軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~  とはいえ,ここは,松田聖子

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親父の青春とは何だ!!
軽佻浮薄な音楽独り言。
巷の話題にも無責任に首をつっこむ「中高年日記」

POPSのリズムは、鉄路のリズム。





  日々是更新!! 加齢臭すら分からなくなった親父が、 


  昭和と平成の和洋POPSを回顧し、


  今までにもまして身勝手なブログに私はなりたい。



前週末は、南国でも6cmの積雪。

北陸、東北、北海道の方々に比べれば、

誤差の範囲かもしれないのですが、

暖房を入れない部屋で一晩寝ていたら、

朝、室内が10度以下。

これは初めての事態でした。

 

小樽は寒かろ 東京も

こんなにしばれる 星空だから

 (小樽のひとよ 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1967)

 

 

北海道の人々にとって、 

小樽が寒いと、東京も寒いかも?

までは想像できても、

流石に、

南国九州も寒いところまでは、

想像がつかないんだろうな?

 

 

北海道の冬は寒いのは当然で、

当然、

冬のシベリアはかなり寒いはず。

 

「冬のシベリア」

1982年、松本隆、大瀧詠一のコンビで森進一が歌って大ヒット。

 

  あいつによろしく伝えてくれよ
  今ならホテルで寝ているはずさ
  泣いたら窓辺のラジオをつけて
  陽気な唄でも聞かせてやれよ

  アメリカの貨物船が
  桟橋で待ってるよ

 

東西冷戦中、シベリアにアメリカの貨物船??


  冬のリヴィエラ 男って奴は
  港を出てゆく船のようだね

 

リビエラ?

シベリアではなくて!!

 

  哀しければ哀しいほど
  黙りこむもんだね  

 

前年(1981年)、大いに売れた大瀧詠一のアルバム「A LONG VACATION」

これに収録されたのが、「さらばシベリア鉄道」で、

その前年、太田裕美のレコードで既に流行していたもの。

 

 

 

演歌の森進一は、かつて、歌謡曲系ではなくて、

フォーク・ニューミュージック系の

吉田拓郎の「襟裳岬」=北海道=で日本レコード大賞を受賞。

 

そういう前提で、

「さらばシベリア鉄道」を太田裕美に提供し、

セルフカバーもした

ポップ・ロック系の松本隆、大瀧詠一が、

森進一に提供した曲は、

「冬のシベリア」のはずという耳で、

ラジオやテレビを見聞きするので、

最初のころは、

「冬のリヴィエラ」に聴こえるはずもなく、

 

ふ~ゆ~の~

シベリア~

男ってやつは~~

 

って聞こえていたはず。

 

 

改めて、レコジャケを見てみよう。

どう見ても「冬のリヴィエラ」である。

 

だが、地中海の「リビエラ」って、夏のイメージであって、

冬はやはり「シベリア」であると、今でも思っている。

いずれ、

「冬のツンドラ」

をリリースしていただきたい。

 

 

 

 

 

 

ちょうど30年前の2月。

これが流行しててたんだな?

ドラマ「白線流し」の主題歌になったからみたい。

1996年2月12日付けオリコン1位。
このドラマ、見た記憶がない。

まあ、ほぼ毎日、放映時間の10時台に帰宅することもない

モーレツサラリーマンだったからな。

 

で、この曲を認知したのは、その数年後だったはず。

職場の飲み会の二次会がカラオケという時代。

若手が歌っていて、聞いたことがあるようなっていうことで、

スピッツを認識した次第。

 

それから、数年後、スピッツのベストアルバムを購入するや、

しばらくヘビロテたっだかもな。

 

 

 

ともあれ、スピッツ、なかんずく、

草野マサムネ氏の歌詞。

単語は日本語、文法も正しい。

けども文、文章としては意味が破綻している感じ。

シュールな日本語の世界なんだよな。

 

幼い微熱を下げられないまま 

神様の影を恐れて

隠したナイフが似合わない僕を 

おどけた歌でなぐさめた

色褪せながら 

ひび割れながら 

輝くすべを求めて 

(以下、略)

 

これって、意味ある文章かな?

暗喩(メタファー)とか、小難しい屁理屈の解釈があるのかもしれんが、

メロディが耳に優しいので、日本語が上滑りするのかのな?

 

ともあれ、久々に平成の流行歌を聴いているぜ!!

