⑪8年ぶりの親友からの電話~虐待が止められない | 日韓年の差夫婦☆バイリンガル☆脱ステ

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元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ

 高校からの親友から
子の虐待を
告白されたお話の続きです

 

初めからは、コチラからどうぞ 下矢印

 

 
 
チヒロの心情は
理解もしているし
応援もしている
 
でも、チヒロの
仕事に対する姿勢は
改めてもらわないと
一緒に仕事をすることは出来ない
 
 
 
 
私は
チヒロのお店での振る舞いが
受け入れられないと
言っただけで
 
チヒロを嫌いに
なったわけではない
 
 
だから、私のその言葉で
彼女との関係が終わるとは
想像もしてなかった。
 
 
でも
チヒロは深く傷つき
電話番号を変え
 
誰とも付き合いを
しなくなってしまった。
 
 
 
 
それから8年後の
ある夜
 
 
ジュンから着信があり
出てみたら
 
今、横にチヒロがいると
言うではないか!
 
 
私は、思わず
そーなの?
チヒロに電話をかわって!
 
と、ちょっと
興奮した声を出した。
 
 
 
おそらく
電話の向こうで
チヒロが躊躇しているみたいで
 
 
ジュンが何度も
 
大丈夫だよ、出ろよ
 
とチヒロに言っているのが
聞こえる。
 
 
 
しばらくすると
 
電話口から
チヒロがすすり泣く声が
聞こえた。
 
 
 
 
 
以下は下矢印
当時のブログをそのまま
コピーペイストしたものです
(18年前のブログから)

 

 

 

 
 
あたしと距離を置いた彼女
 
8年の間に何度か
連絡をしてきて欲しいと
ジュンに伝言を頼んだけど
 
一度も電話は、こなかった。
 
 
 
 
 
チヒロと会えていない8年間
 
チヒロの心の痛みというか
無言の叫びみたいな声が
時々、聞こえる気がして。
 
 
私も寂しかったけど
 
きっと、チヒロのほうが
数倍も寂しくて
悲しかったのかもしれない。
 
 
 
でも、会っていない間
 
チヒロは私を嫌いじゃない
私もチヒロが嫌いじゃない
 
それをお互いで
感じてた気がするな
 
 
 
 
風の便りと噂で
 
チヒロの離婚
彼女のお父さんの癌
彼女の妹の離婚
母親との不仲
 
チヒロの子供は
元旦那の実家で暮らしていること
 
チヒロが不倫を
繰り返していること
 
 
 
てか
チヒロがどんな生き方を
していようと
 
彼女に興味がなくなったり
あたしにとってチヒロが
どうでいい存在になることは
全くない
 
 
 
うまく言えないけど
彼女と出会った当初から
 
チヒロからはいつも
底知れぬ悲しみを感じてた
それは事実で。
 
 
だから
彼女がなにをしていようと
 
どんな生き方をしていようと
 
彼女の生きる道と(していること)
彼女の人格を
一緒と思えないというか。
 
 
 
とにかく
どんな状況であれ
幸せを感じてくれていたらいい
 
絶対に幸せになってもらいたい
 
ただ、それだけ。
 
 
 
 
 
ジュンがいつだか教えてくれた
 
 
大嫌いな母親と
同じ生き方をしてる
 
憎んだ母親と
同じ道を歩いてる
 
あんな女には
絶対になりなくない
 
そう思ってたのに・・・
 
 
 
ヒチロがそんなことを
言ってたらしい
 
 
 
 
 
 
なぜだか・・・
 
 
今、こうして日記を書いていると
涙が出てくる
 
 
 
あの時、あの頃
 
あたしは若くて無知で
人の思いや感情を受け取るだけで
 
頭ではちゃんと
理解できていなかった気がする
 
 
受け止めること
 
伝えることの大切さも
わかっていなかったと思う
 
 
まさに感覚だけで生きていた
あの頃。
 
 
 
 
 
 
チヒロはね
 
甘えて、なんでも言ってくる
そんなタイプじゃないの
 
 
時々、なんでもないこと
のように装って
 
胸の内をぽつっと漏らすというか。
 
 
でもそれは
素直で嘘がなくて。
 
 
 
でも多くは語らない。
 
 
 
そして彼女は
 
あたしが
誰にも気づかれないように
 
あたしが絶対に誰にも見せない
 
そんなあたしの内面の悲しみを
敏感に察知する
 
 
それを
聞いてくることも
それに触れることもないけど
 
確実にそれに気が付いていて
心で迫って、支えてくれる
 
彼女の思いだけで
支えてくれるというか・・・
 
 
うまく言えないけど
 
無言であたしの
胸の痛みや悲しみを
一緒に感じてくれるっていうのかな
 
それが、チヒロだった。
 
 
 
 
 
 
この間
ジュンから電話があり
 
チヒロと8年ぶりに
電話で話せた
 
 
 
もしもし?
あたし。元気?
 
 
そうあたしが言うと
 
ヒチロは、すでに号泣してた。
 
 
 
うわんうわん泣いて
声がつまり、話せないでいる。
 
 
 
なんもないよ。
泣くこともない。
 
今こうして
話せただけでいいよ
 
 
わたしがそう言うと
 
 
 
 
『勝手に・・・』
 
『涙が出てくるの・・・』
 
 
 
 
そっか。
 
あたしは、いつでも待ってるよ
 
チヒロの都合でいい
 
無理も嘘もなくていい
 
 
 
あたしもコウキと
デート中だったし
(お店で出会った年下の男の子)
 
 
それだけ言って
電話を切った。

 

 

 

 

この数週間後に
突然、チヒロがお店に来ます
 
それが私たちの最後の会話です
 
 
 
続きはこちら下差し
読んでくれてありがとうニコニコ