートがあったようです。夕方からのコンサートなのに、当日券を目当てだったのでしょうね。やはりアイドルフアンのパワーは侮れませんね。
でもこっちも負けませんよ。
東京ドームシティホール、2階S席にスタンバイ。予約する時にアリーナ席にしようかとも思ったのですが、フラットで舞台を見るには少々見上げる感じになりそうだったので、まぁ2階席で正解でしょうか。
開演時間が迫ってきます。
私の席のまわりでは、たぶんリピータかな?年配御夫婦などはなにやら以前鑑賞時の話などしている、また若者のグループでは、
「ストーリーあるのかな?」
「途中休憩は?」
などの会話が聞こえてくる。
初鑑賞の方やリピーター、私のように超久しぶりの方などそれぞれが期待を高めます。
場内が暗転し、ステージの背景に映し出される映像は昔より格段に美しくなっている。そりゃそうでしょ24年も経過しているのだから、
その時と演目は違っているのかな?など頭の中をよぎる。
しかし独得のケルト音楽が流れダンサーが登場する。
そしてアイリッシュダンスのステップ・・・
もうその瞬間にリバーダンスの世界に引き込まれてしまいました。
24年前の感動が蘇ったのと同時に、また再会できたことへの喜びで、じわーっと目頭が熱くなってしまったのであります。
こんな感覚自分だけかと思いきや、お隣の親子で来ていたご婦人もハンカチをだし、目のあたりを抑えているのを見逃さないほくとでした(勝手に解釈しておりますw)。
it's showtime!!
さぁ~リバーダンスショーの始まりです。
上半身を直立の姿勢のまま動かさず、タップとステップとぴょんぴょん跳ねるようなジャンプという下半身の動きだけの驚異的なダンス!
そこにアイルランドの人達の歴史物語も取り入れる。
またアイリッシュダンスだけではなく、他の踊りや楽器の演奏に歌も入れ込まれたショー。
その演目の中でフラメンコを踊る女性ダンサー1人が登場します。
以前も強烈に印象に残っていましたが、とにかくこのダンスもすごい。
雄々しく、これでもかと言わんばかりに迫ってくる迫力、半端ない熱量と圧を感じる踊り。
広い舞台に彼女は縦横無尽に踊るのですが、そのオーラは半端ない。
これぞフラメンコという感じでした!
ここでも感動のウルウルに場内割れんばかりの拍手が鳴りやまない。
対立から敬意
そしてもうひとつ印象に残ったダンス。
現代風のタップダンスとの対決。
ストーリー的にはアイルランドの移民がアメリカに渡ってという設定でしょうか、ブルックリンが背景で黒人の現代風のタップダンサー2人と、3人組のアイリッシュダンサーによるダンスバトル。
これは過去にも印象に残っていた演目でした。お互いが、自分たちのダンスステップをバチバチに見せる。
黒人の現代風のタップダンサーが、バカにするようにアイリッシュダンスをおどけて見せる。その逆もありで、時折場内からは笑い声も。
相手のダンスをバカにするようなこのダンスバトルから、お互いが見せる自分たちの高速タップ、これがまたすごいのなんのって、見ているだけでも足が痙攣しそうw
そこから次第に相手を尊重しあって、一緒にステップを踏むのでした。
良い内容ですね。唯一ちょっとコミカルな要素を取り入れた内容でした。
これまた場内割れんばかりの拍手。
その他ではロシア風?コサック風?を連想させるような衣装をまとったダンスも登場します。両足を高く上げてのジャンプも凄いし、連続する高速のスピンも驚き。
アイリッシュダンスだけではなく、色々なダンスや楽器の演奏、また歌など含まれているのがリバーダンスの楽しみです、
中入りがあっての2部構成になっています。
やはり圧巻は中入り前とフィナーレで踊る「リバーダンス」の演目。
出演したダンサーがコーラスラインのように横一列に整列し、上半身を直立させたまま、アイルランド独特の音楽に合わせて強烈なタップの靴音を響かせる。
一糸乱れぬ群舞の圧倒的な迫力。
これだよこれ!!
この感動を待っていたんですよ!!
キタ~~!
と心の中で叫ぶほくと。
フィナーレでは観客は総立ちし、手拍子。
そして割れんばかりのスタンディングオベーション。
いやぁ~素晴らしかった。
感動した!
文字では語り切れないほどの見事な内容でした、
何度もDVDやネット配信で見る映像も素晴らしいですが、やはり生の迫力は違っていました。
鍛えられた生身の肉体が目の前で繰り広げる、手に汗握るパフォーマンスと心に浸みわたる音楽で綴られるアイルランドの歴史と神話、芸術と文化。
2時間のショーは前述したようにアイルランドに留まらず、バレエやフラメンコ、タップダンスなどの要素も取り入れ音楽とダンス通じて作り出される。
何度観ても驚嘆し感動できるステージ、興奮が数日続いておりました。
次回の来日がいつになるのかわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。
(リバーダンスほぼすべて見ることができる動画:今回の公演とは異なる場所ですが)
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演目をネットから拾ってアップしておきます(当日の内容ともしかしたら若干違うところあるかもしれませんが・・
(演目)ACT 1
· Reel Around The Sun|太陽を巡るリール
· The Hearts Cry|心の叫び
· The Countess Cathleen|キャスリーン伯爵夫人
· Caoineadh Chú Chulainn(Lament)|クーフランの哀歌
· Thunderstorm|落雷
· Shivna|シヴナ
· Firedance|ファイアーダンス
· Slip Into Spring - The Harvest|春はそこまで - 収穫
· Riverdance|リバーダンス
ACT 2
· American Wake|アメリカン・ウェイク
· Lift The Wings|リフト・ザ・ウィングス
· Harbour Of The New World|新世界の港
o Heal Their Hearts - Freedom|心を癒して - 自由
o Trading Taps|タップの競演
o Macedonian Morning|マケドニアの朝
o The Russian Dervish|ザ・ロシアン・ダーヴィッシュ
o Oscail an Doras (Open the Door)|扉を開けて
o Andalucía|アンダルシア
· Anna Livia|アンナ・リヴィア
· Slow Air And Tunes|スロー・エアー・アンド・チューンズ
· Home And The Heartland|ホーム・アンド・ザ・ハートランド
· Heartland|ハートランド
· Finalé|フィナーレ
(ウィッキペディア参照、ちがっていたら御免なさい)
(写真はフィナーーレ以外は撮影禁止(写真撮り損ねました)なので、画像お借りしております。またリバーダンスのイメージとして使用させていただきましたので、今回のステージとは異なる写真もお借りしております)