夜の世界に見切りを付けて
ハワイに留学するまでのお話を
書いています
以前のものはザックリ書いたので
詳細を足しながらの再投稿です
ホステスを20年間してきた私が
37歳の時にすべてを手放し
ハワイに留学したお話
いつも読んでくださり
ありがとうございます
気軽にコメントくださいね
◆最初から読んでもいいよ
という方はこちらからどうぞ
同棲をしていた直樹ちゃんとは
何かを語り合った記憶はなく
お互い、ただただ、
毎日、仕事に全力を注ぐ....
そんな感じの生活をしていました。
私は、お店があって
お客さんとの
同伴やアフターもある。
朝方に寝て(12時間睡眠 )
起きたらシャワー、化粧をして
お店に行くっていうのが
スタンダード。
たまに、昼すぎに起きて
友達やお店の子とランチ
買い物とかがあったとしても
夕方からは、お客さんとの
食事の予定があることが多い
休みは日曜日のみ
直樹ちゃんは
私が寝ている間に仕事へ行く。
と言っても、仕事の
ミーティングを兼ねての
上司やお客さんとのランチが
彼の1日の始まりになるので
朝早く出勤ではなく
昼前に家を出ていく。
彼が仕事上の付き合いなどから
解放されるのは
私がお店が終わる時間か
それよりも遅いので
私たちの生活リズムは
ほぼ、同じだった。
今思うと、私も彼にも
家は、寝る場所でしかなく
家で ご飯を作って
一緒に食べるとか....
5年間の同棲生活の中で
10回くらいしか
してないんじゃないかな ?
(冷蔵庫には食材ゼロ。
飲み物しかないってやつね)
じゃあ、いったい、いつ彼と
一緒に過ごしていたのかというと...
夕方とか、お店が終わったあと
一緒に食事をしたり
日曜日には映画を観に行ったり
たまに温泉にも出かけたり。
あとは、彼の仕事関係のつきあいで
食事や飲みの席に呼ばれることが
本当に多くて
2人きりというわけじゃないけれど
同じ時間を過ごすことは
けっこうあった。
で、そういう場って
仕事での接客みたいに
頭をフル回転で気をつかう
必要もなかったし
嫌な時間では
なかったんだけど.....。
そんな私が
1度だけ参加して
もう二度と行かないっ
と思って、早々に
ギブアップしたことがあった。
それは、毎年ある
彼の上司や仕事関係の人たちと
その家族の旅行
いや~、マジで
今、思い返しても
『これって修行なん?』
って思えるほどの旅行だったんだけど。
直樹ちゃんは、彼らの奥様族が
癖が強いのを知っていたので
一番年の若い私が
その旅行にいきなり同行しても
楽しめるハズはないと
わかっていたので
何度も何度も連れて行けそうにない...
と、逃げの姿勢で試みたものの。
彼の上司が直樹ちゃんに
友達を連れてきてもいいから
彼女(私のこと)を連れてこい!と
命令をしたようで
(直樹ちゃんは真面目で
当たり前に上に従うタイプ)
で、直樹ちゃんが、うちのお店の
リコちゃんのことを誘ってくれて
直樹ちゃんにお願いされる形で
参加することになったんだけど。
*一緒に行ってくれたのは
ここで出てきたリコちゃんです
忘れもしない
その旅行の初日....
運転手付きの
大型バスに乗り込んだら
既に搭乗していた奥様たちが
ほら、来たぞ~あほたちが!
って言わんばかりの目つきで
私とリコちゃんを見てきて
座席に付く前に、直樹ちゃんが
上司の奥様に私を
紹介してくれてたので
名前を言って、挨拶をしたんだけど
か、感じわるぅ~
目が、こ、こわ~
(行先は海のある某リゾート地)
案の定、2泊3日の旅行中
奥様軍団は
男性たちがいない隙を見て
私とリコちゃんに
子供たちの浮き輪やマットに
空気を入れてこいとか
(10個以上あるやんけっ)
飲み物を50本買ってこいとか
(腕がちぎれるわっ)
部屋に帽子を忘れたから
探してきてくれとか
(人の部屋とか入りたくないし)
まあ、とにかく、あからさまに
意地悪をしてくるのよ
極めつけは、海からあがって
食事開始の時間まで
あまり余裕がなかったから
リコちゃんと
シャワーをしようとしたら
上司の奥さんの子分みたいな人が
18時スタートの食事が
19時に変更になった
子供たちを先にお風呂に入れたから
浮き輪などの砂を落として
水道で流しておいてほしい
と、言ってきたの。
彼女は 『お願いできる?』
みたいな感じで頼んできたので
はあ.... と思ったけれど
リコちゃんが
うちらが一番若いし
これくらいは
やり過ごすしかないのでは?
って言うし
(私21歳、リコ20歳)
奥様連中と子供たちが
次々とお風呂に入ってる中
私とリコちゃんは
外に放り投げてあった浮き輪を
ひたすら片付けて
それから、ようやく
お風呂に入ったの(温泉ね)
そしたらね、髪の毛を洗っている時
どんどんと、強く戸を叩く音がして
え?っと思ったけど
シャンプーで泡だらけだったから
まだ、洗い始めていないリコちゃんが
応答してくれたの
そしたらさ、戸を叩いていたのは
直樹さんの職場の後輩君で
もう、みな、食事の席に着いてます
早く、呼んでこい!と言われて
来たんですけど。
子供たちがお腹が空いてて
待たされて
女性の方々が怒ってます
って
おおおーーい
集合時間変更の情報は
うそやったんかーい
食事スタートは
予定通り18時
ほんと、なんなのあの、BBAたち
(彼女ら推定年齢40代)
その日の夜、切れた私は
ある行動に出ます
って、直樹ちゃんとの関係が
凄く浅かったよっ
ていうのをメインに
書こうと思っていたら
いらぬことまで思い出して
話が脱線してしまったわっ!
この海のお話は
次で終わらせます(多分)
読んでくれてありがとう
続きはこちらです