テニスの握手問題 | ホクト塾長のブログ

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学び・遊び・思い出・そして少しだけ先の未来を見つめて日常のいろんな思いを言葉(ちょこっと絵)にしてみよう。

 

 

今年のウィンブルドンは歴史に残る大会になった。

 

男子シングルスで20歳のアルカラスが絶対王者ジョコビッチにフルセットの激戦の末勝利。

 

長年君臨してきたいわゆるビッグ4の時代から新しい世代への交代を印象付けた。

 

という話ではなく、今回は女子シングルスで起こった「握手拒否→ブーイング」の出来事について思ったことを書く。

 

 

女子シングルスの4回戦でのこと。

 

ウクライナの選手とベラルーシの選手が対戦した試合だった。

 

2人とも有名でかつてのトップ選手で、オレはどちらも好きで応援してるんだけど。

 

 

試合はウクライナ選手が勝利。

 

この選手は現在戦争状態にあるロシア、ベラルーシの選手とは試合後の握手はしないと公言している。

 

そのことを相手のベラルーシ選手も理解していて、だからこの試合後も互いにアイコンタクトを取っただけで握手はしなかった。

 

映像を見たが、「いい試合だったわね」という感じで互いに手で合図したようにも見えた。

 

そう、フルセットの熱戦だったみたいなのだ。

 

 

ところが、直後に観客の一部が握手しなかったベラルーシ選手に対してブーイングを始めた。

 

なんでだよ。

 

ベラルーシ選手はウクライナ選手が握手をしないという意思を尊重して握手しなかっただけなのに。

 

そんなことはネットでテニス関連のニュースをチェックしてるだけのオレでも知っている。

 

それなのに高いチケット買ってウィンブルドンで生観戦してる客が知らないのか。

 

 

そもそもブーイングって文化(これ文化なのか?)がオレはあんまり好きじゃない。

 

そこまでしなくていいだろって思っちゃう。

 

先日もあるテニスの試合で、中国の女子選手が観客からのブーイングがあってパニック症状を起こし途中棄権したというニュースを見た。

 

記事を読んでるとこのブーイングも酷い話だよ。

 

 

事情もよく知らずにその場のノリや一時的な感情で人を追い込む群衆。

 

怖い怖い、怖いなー。

 

 

学んで知識を深めることの意義って、こういうところでも実感するのだ。

 

若者よ、学ぼうぜ。

 

オレも学んでいく。

 

 

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