洋楽盤・演歌チャンチャカチャン  | 軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~  とはいえ,ここは,松田聖子

軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~  とはいえ,ここは,松田聖子

親父の青春とは何だ!!
軽佻浮薄な音楽独り言。
巷の話題にも無責任に首をつっこむ「中高年日記」

STARS ON 45



某HPからその解説を転載すれば,


1980年代初頭にオランダでリリースされた「スターズ・オン・45」。
60~70年代の洋楽のヒット曲の数々を本物そっくりにカバーし、
曲のおいしい部分だけを繋ぎ合わせてディスコ・ビートに乗せてメドレーで聴かせる、
というコロンブスのタマゴ的アイデアが世界中でバカウケ。

ビートルズ・ナンバーを大々的にフィーチャーし、
うるさ型のビートルズ・マニアをも唸らせた1981年リリースの第一弾シングル
「Stars On 45」(邦題「ショッキング・ビートルズ45」)
は全米No.1を獲得する特大ヒットとなり、
その後も数々の続編が作られて大いに洋楽ファンを楽しませてくれました。



ずばり,
「演歌チャンチャカチャン」の洋盤Version!!
でありました。
 
ビートルズだけではなく,
ストーンズ,アバのメドレーもありましたね。





スターズ・オン・45を直訳すれば,
「45の上の星々」
意味不明。


「45」って,48じゃないです。

中高年おやぢ諸兄には,ピンと来ていると思いますが,
シングルレコード,ドーナッツ盤の回転数である「45」です。

なので,
スターズ・オン・45とは,
「シングルレコードのスターたち」
という意味なんですね。


ドーナッツ盤という言葉も,死語にちかいのでしょうね?
ジュークボックスで,自動でレコードをかけるあの仕組み・・・
オートチェンジャー。
レコードの真ん中の大きな穴にひっかけてレコードをターンテーブルに載せるわけで,

穴の空いたレコードがドーナッツに似ているから,そう呼ぶのでありました。
つい,四半世紀前までは主流のメディアだったんですけどね・・・




レコードプレイヤーでドーナッツ盤を再生するときは,
牛乳のふたくらいの大きさのアダプターをターンテーブルに装着するものでした。




小学校の全校朝会ではラジオ体操をしていたのですが,
拙者,その放送当番の日のことであります。

ラジオ体操第一のレコードをかけようと,アダプタを探すのですが見つからず・・・
いよいよ体操の時間となって,合図があり,
やむを得ず,目分量でドーナッツ盤をターンテーブルにおいたのです。




 
真ん中に置くのは至難の業。
周期的に音程とスピードが微妙に変わり,音痴なレコードなのであります。
あれには,冷や汗ものでした。




そういう思い出のあるシングルレコード。
初めて自腹で買ったのは,確か,
「風」の「ささやかなこの人生」でありました。


軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~-ささやかなこの人生



♪花びらが散った後の 桜がとても冷たくされるように・・・







そして,初めて購入したCDのシングル・・
実に頼りないメディアに見えましたね。
これもCDプレイヤできくときに,アダプタが必要であります。


浅香唯の「C-Girl」

これが拙者のCDシングル第1号です。

軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~-c-cirl








45回転シングルのスターたち,
その名曲をディスコ調でメドレーにした
STARS ON 45。
 
まずは,
ショッキング・ビートルズ45


実際のコンサートの映像です。







レコードは,これです。






ビートルズのビッグヒットよりも
どちらかというとアルバム収録曲が多いところがマニア心をくすぐるのであります。


曲名は,以下の通り。

Stars On 45 / No Reply / I'll Be Back / Drive My Car / Do You Want To Know A Secret /
We Can Work It Out / I Should Have Known Better / Nowhere Man /
You're Going To Lose That Girl / Ticket To Ride / The Word / Eleanor Rigby /
Every Little Thing / And Your Bird Can Sing / Get Back / Eight Days A Week /
It Won't Be Long / Daytripper / Wait / Stars On 45 / Good Day Sunshine /


と,ここまではレノン・マッカートニー中心でして,
ジョージの曲はここからまとめてメドレーです。

My Sweet Lord / Here Comes The Sun / While My Guitar Gently Weeps / Taxman /

そして,レノン・マッカートニーに戻って
A Hard Day's Night / Things We Said Today / If I Fell / You Can't Do That / Please Please Me / From Me To You / I Want To Hold Your Hand / Stars On 45
 
合計30曲。
赤盤・青盤にも未収録の曲もありますので,マニア向けであります。


 

そして,ストーンズのカバーを集めたのが,これ・・・

タイトルは,
The Greatest Rock 'n Roll Band
なのですが,ストーンズ中心であります。





曲名はこちら・・

the stars will never stop / sympathy for the devil / brown sugar / jumpln' jack flash /
under my thumb / honky tonk woman / out of time / emotional rescue /
she's a rainbow / start me up / angie





いや~~~

上手い具合にメドレーにしたものであります。
元祖「演歌チャンチャカチャン」は,強引に「チャンチャカチャン」のフレーズでつないでいるのですが,STARS ON 45はそういうブリッジなしです。

そして,2曲とも,痒いところに手が届いたコピーであります。
あの曲のギターリフ。
あの曲のドラムのおかず。

決めどころをばっちりコピーしているところが,憎いですな。

「ブルーシャトウに君だけを」
匹敵する完成度であります。
 



実は今宵,
STARS ON 45を聴きながら,1時間ほど散歩してきましたが,
散歩の速さにちょうどいいのであります。
それと,CD1枚分がちょうど1時間程度というのもいいですね。