毎日が楽しくて高収入な
夜の仕事、ホステス
そんな 20年間に終止符を打ち
ハワイに渡ることを決意
心が子供から大人へと
成長する過程での
私の思考と価値観の変化を
ここに書いて残そうと思います
2016年から書き始め
途中で放置をしてしまったので
リタイプしながら再投稿します。
水商売次代のお話が主になりますが
良かったら読んでください
ホステス時代の回想記⑦の続きです
最初に勤めたお店では
2年半働きました
お店を辞めた頃、
私は19歳になっていたんだけど
その2年半の間の
私の恋愛事情はというと....
プライベートな時間では
やはり精神年齢の合う
歳が近い男の子たちとの
出会いが多くて。
時々、開店してから
お客さんが来る前に
皆で雑談をしている時間が
あるんだけど
私は自分からは喋らないけど
聞かれたら答えるみたいな感じで
今、遊んでいる
男の子のこととかをいうと
数人のお姉さんと
男性従業員たちが
その人と
どこで出会ったのか
なんて言われたのか?
などと
根掘り葉掘り聞いてきて
だめだめ
その男と連絡を
取らないほうがいい
などと色々、言ってくるの
当時は年齢が年齢なだけに
そこら中でナンパもされるし
友達の友達はみな友達状態で
横の繋がりが半端なくあるわけで
絶対に安全だと思うから
ナンパで声をかけられた車にでも
大丈夫と思って乗っていたし
送ってもらったりもするし
そーゆーことをお店で言うと
みなから めちゃくちゃ
注意を受けるの
そんな感じだった。
(いや別に危なくないよ
ちゃんとチェックしてるし
とあの時は思っていたよね)
その中でも
当時27歳くらいだった
店長の男性が
私に対して
その他にも、あれこれと
話題を振ってくるんだけど
優しく言われているわけでもなく
でも別に叱られている
感じでもなくて
ま、今ならわかるけど
先輩からのアドバイス的な?
そんな言い方で
色々、教えてくれてたの
(あの時はそれに
気がついていないけど)
例えばで言うと
お店の出勤の
5-10分の遅刻のことでも
店長は
遅刻はよくないと言ってきて
(いやそれは遅刻じゃないでしょ
って考えの、当時の私)
明日は遅刻しないで
がんばって来いよ!
と毎日声をかけてきたり
(全然、直らなかったけど)
私のプライベートでの
服装についても
夜だろうが昼だろうが
短すぎるスカート
露出の多い服は
簡単な女の子に
見えてしまうし
性的対象になりやすい
ほうじ茶ちゃんには
もうちょっと
肌の隠れた服が
似合うよ
絶対に似合う!
とか、よく言ってきた。
(変わらず露出多めだったけど)
あの頃はね
お店に行けば
歳が離れたお姉さんや男性がいて
よくわからない大人の世界で。
店を出たら
そのまんまのTEENAGER
今でいうクラブも行くし
誰か主催のパーティーもあるし
友達からの紹介やナンパ
出会いはそこら中に転がっている
そんな
全く違う2つの世界を
行き来していた
そんな気がする。
で、その店長が
私の受け答えを面白がってか
営業中にドリンクを取りに
バーカウンターに行くと
なんか、色々言ってくるの。
よくは覚えていないけど
それは必ず毎回で
要するに、私を
かまってきたんだけども
私が冷たく答えようが
ウザがろうが
それを聞いて爆笑していて
とにかく、絡んでくる。
今思えば、その店長は
コミュニケーション能力が高く
話術がある人だから
ぶっ飛んでる若い私の相手も
出来たんだと思う。
で
私が毎日お店に
出るようになってからは
夜道の自転車通勤はさすがに
危ないと言って、店長が
「送り」をしてくれてたの
私の家までの
ほんの10分の間だけど
その車内で
ほうじ茶ちゃんは
もっと本を読むといい
日本以外の国にも行って
世界を感じてほしい
とか、そんなことをよく
言ってたのを覚えてる
それらを聞いて
私はただ、ふーんって
聞いていただけなんだけど
1年くらいすぎたころかな
彼とのわずかな時間での会話が
心地よく感じてる
楽しいと思っている
そんな自分に気が付く私。
でも「じゃ好きなの?」
って聞かれたら
そーゆーんじゃなくてね
歳の離れた人だし
恋愛対象でみてないので
「好き」とかいう感情じゃなくて
本当にただただ
話していると
楽しい!
って、思ってただけなんだ。
この後、生まれて初めて
心が傷つく
という経験をします
読んでくれてありがとう