映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」 | ほくとの気ままなブログ

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映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

 

 

2023年 東映 104分

 

<監督>

古賀豪

<原作>

水木しげる

 

<内容>

漫画家・水木しげるの生誕100周年記念作品で、2018〜20年に放送されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期をベースに、シリーズの原点である目玉おやじの過去と鬼太郎誕生にまつわる物語を描いた長編アニメーション。

 


昭和31年。

鬼太郎の父であるかつての目玉おやじは、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来る。

その村は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していた。

血液銀行に勤める水木は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、鬼太郎の父と出会う。

 

 

当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。

(映画.COM)

 

 

 

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さてこの作品も昨年鑑賞でなかなか記事が書けずにいた作品、鑑賞記録として軽く記載しておきます。昨年12月16日トーホーシネマズ上大岡にて鑑賞。

 

 

当日はけっこう観客が入っておりました。しかも大人!だってこの作品は大人向けのアニメですからね。

本当は「窓ぎわのトットちゃん」を観るつもりだったのですが、時間が上手く合わずにそれならばということで、話題になっていた鬼太郎を鑑賞した次第。

 

 

水木作品はけっこう好きで漫画を十数冊持っております。もちろん鬼太郎の誕生が掲載されている「墓場の鬼太郎」の作品も持っておりますがこの物語は鬼太郎誕生以前の話、目玉の親父の過去のことだと興味津々。

 

 

戦争の影がまだ残っている昭和31年という舞台がまたいい。

そこには戦争によって叩きのめされた人々の怨念や絶望感がひしめいている社会、そして戦争を生き抜いて野望を持った人間が、閉鎖的な村で起きる相続争いに巻き込まれて展開する人間模様。

 

 

その様な中で、水木と目玉のおやじことゲゲ郎が出会います。

 

 

物語の前半は、犬神家の一族的なストーリーにも感じて観ておりました。

 

 

そして後半部分はアニメならではの展開で、絶望の果てに希望が見え生まれる流れも良かったですね。

 

しっかりしたストーリー展開で予想以上に面白かった。

一部の映画館ではまだ上映しているのもうなずけます。

 

これだけではどの様な作品かわかりにくいでしょうね。

興味のある方はぜひ作品を鑑賞してください。

 

5点満点中3.8