 

木枯らしどころか、最強最長の寒波に見舞われている地域の方々、ご心配です。

ということで、時節柄「北国明示型歌謡」は、お休みにしながらも、

寒風吹きすさぶ「木枯らし」を考察するの巻。

 

「木枯らし」と言えば

① 紋次郎  前期高齢者世代

② 抱かれて キョンキョン世代

③ 二人   伊藤咲子世代

④ 少女   洋楽・ABBA世代

 

ということになりましょうか?

ほぼ、世代が重なっているけどね。

 

さて、「木枯しの二人」(1974年)

下記レコジャケのとおり、

「木枯らし」ではなくて、「木枯し」なのでご留意ありたい。

ちなみに、作詞は阿久悠。

 

 

 

横顔で遠くを見つめる。

口は半端開きで前歯2本。

という定番。

 

 

 

同様に送り仮名が微妙な曲として、

「危い土曜日」(キャンディーズ)を指摘しておこう。

これって、「あぶい土曜日」だぜ!

 

以下、例によって、歌詞に勝手なコメント。

ユーチューブで聴きながら、

読み流していただければ幸い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もっと強く抱きしめてよ 奪われないように
 固く固く折れる程に その手で抱きしめて

 

   いわゆる「頭サビ」の印象的なメロディー。

   頭サビは、歌唱力がないとコケるが、彼女の歌唱力は折り紙付き。

  

 家を出た二人を木枯しが追いかけ
 若過ぎる恋だと悲しみを与える
  

   問 「悲しみを与える」 の主語は何か?

   答 「木枯しが」 主語って文節単位なので、「木枯し」だと誤答のはず。

   (通常の文の語順だと)

     木枯しが、家を出た二人を追いかけ、

     (また、木枯しが二人に対して、) 「若すぎる恋だ」と、悲しみを与える。

   こんな構造かな?

   高校入試で使えそうな感じ。  

  

 誰もみなそ知らぬ 顔をして行き過ぎ
 あたたかいくちづけ それだけが頼りよ
 

   コードがマイナーからメジャーに変わる。

   そして、 

   「だれ」、「かお」の音程が大きく飛ぶ。

   ここの音程を維持して歌いきるのも歌唱力かもね。

 

 灰色の空の下 粉雪をあびながら
 愛と愛で結び合った あなたと私
 

   西高東低の気圧配置で木枯らしだと、

   関東地方は晴れのはずだけど、

   「灰色の空」は雪交じり。しかも、「粉雪」

   明るい「ひまわり娘」の痕跡すらない。

 

 もっと強く抱きしめてよ 奪われないように
 固く固く折れる程に その手で抱きしめて

 

(2)

 噴水もこごえる公園の片隅
 あのひとのマントにくるまってふるえる
 

   行く当てもなく、家出をして、近所の公園で凍える。

   計画性のなさが露呈している。

 

   「マント」。結構耳に触れる強い単語。

   白線帽、高下駄の旧制高校の学生か?って思うおじさんも多いはず。

   真っ赤なマントなら、「パーマン」だけどね。

 

 もうすべてあなたに 捧げてもいいのと
 胸の音ききながら 涙ぐむ私よ  

  

   抱きしめて→くちづけ→捧げる

   関係性がエスカレートしていくのだが、

   昭和は「捧げる」って、今だと、不適切にもほどがあるのかも。

 

 雪どけを待つように 許されぬ初恋を
 愛と愛で誓い合って その日を待つの
 

   通常の語順にして、係り受けを整理すると、

    「雪解けを待つように」→「その日を待つの」

    「許されぬ初恋を」→「愛と愛で誓い合って」

   で、「その日」とは、「初恋が許される日」というふうに解される。

   こなれていないけど、係り受けがわかりやすいように文を整えると、

    許されぬ初恋が、雪解けを待つように許されるその日まで、

    愛と愛で誓い合ってその日を待つ。

   てな感じかな?

    

 

 もっと強く抱きしめてよ 奪われないように
 固く固く折れる程に その手で抱きしめて

 

   結論は、この2行ということになる。

 

 

本日も「北国明示型歌謡」。

 

トワエモア、「愛の泉」(昭和46、1971年)

 

北国、森、泉、花、岸辺、首飾り。

 

歯が浮くような単語の洪水。

 

森とんかつ、泉にんにく・・・・・ 

ブルーコメッツの「ブルーシャトウ」とほぼ同じような風景。

 

北国の森と泉なのだけど、

東北じゃなくて、北海道のイメージ。

摩周湖、屈斜路湖、支笏湖、阿寒湖・・・・

 

なぜなんだろうか?

