アドレス110に鞭打って念願の十石峠へ 2022.05.03 | 昨日の記憶

昨日の記憶

管理人はヤクルトファンのモータースポーツバカ。基本的に引きこもり体質ではあるものの、愛機アドレス110でふらっと遠出することもしばしば。

昨夜も報告版だけアップしましたが5月3日(火・祝)に、長野県に片足を突っ込んできました。

 

アドレス110での長野入りは昨年7月の毛無峠(詳細未掲載汗)以来2度目。次回は白糸の滝と碓氷峠か、それとも渋峠か。前者の場合は平日を狙わないといけませんね。

 


さて、今回のソロツーリングは朝5時過ぎに出発し、まずは最初の休憩地に選んだ高麗(日高市)を目指しました。ところがスタートして早々、アドレスに異変を感じます。俗に言うエンジンが吹け上がらないといった状態で、詳細はまた改めますがR122を北上する段階で「今日はやめようかな」と思うほどでした。

 

しかし、「岩槻までこれが続いたら戻ろう」という乗り手の意思を読み取ったのか、はたまたアドレスも山道を走りたかったのか、浦和ICから岩槻ICまでの間に当該症状が消えました。

 

横瀬鯉のぼりまつり 原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

するとお馬鹿な川原さんは「(先月末に替えてもらった新しい)オイルが冷えていただけ」と勘違いしてしまいます。結果、岩槻で引き返すことなくR16東大宮バイパスへ。そのまま川越を経て巾着田付近のコンビニでトイレ休憩し、直後に合流するR299で秩父へ向かって行ったのでありました。

 

上の写真は秩父入りの直前、『鯉のぼりまつり』の看板に誘われて寄り道した武甲温泉(横瀬町)です。先日見に行った越谷の鯉のぼりと違って(風がなく)元気がなかったですね。それと絡まっている個体が多く見られたのも残念。大変ですがメンテナンスお願いします!

 

 

その後は小鹿野町のエネオスで給油をしつつ、立ち寄ろうと思っていた小鹿神社をスルーして初めての志賀坂峠へ。そこで埼玉とはお別れ、グンマーに入ります。

 

道の駅上野 群馬県上野村  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

Twitterやブログではよく見かける上野村。私はおそらく初訪問で、道の駅上野も“初めまして”でした。

 

当然(?)最初は駐車場に入ってしまい、誘導員に「(バイクPは)あっち右差し」と指示されます。これはいわゆる【あるある】なのでははてなマークと思いましたがどうでしょうか。

 

猪豚チャーシューそぼろ弁当 道の駅上野  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

時刻は9時。ここでは珍しく菓子パン以外の朝ごはんを食べました。土産ショップで売られていた猪豚チャーシューのそぼろ弁当、500円也。美味しかったです。いのしし豚

 

海辺以外でご当地グルメを食べるのは、私としては非常に珍しいことなので帰りに急な雨に降られやしないかと心配しましたが、幸いなことに最後まで晴れてました(笑)
 

酷道 国道299号線 十石峠  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

腹を満たした後はいよいよ“酷道”こと国道299号線での十石峠アタックです。前方に小型車と軽四がいて、彼らが程よいペースで走ってくれたおかげで割と快適に走れました。ただし、後ろから来ていたバイク集団が若干鬱陶しかった。そのため、途中で見かけた砂防ダムの脇で停車。しばし堰堤と清流を眺め、彼らとの間隔を開けて単独走行を開始しました。

 

これが正解で、直後から道が荒れてきて砂利が出ている箇所も多くなり慎重な走行を強いられました。車間距離が近かった連中を気にしながらでは面倒だったことでしょう。

 

酷道 十石峠 国道299号線  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

その後、約20分にわたって単独走を楽しんでいると峠の頂上に辿り着きました。自宅出発からは5時間弱、目的地の十石峠(群馬・長野県境)に到着です。しかし、このときは写真を数枚撮っただけでその場を立ち去ります。なぜなら最終目的地はもう少し先だから。

 

古谷ダム 長野県佐久穂町  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

正直、今にして思えば群馬側のR299はさほど“酷道”ではなかった気がします。そう感じたのは長野側がより酷かったから(笑) 舗装状態は良かったですが道幅がねあせる ハイエースやエルグランドを見かけたときには、「よくそんな大きなクルマで来れるな」と思わずにはいられませんでした。

 

