その913。宅内ネットワーク構築記~UPSを導入 | 北海道のアンジュルムファンのブログ

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2014年12月22日、改名に伴い「北海道のスマイレージファン」から「北海道のアンジュルムファン」に変更しました。

UPSとは、「Uninterruptible Power Supply」、日本語で言う「無停電電源装置」です。

停電時でも一定容量の電力を供給することができる装置です。

今回は、3TBのNASを運用すること、デスクトップパソコンを運用することから、データ損失を防ぐためにUPSを導入しました。

 

今回導入したUPSはこの2台になります。

 

 

 

UPSの選定に当たって留意した事項は以下の通り。

  • 正弦波出力であること
    最近の機器類には「PFC回路」という、電力を効率よく使用するための回路が組み込まれているケースが多く、その回路は正弦波でないとうまく動作しません。
    UPSの出力波形にはほかに「疑似正弦波」「矩形波」があります。
  • PCと連携して自動シャットダウンができること
    停電が長引いたときにUPSの内蔵バッテリーを使い果たしてしまうと電源が自動で落ちてしまいます。
    こうなると通常PCの未保存データは全部飛んでしまうので、そうならない前にPCをシャットダウンすることが必要となります。
  • 導入したNASと連動して自動シャットダウンができること
    上記に同じ。NASとUPSの組み合わせに制限があるため。
では、まずは高出力のBY80Sから見ていきます。
このUPSは主にPC系統用としており、PC本体・ディスプレイ・プリンター・3台のRaspberry Pi・USBハブ・外付けBDドライブ・PC系統用イーサネットスイッチに電源を供給しています。
 
まずは箱から。
 
前面はこんな感じ。動作状況を示すディスプレイ、バッテリー交換ランプ、バッテリーテスト・ブザー音停止ボタン、カバー付きの電源ボタンがあります。
 
PC連動用のUSB端子、出力端子4つと入力コード、設定用DIPスイッチは背面にあります。
 
実際に設置し、入力コードをコンセントに差し込んだところ
 
電源ボタンを押してしばらくすると、「On」の表示になります。これで運用準備は完了。「On」の表示の場合、電源は入力コードから供給されています。
 
続いてBY35S。
こちらは主にネットワーク基幹機器類に使用しています。
NASと連動させているのもこちらです。
 
まずは箱から。
 
前面はこんな感じ。操作系についてはBY80Sと同じです。
容量が小さいことからBY80Sよりも高さが低くなっています。
 
背面はこんな感じ。端子類は全部同じですが、配置が異なります。
 
今回、2つとも設定スイッチ1番をONにしています。こうすることにより、外部電源喪失時のブザーを止めています(うるさいので)。