 

時系列的にはこの「愛の泉」の直後に、

彼らが、

札幌冬季オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」

を歌ったからかもね。

 

いまでも思い出す「日の丸飛行隊」(笠谷、金野、青地)が金、銀、銅のメダル独占

 

さて、「森と泉」から連想するのは、

北海道を舞台とした小説「森と湖のまつり」(武田泰淳)

 

そんなこんなで、北海道を連想するんだろうな?

 

諸外国だと、フィンランド。行ったことないけどね。

 

 

「南国」だと泉じゃなくて、「沼」なんだろうな?

カエルがないていたり、雑草に覆われていたり。

 

 

ともあれ、寒いけど、「北国」というだけで、アドバンテージがあると思う。

 

 

 

 

※レコジャケ写真。画像検索したら、皇居前の「明治生命館」だって。

手前、皇居側で走っている二人っちゅう構図。

AIで便利な世の中になったものだ。

 

 

 

 

♪遠い北国の森 愛の泉があった

 その泉の前で 二つの影は出会う
 

 水鳥たちが遊ぶ 愛の花咲く岸辺
 その泉の前で 愛は結ばれる

 若者は少女に 首飾りを贈った
 それはそれは二人だけの 愛のしるし
 

 二人が歌い出せば 魚たちが踊った
 二人が泣いた時 泉は嘆いた

 

 

 

日本の歌謡曲を支える歌詞原理に、「北方志向」があるはず。
 
失恋したら、北に旅する。
 
「津軽海峡冬景色」然り、
「北帰行」然り。
チェリッシュの、「だから私は北国へ」もそうだ。
 
なんで?(チコちゃん風に)
どうしてなの?岡村?
 
それは、 
南に行ったら、ラテン系の雰囲気の中、
すぐに恋に落ちるから。
   
厳しい冬を堪えたら、春が来る。
人生も然り。
そういうところから、北国志向があるんだろうな?
 
 
でも、寒さが苦手な南国人は、北国には行かないだろうな?
失恋したうえに、寒さでダメージが倍増するからね。
  
 
ということを踏まえて、
マイフェイバリット北国ソング。
「北国の青い空」と「北国の二人」とが類似して聴こえるのは、なぜ?
 
北国の青い空(奥村チヨ、昭和42年8月) ヴェンチャーズ歌謡
北国の二人(ブルーコメッツ、昭和42年9月) グループサウンズ
 
ふ~ん。ほぼ同じ時期、夏から秋の頃に聞いていたってことになる。
流行歌って、季節を先取りして、流行するピークがその季節になるように
リリースするからかもな。
 
舞台は、どっちも北国、たぶん北海道。 
そして、失恋を歌っている。
 
「北国の青い空」歌詞のキーセンテンス
♪北国の空と湖
 二人の愛はここに眠る
 あなたのために私は祈る ←祈るから死別かもね?
 
「北国の二人」歌詞のキーセンテンス
♪あなたが生まれた 心の国へ 
 雲が流れる 湖のほとり
 あなたは花に 埋れて眠る ←埋葬されているかもね?
 
共通するストーリーは、
 北国の湖畔。
 雲が流れる青空の下で、
 死別を悲しむ
ってところ。 
ほぼ同時期に、同じシチュエーション。
あまりにも酷似。
 
で、作詞家に着目すると、

どっちも、橋本淳先生

 
多忙な橋本先生!
やっちまったな~~!
 
という批判とか生じなかったんだろうか?
 