チキンな私は「エクリプスクロス(家の車)で行っていいよ」と言われても断りますてへぺろ

 

古谷ダム 展望台  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

こちらが最終目的地、長野県佐久穂町にあり信濃川水系・抜井川をせき止めている古谷(こや)ダムです。運良く常用洪水吐からの放流を観ることができましたチョキ

 

現地で展望台(写真の右上)があることに気付き、登ってみることに。山の中とあって冬眠明けのくま熊さんが出てこないかとビビったものです。

 

古谷ダム 展望台からの眺め 原付二種ツーリング スズキ・アドレス110


左岸下流側にある展望台からの景色。景色はいいですが堤体や常用洪水吐が木で隠れて見えない……。

 

古谷ダム 遊歩道  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

ダムをしっかりと見たい場合は展望台の手前がベストポジションでした(苦笑)

 

ここいらで当日のルートを確認。このあとは西のCポイントから赤い線を通って東のAポイント(埼玉東部)に帰ります。

 

 

帰路でさっそく寄り道~。古谷ダムを出て数分のところでアドレスを停めます。

 

佐久穂町 臼石 天然記念物  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

ヘルメットを被ったまま、とことこと歩いて臼石公園へ。お目当ては天然記念物の臼石。礫岩の甌穴です。

 

天然記念物の臼石(甌穴)  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110 長野県佐久穂町

 

案内板によると、R299の改良工事で埋まってしまうため昭和51年(1976年)にこの場所に移されたのだとか。地味ですが私的には「アリ」の観光地でした。滞在時間はそう長くなかったですがグラサン

 

十石峠 酷道 国道299号線  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

古谷渓谷にある乙女の滝は、遊歩道が台風で被災した影響で立入禁止になっていました。というわけで十石峠に戻ってきました。

 

今度は駐車場にアドレスを停めて展望台に登りますが、うーん……景色はそんなにいいものじゃなかったかな。

※意見には個人差があります。

 

国道299号線 林道矢弓沢線  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

帰り道ではR299を一時的に逸れて林道矢弓沢線を走りました。林道の方が国道よりも道幅が広く距離も短いため、わざわざR299を走りたいという願望がなければ、こちらを通る方がいいですね。

 

ただし、舗装状態はいいものの結構砂利が出てしまっているためバイクだと怖いかも。タイヤが細いアドレスさんは2回ほど後ろが滑りました。

 

国道299号線 川の駅上野  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

林道からR299に戻ってすぐに川の駅上野にピットイン。飯を食うでもトイレに行くでもなく、目的は何があるのかを確認するだけ。

 

結果的には立ち寄って正解ビックリマーク

施設の裏手に神流(かんな)川が流れており、新緑とせせらぎを堪能することができました。

 

神流川 川の駅上野  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

神流川 川の駅上野  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

本当に最高でしたね。こんなすてきな清流が自宅から1時間圏内に欲しい笑い泣き

 

嫌なことがあったらすぐに行きますよ(笑)

 

下久保ダム ダム下  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

嫌なことと言えば、下久保ダムのダム下と全国のダムカードを展示している道の駅上州おにしに立ち寄った後で、アドレスのエンジン不調が再発しました爆弾

 

全国のダムカードを展示 道の駅上州おにし  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

おかげでR17では止まるんじゃないかと緊張しましたよ。突然のパワーロス症状は心臓に悪いガーン

 

そんななか圏央道の菖蒲PAで最後の休憩をとり、柴山沼でこの日2度目の鯉のぼりを見て、18時前に無事に帰宅しました。

 

柴山沼の鯉のぼり 埼玉県白岡市  原付二種ツーリング スズキ・アドレス110

 

走行距離は337km。燃費は往路が52.6km/L、復路は58.5km/Lでした。山に行ったにしては若干悪いような気もする一方、アイドリングしたまま写真を撮った回数も多かったので妥当な気もする、実に微妙な値です。

 
諸々の確認のため連休明けにまたバイク屋に行かねば。どうか原因がエンジンオイルでありますように(-人-)

 

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5月4日(水・祝)@甲子園

阪神 0-3 ヤクルト

 

カツオさんナイスピッチ。後ろもゼロゼロゼロゼロでつなぎ3試合連続の完封勝利。雨天中止を挟んでいるためそんな感じがしませんが5連勝ですって。神宮でもこのくらい勝てるようになると、なおいいですね口笛