夜の世界に見切りを付けて
ハワイに留学するまでのお話を
書いています
以前のものはザックリ書いたので
詳細を足しながらの再投稿です
ホステスを20年間してきた私が
37歳の時にすべてを手放し
ハワイに留学したお話
いつも読んでくださり
ありがとうございます
気軽にコメントくださいね
1歳半の姪っ子を連れて
女のマンションで
元彼が出てくるまで張り込んだ...
そんなお話の続きです
通勤の時間を
とっくに過ぎた時間帯
マンションのパーキングは
がら空きだったので
直樹の車の斜め後ろのスペースに
自分の車を停め
彼が出てくるのを待ってたの
車内で1時間以上、待ってたと思う。
そしたら、ついに
直樹がパーキングに現れた
彼から私の車は丸見えなのに
こちらに、全然気がついておらず
鍵を持って、車の方へ歩いてくる
彼が、車のドアに
手をかけようとした時
私は、車から飛び降りて
直樹の方へ駆け寄ったの
おおお、おぃ
なんで居るんだよ
と、驚く直樹の手から
素早く車のキーを奪って
2~3m 先の植え込みに投げつけた
おおおい❗
なにすんだよ
と、焦った様子の彼に言ったの
ここに居ないって言うの
嘘だったねっ
まどうでもいいけど。
とにかく荷物を送りたいから
ここの住所をすぐに教えて。
あと、部屋と私の車のスペアキー
持ってるよね?
それも早く返してっ
そんなことを言ったと思うんだけど
そしたら、直樹が
落ち着けよっ
ここは、俺の後輩の部屋
今、書類を取りに来ただけ
なんか、勘違いしてない?
って.....
この場に及んで
まだ、嘘をつくとか.....
(往生際が悪ヤツめっ)

マジで勘弁してよ...
と、再度、同じフレーズを
言おうと思ったら...
声がしたの
遠くから。
ねぇ~
直樹く~ん
そんな所で
話すのもなんだから、その子にあがって
もらったら?
は? と思って
声がする方に目をやると
マンションの最上階から
女性が駐車場を見下ろして
本当、今でも忘れないわ
あの時のあの女のポーズ....と
声のトーン 

なんていうか
その声と言い方は...
余裕ぶっこいた
私は理解ある大人よ~
みたいなさっ
キィー


お茶
入れるから
早く部屋に
あがってきて~
って....
(あの女ウザっ)

直樹との別れを
自分から決めたとは言え...
彼女の態度は
あの時の私にはめちゃくちゃ
不愉快だった....(当時26歳)
そしたら、直樹が急に怒り出して
オイッ
お前は中に入ってろっ 

って、彼女に叫んだの。
そのあと、彼はこの場から
逃げ去ろうとしたんだろうね
私が植え込みに投げた
車のキーを探し始めたから
いち早く動いて
直樹よりも先に
私が鍵をゲットっ

おいっ、よこせっ 

って、腕を掴まれそうになったので
すかさずマンションの
裏口の方へ走った。
ねぇ、あの女が
上がれって言ってんじゃん
今から部屋で話そうよ
そう言うと、直樹は
知らねえよ、なんのことだよ

とか、ワケのわからないことを
言い続けて、いたんだけど
そんなんしてるうちに
彼女がマンションの
駐車場の裏口に降りてきててね
戸をあけながら、私に
どうぞ、あがって~
直樹くんも
困ってるみたいだし
どうぞ、こちらに。
って...。
車の鍵を私に奪われ
逃走もできない直樹は
彼女に向けて
余計なことするなよ



とかなんとか言いながらも
ようやく、観念したらしく。
じゃ、彼女の部屋で
話しましょってなりました。
で、ここで
我に返る、私。
車に姪っ子が
いたんだったっ 







慌てて
車内で大人しく待っていた
姪っ子を抱き上げ
雅のママの部屋へと向かいます。
このあと、荒れます(誰が?
)

続く....