先日行った夢の国で
母親が子供の顔に唾を吐く
という場面に遭遇した～ 
そして、これは
その事がきっかけで思い出した
20代の時に親友から
虐待を告白されたお話の続きです
幼少期から愛情に飢え
旦那からも愛されない悲しみ
中学時代から
彼女の持つ美貌に反感を買い
虐めにもあった
そんな容姿を持ったチヒロなのに
女としてのコンプレックスを抱え
誰にも理解してもらえない
相手にされないという
孤独感と絶望感を感じていて。
そんな彼女が週2回だけ
私のお店に来るようになった
(私は過去に20年間ホステスでした)
チヒロは、初日から
相も変わらずドジで失敗の連続。
背中にゼンマイでも
付いてるんじゃないかって
思ってしまうほど
1つ1つの動作が
セカセカとしているので
本当に彼女が動くたびに
テーブル上の
グラスが倒れるんだけど
でも、それが
また 愛くるしくて。
チヒロに会った
お客さんの反応はというと
そりゃあ、もう
ウォォーー❗みたいな
雄叫びあげる人もいるし
こんなに綺麗で可愛い人
実際に会うのは初めて
直視できません
みたいな人もいたし
美人なのにツンツンしてる所が
1mmもないので
瞬く間に、みなのアイドル
的な存在になっていったの。
初日の仕事を終えたチヒロは
笑ったのも久しぶりで
本当に楽しかった
こんな私を
誘ってくれてありがとう
と、目に生気が
戻った感じで微笑んでいた。
（この時のチヒロの顔
いまでも覚えてます）
そして、チヒロの
３回目の出勤の時だと思う。
その日、私の同い年の男
(ジュンと呼ぶね)が来たの
私と彼は16歳くらいに
友達からの紹介で
知り合ったんだけど
押しが強くて
強引な人だったけど
すごくモテる人でね。
私たちはいつのまにか
言いたいことが言い合える仲になり
良き男友達って形の関係だったの。
(男女関係になったことは1度もなし)
私が自分のお店を持ってからは
ジュンは、頻繁に仕事の接待とか
プライベートで
私の店を使ってくれて。
ジュンとチヒロは
他の人からお互いの噂を
聞いていたので
一瞬で意気投合....
というか
その日のうちに
肉体関係になったの。
先に言っておくと
ジュンは、とても優しいけど
支配的な人でもあって。
チヒロと男女関係なった時も
長く付き合っている
(結婚するであろうと思われている)
彼女がいたし
そのほかにも女がいたし。
ぶっちゃけ
どこでどの人と関係があるのか
とか、把握できないくらい
異性関係が乱れた男で。
チヒロがそんなジュンと
関係を持ったので
お互いが一時のお遊び的な?
と軽く思っていたんだけど
ジュンは、チヒロの
抱かれたいという
素直な思いも
コンプレックスの
妊娠線も
寂しい、誰かに
愛されたいという切な思いも
そして大きな
劣等感も
すべて受け入れてくれた。
チヒロは、その日から
もう完全に彼に溺れていました。
まさに
彼以外は
なにも見えない状態
ジュンもね
実父が自死していたり
壮絶な幼少期を
生き抜いてきた男なの。
ジュンとチヒロは
お互いになにかを瞬間に感じて
強烈に
惹かれあったのかも。
この後、私は
チヒロの家族から激しく
責められます
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