2023年9月17日(日)、久しぶりに釣りに出かけました。釣ーリングです。
ブログ内検索によると2年ぶりらしいです。わたしが書くのをサボっていなければ
ターゲットをはぜに限定すると2020年が最後みたい。
悲しかな状況は3年前と被りました
さながら死の川
4時半に起床し、5時出発。40分ほどで釣り場に到着しました。
しかし待っていたのは悲惨な現場でした……。
油や藻のかたまり? が浮いているのはまあまああることなのでさておき、魚が大量に死んでいました。
川の縁を歩いていくと、岸辺近くで水面から顔を出していたハゼたちが驚いて水中に戻っていきます。この光景はどこまでも続き、彼らが水中で呼吸困難になっていることを嫌でも理解させられました。
なかには完全に岸に上がっている個体や、藻?に捕まって水面に頭を出しているものも。みな極限状態のようです。
そんな状況ですからアタリなんてありません。魚たちは朝ゴハンどころではないのです。
そんなわけで早々にこの場所をあとにします。
青潮が原因の酸欠状態ならば、あそこなら期待がもてるかも、と訪れたのがこちら。
小型の水力発電所があるために小さいながら瀬があり、ゆえに何もないところよりは水中の酸素濃度が高いだろうという考えからでした。
青潮ではなく下水の流入
期待を持って竿を出したものの結果的にはアタリが全部で5回。そのうちの3回は超ミニマムサイズが小突いているだけ(水深が浅く見えてた)。1時間半ほど粘ってチチブ1匹という悲しい釣果でした。
話しかけてきた都内在住のおじさんによると、16日(土)からこのような状態が続いているのだそう。
その原因は汚水の流入なんだとか。事実15日(金)は都内で激しい雨が降りました。
東京五輪のトライアスロン会場が話題になった際に知りましたが、東京23区内の約8割は合流式の下水管を使用しています。そのため大雨が降ると雨水と一緒に汚水が川に流れ込むのです。それにより川の汚濁が起き、異臭が発生。水中では魚の生命に影響をあたえる事態となります。
今回はこれが起きたタイミングで釣りに出てしまったことが失敗のひとつ。もうひとつの失敗はポイント選びで、より海に近いポイントを選択できていればもう少しマシな結果になったはずです。
なお、3.6mの延べ竿だけでなく、コンパクトロッド+リールも持参していたらそうしたかもしれませんが、青潮だと思っていたので自信はないです(苦笑)
まあ、今回は初めてのシモリ仕掛けのテストだったと割り切るしかありません。次回がシモリリベンジとなるか、いつものミャク釣りに戻るかは気分と釣り場とその日の風速次第ですね