⑫会えなくても永遠に友達~虐待が止められない | 日韓年の差夫婦☆バイリンガル育児☆脱ステ

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元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ

 高校からの親友から
子の虐待を告白されたお話の続きです

 

お時間がある方は

コチラからどうぞ 下矢印

 

 

 

 

チヒロと8年ぶりに電話で話してから

一週間くらいたった時だとおもう

 

 

ジュンと、ジュンの友達と

チヒロの3人が、私の店に来たの。

 

 

私はまさかヒチロが店に

来るとは思ってなくて

 

ジュンからも何も聞いていなかったし

驚いたけど

 

すごくうれしかったのだけ

今でも覚えてる

 

 

 

 

 

以下は下矢印

当時のブログをそのまま

コピーペイストしたものです

(18年前のブログから)

 

 

 

『 元気だったのぉ~?』
『 ひさしぶりぃ~ 』

 

と努めて明るく

自然に振舞った、あたし。


 

 

 元気だったよ!ほうじ茶は?

 

と言うチヒロの顔からは

緊張がうかがえた。




あたしは工藤くんとは

初対面だったので(ジュンの友達)

お店モードのノリで

明るく挨拶を交わし
       

ハイテンションでヒチロの席へついた

    

 

    

30分くらい

あたしとジュン、工藤君で

他愛のない話をしている間

 

チヒロはニコニコと

聞いているだけだったんだけど

 
 

 

そしたら、ジュンがいきなり

帰ると言い出して

 

チヒロに向かって

お前は もーちょい飲んでけよ

 と、彼女にタクシー代を渡し

工藤君と店を出て行ってしまった。

 

 


あたしも帰る・・・

 

と、慌てて会計を頼むチヒロ

 


 

店には来てはくれたけど

あたしと話す心の準備は

まだ出来ていない

そんな感じがした。




タクシーを拾うから・・・

と、店をあとにしようとしたチヒロに



 

『この先なんか予定でも? 
  もうちょいゆっくりしていってよ』



そう言うと

 

う~~ん 明日ちょっと・・・


       

あたしと目を合わせずらそうに

していたけど

チヒロの目を覗き込んでみると

 

 

やはり

彼女の目は緊張していたけど

 

でもあたしを嫌がってる

かんじはしなかった。


 

 

 『 人多いし危ないから

タクシーは店で呼ぶよ
   来るまで中で待っててよ 』



 

そう言って

外に出ようとするチヒロを引き留めて

もう一度、席に座ってもらった。
 

 

 

 

 

 

すると女の子が
タクシーは20分待ちです

と教えてくれて

おもわず、神様ありがと!

って、心の中で叫んだよ

 

だって、その前のタクシーは

すぐ来たのに

 彼女のタクシーは20分待ち

神様からのギフトだよね

 

 



 『 今日、来てくれてありがと

会えてよかった 』

 

とあたし。




 

その先

なにからどう話したのかは

定かじゃない



 一言・・・・二言・・・


短い会話を交わしながら

私たちの間にあった過去が

1つ1つ水に流れてく

 

 

過去の出来事

あの頃を流してく感覚
       

 彼女との会話はそんな感じだった。

 

でも直接あの頃の話題に

触れることはない

 

 

だけど、お互いがわかってる

 

あの頃のお互いの気持ちも

今の気持ちも・・・

      
 

 

他の友達とは違うの

ほうじ茶のことは・・・

 

 

 

私のすべてをいいじゃんって

認めてくれた人

ほうじ茶が初めてなの
 

 

 

『 会ってない期間も友達 

あたしはそう思ってたよ 』


 

うん、あたしもそう思ってた 
ほうじ茶は元気にしてるかな? 

幸せかな?って 

 

  

『 ははっ 同じ同じ! 

あたしも同じこと思ってたよ 』


 

『 うちのお母さんがね

あの子は元気にやってるの?って

たまに聞いてくるんだよ

 

 

チヒロのことが好きだったみたい。

 

うちに遊びに来てよ

お母さん、喜ぶとおもうよ 』


       

てかおばさんの顔みたら

泣いちゃいそう


『 いーじゃん泣いたって(笑) 』





子供のためになんでもできる

そして、それを楽しそうに

幸せそうに・・・・

 

こんなお母さんがいるんだなって

おばさんに会ったとき びっくりした
        

あたしはおばさんが大好きだった
        

 

両親に愛されて 

家族がみな楽しそうな友達

 

ほうじ茶が初めてだったの
 

 

 ほうじ茶とよく遊んでたあの頃

はちゃめちゃだったけど

 

私が一番楽しかった時代

ほんと~に、楽しかった

    

 

    

そう話すチヒロの目は

涙でうるんでいた

 

 

泣かないように必死でこらえてる

そんな様子だった



今は半端じゃなく仕事も忙しいし

全然、休めないの

 

 

今のうちに老後のお金もためて

あとはのんびり暮らしたいの

 

 

私ね

 絶対いつか

くじらを見にいくの


 

ほうじ茶がさ

初めてくじらを見た時

すごく感動した!って

そう聞かせてくれた

 

そんなほうじ茶がすごく印象的で

 

 で、決めてるの

いつか、私も

クジラを見にハワイに行くって。

 

 

 

 

 

それ聞いて、あたしももウルっと

きちゃった
 

 

そんな話を彼女にしたのさえ

忘れてたよ。

 

 

あたしたち

あの頃

なにを話してたんだろう・・・
        

 

恋愛や結婚、現実と理想
 

世間とか人間とは?とか

 そんなんを知る

入り口ら辺にいた気がする

 

 

 

いろんなことに

動揺し悩み、傷つく

 

答えなんてなくて

 

なにが疑問なのかもわからない

 

 

異性のことに関しても

「好き」がすべてで。

 

 

 今生きている場所さえ

よくわからない

 

そんな年頃だったよね



 

 『 誰かの幸せを願える 

 遠くからでも願える

 

それでいいよね
 うちらにはそれがすべてだよ』


 

 

 

 うん、あたしもそう思う




そんな会話をしたあと
タクシを30分以上待たせてます
と、再度女の子に言われ

 

 

チヒロは店をあとにした。


        

 

 

『また遊びに来てよ。
 

いつでもいい・・・

楽しい時でも、辛い時でも。』


 

うん!って

笑って答えたチヒロの笑顔

 

そこに嘘はなかったとおもう。

 

 

 

 


会えてよかった

話せてよかった


 また前のように他愛のない話をしたり 

電話を掛け合ったり

 

そーなるかはわからない

 

てか、ならない気がする

 

 

 

でも、それでいいんだと思う
 

 

顔を合わせる機会はなくとも

 

お互いの思いが同じなこと

今回会えて、強く感じれた
 

 

これからもチヒロの幸せを

願いつづけたい


      
 

 

話の途中

 

女の子が何度も席に声をかけに来た

「 タクシーきてますよ 」

 

 

でもチヒロは席を立とうとしなかった

 
あたしとの思い出話を

止めようとはしなかった
        
うれしかったな。

 

 

 

 

 

チヒロと交わした言葉を

あの時、このように

ブログに残しておいたこと

 

本当に良かったなと思う。

 

 

 

最後の会話から

18年後の今

 

 

過去のブログが

思い出させてくれたこと

 

私は最高な友達に会えたんだなって。

 

人に恵まれた人生だなって。

 

 

 

 

 

 

これは、私の親友

チヒロに贈るレターでした

 

 

 

読んでくださり

ありがとうございますニコニコ