映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
2002年 アメリカ 141分
<監督>
スティーヴン・スピルバーグ
<キャスト>
レオナルド・デカプリオ、
トム・ハンクス、
クリストファー・ウォーケン、
マーティン・シーン
<内容:ネタバレ注意>
1963年、NY州ブロンクスヴィル。16歳のフランク・アバグネイル・ジュニア(レオ ナルド・ディカプリオ)は、両親の離婚のショックから家を飛び出し、生きるために小切手詐欺を思いつく。だが偽造小切手は怪しまれやすい。そこでパイロットの制服を手に入れた彼は、人々をあざむきつつ、提携する航空会社の飛行機で世界中をタダで飛び回る。
やがてFBIが動き出す。ベテラン捜査官のカール・ハンラティ(トム・ハンクス)は躍起になって犯人を追うが、なかなか正体をつかめない。そんな中、フランクは偶然行った病院で新米看護婦ブレンダ(エイミー・アダムス)に一目惚れし、その瞬間、小児科医に変身。病院に就職してしまう。
ブレンダの心も手に入れ、彼女の父親(マーティン・シーン)が検事だと知ると、今度は弁護士になりすまし、ブレンダの父が経営する法律事務所に就職。だがブレンダとの婚約パーティーの時、ついにカールらFBIが乗り込んできた。フランクはブレンダにすべてを話して逃げたが、彼女に裏切られ、ついに逮捕されてしまう。
しかしフランクは、偽造小切手を見破る能力を高く評価され、FBIで働くようになるのだった。
(Movie Walker)
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実在の天才詐欺師フランク・アバグネイル(ご存命です)の自伝(世界をだました男)を元に映画化された作品。
フランク・アバグネイルご自身が、映画の中で主人公を逮捕するフランス警官の一人として、カメオ出演しています。
この天才詐欺師の事はTVの番組で観たことがあり知っていましたが、タイトル通りの壮絶な鬼ごっこ!!
映画面白かったです。
スピルバーグの歯切れのよいテンポそして、デカプリオとトムハンクスの演技が光っていましたね。
そうそう、クリストファー・オーケンの演技も渋かった。
しかし、色々な人物になりすまし、しかもパイロットや医者、弁護士と知識がないとできないような仕事なのに、すごいですね!!
しかし、すごいからこそ、詐欺師になれるのでしょうがw。
実際にルイジアナ州の司法試験にも、リアルで合格していいます。
映画の中では2週間勉強した後、試験を受けて合格と言っていますが、実際は8週間のようです。
まぁ、どちらにしろすごい。
トムハンクス演じる刑事とデカプリオ演じる犯人。
クリスマスにデカプリオが、トムハンクスの電話番号をわざわざ調べて電話をしてけっこう接近するんですよね。
鬼さんこちら!!ってw
デカプリオが色々と話すのですが、トムハンクスが「お前は友達もいないから、話し相手がほしかっただけじゃないのか」この言葉を言われて受話器をがちゃん。
図星だったのでしょうw
この関係、ルパンと銭形警部を思いだしてしまいましたw
この二人もなんやかんやで、友情?も芽生えるし!
犯罪者の最後は意外にも、ハッピーーエンド!
だまされた人達にはお気の毒ですが・・・。
まぁ、こんなすごい人生もあるもんですね。
小気味良いテンポで最後まで楽しませてくれる映画です。
5点満点中3.9