原付二種で行く富士GT公式テスト 2019.03.30 | 昨日の記憶

昨日の記憶

管理人はヤクルトファンのモータースポーツバカ。基本的に引きこもり体質ではあるものの、愛機アドレス110でふらっと遠出することもしばしば。

昨年10月以来、5ヶ月ぶりにアドレス110で富士スピードウェイに行ってまいりました。


当初はひとりで行く予定でしたが、直前にツーリング仲間から「月末出かけないか?」と誘われたため、反対に「こちらの予定に同行しないか?」と逆提案。クルマ好きでもある方なのでお付き合いいただくことになりました。ちなみにサーキットに行くのは初めてだった模様です。

 

一方の私は近年、WEC富士開催時以外に同地を訪れていませんでした。ではなぜ今回、富士GT公式テストに行こうと思ったかといえば、もちろん! この車両を生で見るためです!!爆  笑

 

↑2019年に本格デリバリーが開始されたアストンマーティン・ヴァンテージGT3

 

午前中はトラブルが出て走れなかったのが残念でしたが、午後のセッションではその美麗なフォルムを見せてくれました。

 

上の写真はオープンピット時に撮ったものですが、この直後に仕事で富士に来ていた編集部の大先輩とばったり遭遇しました。もしかしたら会うかも、とは思ってましたがあまりにもあっさりと見つかった(笑) ちなみに、5カ月前のWEC富士でも同じようなことがありました。

 

↑新しくなったセガサミーゲート(?)

 

場内の移動については今回、同行者に初サーキットを、飽きずに楽しんでもらおうと(彼にとってそれが良かったかどうかは定かではありませんが)いろいろな場所を連れ回してみました。

 

まずはグランドスタンド。続いてヘアピン、コカ・コーラ、100R入口。お昼休憩を挟んで、前述のオープンピットではクルマの解説をしながらピット&パドックをご案内。

 

↑新スポンサーを獲得しカラーリングが一新されたKONDO Racingのリアライズコーポレーション ADVAN GT-R

 

↑GT300連覇を狙うLEON PYRAMID AMG

 

続いては30度バンクメモリアルパークへ

 

 

どこかの阿呆が上から転げ落ちてクレームでも入れたのでしょうか? 以前はなかった「のぼるな! 危険!」という看板が複数立てられていました。

 

安全を考えればそうするのは理解できます。しかし、以前登った経験から言わせてもらうと、やっぱり中段より上に実際に行ってみないとその凄さはわからないんですよ。もちろん見た目だけでもインパクトはありますけど、身体で感じないとね……。

 


午後の走行が始まってからは、まずは1コーナースタンドで約300キロからのフルブレーキングを見てもらいました。
そんななか、1コーナーをオーバーシュートしていく青い新幹線が1台。

 

↑タイヤをロックさせて盛大に飛び出していったカルソニック IMPUL GT-R

 

人間がやるスポーツなのでこういうこともあるのだよ、ということをビギナーに説明するのに役立ちました。ありがとう(笑) どっちが乗ってたかは見ていませんでしたが、レースではやめてねNG

 

場内の移動手段にはバイクを用いました。イベント広場→30度バンク→1コーナー→13コーナーと大移動もらくらく。DLコーナーやプリウスコーナーにもバイクで行けたら良かったのですが、コース内側は一般開放されておらず。平日開催のときはどこでもOKだったのにな。残念汗

 

↑MOTUL AUTECH GT-Rと頭だけのGAINER TANAX triple a GT-R

 

↑DLコーナーでオーバーシュートしたシンティアム・アップル・ロータス

 

セクター3ではまずダンロップコーナー侵入、立ち上がりを見てもらいました。この春から自動車メーカーで勤務する彼はやはりクルマを分かっていて、シケインでの各車の動きに「機敏すぎて気持ち悪い」とポツリ。そういうことを言ってくれると誘った人間としては嬉しいですよね。

 

あとは彼がモータースポーツファンとなり、弊社で扱う媒体の読者になってくれれば万々歳です。ウソウソ、そんな裏はありません(笑)

 

↑ヴァンテージGT3の次に、一応見ておきたかったマクラーレン720S GT3(プリウスCでやたらとインカットしていたのが印象的でした)

 

↑レクサスのケツ@プリウスCの構図

 

DLコーナーから徒歩でプリウスコーナーへ移動。同行者もこのあたりから、だんだんとデジイチでのレーシングカーの撮影にも慣れてきたようで、いろいろと試していましたね。そっちの沼は深いぞ……。

 

最後は13コーナーに案内する予定でしたが、ちょっと時間が足りずDLでフィニッシュ。あとで思い返せばああすればよかった、こうすればよかったが尽きませんが、約6時間のサーキット散歩を楽しんもらえていたら幸いです。

 

↑30日午後のセッショントップタイムをマークしたカルソニック IMPUL GT-R

 

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ツーリング的なお話をすると、集合は5時45分としました。これにあわせて私は5時半に家を出た否、出たかったのですが、さっそくアクシデントに見舞われます。

なんと! アドレスのエンジンが掛からないガーン

 

セルでの起動に失敗した後、キックスタートを何度か試すもやはり掛かりません。ならば、セルを回しながらの押しがけじゃああああ!!! この気迫が通じたのか110ccの単気筒エンジンが遅めのお目覚めをしてくれまして、無事に出発することができました。いやいや一時はどうなることかとあせる

 

エリミネーター125を駆るYくんとの合流後は環七、R246をひた走ります。両方ともそこまで大きな渋滞はなく、また、ちょこっとすり抜けもしたので3回の休憩も入れても4時間20分で到着しました。前回の1休憩5時間が嘘のよう(苦笑)

 

帰路は明神峠&三国峠を経て道志みちに出ることに。私は今回、はじめての道志だったのですが、あれは噂に違わぬいい道ですね。特に雨に降られても路面にマンホールがほとんどないので安心して走れる! 雨男にとってこれは重要です(笑) 檜原街道・青梅方面とは大違いですよ。

 

↑関東1都6県+静岡に加えて初めて山梨県入りを果たしたアドレス110

 

 

お天気の方は道の駅どうし(地図B地点)からずーーーーっと雨。昨日も書きましたが、さすがのワークマン・イージスも雨水の侵入を許してしまっていました。ズボンはお尻以外は平気でしたので優秀なのには違いありませんが。

 

また、優秀といえばハンドルカバーとカメラapeman a66も。前者はまったく雨の侵入を許さずグローブの浸水を最小限に留めてくれました。後者は多摩ニュータウンから自宅までの約1時間50分を無充電で録画し続けてくれました。普段からバッテリーが1時間以上は平気で保つと思っていましたが、低気温のなかここまで頑張ってくれるとは。お見逸れいたしました。

 

一方で期待はずれのやつも居たのですが、それはまた今度ネタにします。

 

最後にメモメモ

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往路:0600集合場所出発→1020富士スピードウェイ到着

復路:1615FSW出発→2142帰宅

走行距離:277km(Odo 3990→4267km)

燃費:54.9km/L(281km/5.11L)*

燃料代:687円*

*厚木+地元スタンドの合算

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P.S.

CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rだけのけものにしてごめんなさい