 

そこで、今トレンドの「AI」に歌詞の解釈をお願いしてみた。

 

まず、「北国の青い空」

AIに質問してみたら、死別という拙者の解釈は正しくないみたい。

 

歌詞全体からは、過去の恋を懐かしみ、そして失った恋への哀愁が漂ってきます。

  • 風にまかれた私の髪に 野バラの甘いかおりがせつない
    • 野バラの香りが、過去の美しい思い出を呼び起こし、同時に現在の切ない気持ちを強めている様子がうかがえます。
  • 北国の空と湖 二人の愛はここに眠る
    • 恋人との思い出の場所である北国の空と湖が、今はもう会えない二人にとっての愛が眠る場所として描かれています。これは単なる失恋だけでなく、死別を想起させるほど強い悲しみが表現されていると解釈できます。
  • あなたのために私は祈る 二度と帰らない夏の日の恋よ 恋よ 白い小舟に野バラを飾る
    • 過去の恋へ深く祈りを捧げていることが伝わります。白い小舟に野バラを飾る行為は、故人を偲ぶ儀式のようにも感じられます。
  • 北国の青い空は泣いている
    • 澄み切った北国の青い空とは対照的に、主人公の心は深く悲しんでおり、その悲しみが青い空に投影されて「泣いている」と表現されています。 
 
AIの文章読解力は、想像以上に高い!
来週の大学入試共通試験に出題されたら、難易度は高めだ。
 
 
 
 
 

英語では、HOKKAIDO SKIES 北海道の空。

 
 
風にまかれた 私の髪に
野バラの甘いかおりがせつない
  
 北国の空と湖
二人の愛は ここにねむる 
あなたのために私は祈る
二度と帰らない夏の日の恋よ 恋よ

 

白い小舟に野バラをかざる

北国の青い空はないてる

 

あなたのために

私は祈る

二度と帰らない

夏の日の恋よ 恋よ

 

白い小舟に野バラをかざる

北国の青い空はないてる

 
 
 
 
 

次に、「北国の二人」

 
AIに質問してみたら・・
 

ジャッキー吉川とブルー・コメッツの「北国の二人」は、切ない情景が心に響くラブソングですね。

歌詞を読み解くと、大切な人への深い愛情と、二人の絆が描かれていることがわかります。

 

🌨️ 歌詞から見える情景と心情

北国の街と大切な人

歌詞の冒頭、「雲が流れる 北国の街へ あなたが生れた 心の国へ」という一節から、主人公が愛する人の故郷である北国へと思いを馳せている様子がうかがえます。その北国の街は、主人公にとって特別な場所、つまり「心の国」として表現されていますね。

真珠のように輝く瞳

「胸にかざった 真珠のように やさしく輝く あなたの瞳」という部分からは、愛する人の瞳が真珠のように美しく、そして優しく、主人公の心に光を灯していることが伝わってきます。まるでその瞳の中に、二人の思い出や未来が映し出されているかのようです。

離れられない二人の絆

歌詞全体を通して「見つめあう ふたり いだきあう ふたりは離れられずに」というフレーズが繰り返し歌われています。これは、二人の間に存在する強い絆と、決して離れることのできない深い愛情を象徴していますね。そして、「強く 強く 強く 強く かわすくちづけ」という言葉からは、その愛情を確かめ合う情熱的な瞬間が目に浮かびます。

美しい自然の中での誓い

「雲が流れる 湖のほとり あなたは花に 埋れて眠る」という歌詞は、北国の美しい自然の中で、愛する人が安らかに、そして幸せそうに「眠る」姿を描いています。この「眠る」という表現は、単に睡眠を表すだけでなく、二人の関係の穏やかさや、互いへの信頼の深さを示しているのかもしれません。

 

 

作詞家の橋本淳先生は、こういう深いレベルで作詞していたんだろうな?

これも大学入試で問われたら、難問だ!!

 

 

 

ジャケ写での英語の題名は、In A Lonesome City

直訳で、「孤独な街で」であり、「二人」ではない。

歌詞の内容を意訳した英語の題名ということになる。

当時の担当者の歌詞読解力の高さを感じる!!

 

 

 

 雲が流れる 北国の街へ

あなたが生まれた 心の国へ

胸にかざった 真珠のように
やさしく輝く あなたの瞳
見つめあう ふたり
いだきあう ふたりは
離れられずに強く強く
強く 強く かわすくちづけ 
 
雲が流れる 湖のほとり
あなたは花に 埋れて眠る

見つめあう ふたり
いだきあう ふたりは

離れられずに
強く強く
強く 強く かわすくちづけ 
 
雲が流れる 湖のほとり
あなたは花に 埋れて眠る
 
北国の果て
 
 
 
(本日の結論)
 
下手に自分の解釈をたらたらと述べる前に、
AIに尋ねてみると、深みのあるブログになりそうだ。
 
 
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