世界が泣いた、感動の三部作、ついに完結
２０１１年 ３人
２０１２年 １２人
そして、２０１５年
ムカデは愛と感動のフィナーレへ
今度は、５００人！
ぜんぶ、つ・な・げ・ま・した。
映画「ムカデ人間３」
２０１５年 オランダ・イギリス １０２分
＜監督＞
トム・シックス
＜キャスト＞
ディーター・ラーザー、
ローレンス・R・ハーヴィー、
ブリー・オルソン、
タイニー・リスター・Jr、
北村 昭博、
エリック・ロバーツ、
トム・シックス
＜内容＞
人間の口と肛門をつなげるというショッキングな内容で話題を集めた問題作「ムカデ人間」シリーズの第3弾。
暴動数、医療費、離職率が全米ワースト1になってしまった刑務所の所長ビル・ボス（ディーター・ラーザー）は、州知事から解雇通告を受けてしまう。囚人たちをうまく手なずけることができず困り果てていたビルに、忠実な部下ドワイト（ローレンス・R・ハーヴィー）があるアイデアを提案。
それは映画「ムカデ人間」をヒントにしたもので、囚人たちに究極の罰と抑止力を与えるばかりか食費さえも節約できる夢のようなアイデアだった。
ビルとドワイトは、500人もの囚人たちをつなげて「ムカデ囚人」を作り出そうとする。
第1作でハイター博士役を演じたディーター・ラーザーが刑務所長ビル役を、第2作でマーティンを演じたローレンス・R・ハーベイが部下ドワイト役を演じた。第1作でムカデ人間の先頭をつとめた日本人俳優・北村昭博も登場。
監督・脚本は前2作も手がけたトム・シックス。
（映画COM）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ムカデ祭りの大団円～～！！
なんとなんとこの映画に監督本人が登場しています。それも作品１，２を製作した本人役として、
また過去作品の主人公に、あの北村さんも登場の豪華キャストの面々ｗ
ムカデ人間をつくるコンセプトもしっかりしています。
期待できますね！
しかし蓋を開けてみると、ムカデ人間を作るまでが長～～いのです。
警察署長の話が長い長い、夢芝居の一人芝居。
まぁとにかく良く喋ります。
そして途中で署長の脇腹ファックシーンなど、コメディなのかホラーなのか判らないような場面も多々ありで、笑っていいのか目を背けるべきかそれが問題のような展開。
「ムカデ人間２」があまりにも狂気に満ちていたから、少しばかりギャグには走ったのでしょうか。
ただしこれまでの作品とはティストは違うのですが、前作品のラストからの繋がりのつなげ方は今回も良いと思いました。
ちょっと「ムカデ人間２」も映画だったのかと、少しホットしてしまう自分がいるくらいｗ
署長の部下演じるローレンス・R・ハーヴィーは、2の時の狂気がまったくなくなっていて、少しはまともに見えましたよ（でもどこか不気味感はあり）。
その分ムカデ人間１でハイター博士演じたディーター・ラーザーは、今回刑務所の署長役なんですが、前作品と違ってまぁとにかく喋りまくり、それもお下品なｗ
秘書役の女優さんは、ポルノ女優さんですが、彼女との絡みも見どころの一つでしょうか？実に色っぽい女優さんです。
オールキャストの布陣で挑んだ今作品、グロさは半減して破壊力不足感は仕方なしか、
なにやら違った意味でお下品さが目立っておりました。
とにかく囚人たちがムカデになるまでが長かったです。そりゃ囚人たち500人全員をムカデにするのだから、長い時間がかかるのもわかりますがｗ
もう大団円の、お祭りさわぎのコント作品？でしたｗ
シリースそれぞれ、異なるティストで作られているのはお見事。
ただし好みが色々あるかとは思いますが、2までにしておいたほうがもっとカルト的な作品として重みがあった気もします。
いやいや、やぱり、3も含めてのムカデ人間でしょうね
5点満点中１．９
ムカデ祭り、1～3全てお読みいただいたかた、いただかなかったかた、本当にお疲れさまでした。
何も得るものはなかったと思いますが、皆様に幸あれW