毎日が楽しくて高収入な
夜の仕事、ホステス
そんな 20年間に終止符を打ち
ハワイに渡ることを決意
心が子供から大人へと
成長する過程での
私の思考と価値観の変化を
ここに書いて残そうと思います
2016年から書き始め
途中で放置をしてしまったので
リタイプしながら再投稿します。
水商売次代のお話が主になりますが
良かったら読んでください
の続きのお話です
夜のお仕事、ホステス
それがどんな仕事なのかも
全く理解していないまま
接客をしていた、ある日。
その人は
28歳くらいだったかな。
いつも小綺麗で
品のある服を着ている
お客さんがいて
その人は、ミエさんという
ゴージャスな雰囲気の
お姉さんを目当てに
来ていたんだけど。
いつの日か
店内で私を見かけると
俺たち、いつ食事に行く?
と、毎回、同じフレーズで
声をかけてきたの。
当時17~8歳の私には
あの人、結婚もしてるのに
なんで誘ってくるんだろう...
しかも、エミさんの事を
気に入ってるのに...
そう単純に思っていたので
え~ 行かない~
なんて感じで
ホステスとしてお客さんを
交わすとかではなく
完全に素で
答えてたんですが.....
そのお店のトイレは
店のフロアーの奥の方の
死角にあって
男女で別れていたんだけど
私が用を済ませて
トイレから出ると
その男性がそこに立ってたの
ニコニコしながら
ねぇ、いつ俺と
ご飯に行ってくれるの?
と、詰め寄ってきて
え~、行かない~
って、こちらも
いつものフレーズで答えた瞬間
急に私のことを
身体で押してきて
壁に追い詰められる感じで
顎を抑えられて
キスをされた の....

ええええええ
なんで
こんなことするぅ?
って、思わず言ったら
ごめんごめん
嫌だった?
って.....。
(嫌に決まってる)
その頃はね
本当に
え...なんで...?
っていう
疑問の気持ちしかなくて。
2人っきりで遊んでいて
そのような感じになった
というなら理解できたんだけど
ここ、お店じゃん?
今、営業中じゃん?
みたいな。
男の性欲とか下心なんて
殆どわかってなかったというか
結婚もしていて
お気に入りの女性もいて
しかも大人なのに
好きでもない相手でも
そのようなことをする人がいる
ってことを
知った日というか
そして、後日
そのお客さんがまた来て
お見送りの時に
私に近寄ってきて
耳元で
この間は
ごめんね
とか、言ってきたんだけどさ。
私は、その人のことが
すごく嫌とかでは
なかったから
キスをされても
最悪...って感じではなくて
ただ その行為に
驚いただけというか。
そんな事があってからも
彼は以前と同じように
こっそりチップを
握らせてくれたり
席でも普通に話をふってきたので
私も普通にしていました。
で、なんとなく、この事は
お店のお姉さんたちには
言わない方が良いなって感じて
誰にも言わなかった。
だって、いつも店長やら
バーテン、お姉さんたちで
誰と誰がどうの~こうの
とか
しょっちゅう話しているのを
聞いていたし
お姉さんたちは
そこにいないお姉さんの悪口も
よく言ってたし
なんか、そ~ゆう
大人の人間関係を
へ~ ふ~ん
そ~なんだ~
って
だんだん理解しはじめていた
そんな頃だったように思う。
でも、まだ
相手が自分に下心があるとか
好意を持ってくれている
隙があれば近寄ってくるとか
そーゆーことは
全然、見抜けなかったし
感じてなかったと思う。
17~8歳の私は
見た目とは裏腹に
まだまだ中身は子供だった
そして、この後
同い年の男の子たちと
一緒にいるのとは
全然違う 世界を
教えてくれた人がいました
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