毎日が楽しくて高収入な
夜の仕事、ホステス
そんな 20年間に終止符を打ち
ハワイに渡ることを決意
心が子供から大人へと
成長する過程での
私の思考と価値観の変化を
ここに書いて残そうと思います
2016年から書き始め
途中で放置をしてしまったので
リタイプしながら再投稿します。
水商売次代のお話が主になりますが
良かったら読んでください
ホステス時代回想記です。
なんのこっちゃっと思われた方は
良かったらこちらから読んでください
好意をよせていた
10歳年上の男性から
デートの誘いを受けてから
ドキドキ交じりで
その日がくるのを待っていました。
そんなお話の続きです
私は小学生の頃から
ファッションに興味がある子で
服の色合わせや
流行りのアイテムなどに
自分の「好き」があったし
コーディネートも楽しくて
母親に
新しい洋服を買って貰うのが
大好きでした。
そんなわけで
彼にデートに誘われた時も
どこに行くのか?なんてことは
全く知らされてなかったけど
迎えに来てくれる時間が
早めの夕方だったので
ディナーデートなのかな?
と思って
誘われた日から
毎日、毎日
なにを着ていくか?と
とても真剣に考えてた。
当時の私の
プライベートの
ファッションはというと
平成で言うところの
「ザ ギャル」みたいな?
昔
サーファー誌で
「Fine」っていう
雑誌があったんだけど
そこに出てくるような服
っていうのかな
蛍光色とかも抵抗なく着てたし
髪の毛もかなり明るい色だし
ま、普通に派手で
目立つ格好をしていたと思う
でも時々、お店で
そんな私の私服を見かけた彼は
スカートが短すぎる
などと言っていたので
そっか....
彼に『いいじゃん!』
って思われたら嬉しいな~
っと思って
デートの日のボトムは
手持ちの大人めの
黒いタイトスカートに決めて
トップスは白がいいかなと思って
タンスをあさってみるも
その頃は
白なんて好んで着なかったので
お、あった!と思ったら
それは白地に金の
ヒョウ柄のカットソー
とにかく派手な服しか
持ってなかったから
デートの服は
わざわざ買いに行き
無地の白いカットソーにしたの
そして、とうとう
彼とのデート日が来た
約束の時間に
外に出ていくと
そこには
大きな黒い車が停まっていて。
彼は小さいグレーの
軽自動車に乗っていたんだけど
その日
彼はベンツで来たの。
ベンツは左ハンドルで
レザーのシートだったんだけど
座るとちょっと滑るかんじだし
いつもの軽自動車と違い
車内もかなり広いので
運転している彼が
助手席からは遠くにいて。
なんか、それが
より、いつもと違う感じを
強めたというか
ちょっと心地悪く
感じてしまったというか。
どれくらいドライブを
してたのかは覚えてないけど
あまり、彼の話が
耳に入ってこなかったな。
あの時、18歳の私は
車の価値もわからないし
そもそも
そこには興味もないし。
ただ、彼に会えて
話せることが楽しい
それだけだったのに....
乗りなれない車に乗せられて
いらない緊張を感じたかも
そして、彼が車を停めた先は
水辺の近くの
レストランでした。
読んでくれてありがとう
こちらの⑪へ続きます