最近、韓国人旦那のことを書いていませんでしたが、彼はとても元気です。
日本語はメキメキ上達していますが、でもまだ苦手な言い回しがあり、何度教えても正しく言えないものもがあります。それがこちら。
『られない』『させられない』
止まれられない
脱げられない
磨いさせてくれない
(正)
止められない
脱がせられない
磨かせてくれない
といっても日本に来て、来月で1年になるので、言葉の言い間違えはグッと減りましたね。
ですが違うことで面白いことがあります。
例えば、こちら。

写真はお借りしました。
旦那曰く、家ではひとつの鍋からみなで、あの柄の長いスプーンを使ってスープを飲むと。散々家族もスプーンを突っ込んで食べて、残ったら取っておいて、翌日温め直してまた食べると。
最初これを聞いたとき、えーー!!!って叫んじゃいました。だってバクテリアとかの問題もあるし。でもハワイで韓国人女子とパーティーを何度かした時、すごく大きなキムチの容器に直接箸を入れてキムチを食べているところを何度も見たので、韓国人のあるあるかもね〜と思っていたのですが。
彼がこのようなスタイルなのを、面倒なので私の両親には説明していなかったんですね。
うちでは当然、料理によっては取皿を何枚もだします。鍋やすき焼きの時も同じ。私か母がみなに取り分けるし、取り分け用のトングや箸もあるので、神経質になっているわけではありませんが、自分の箸をお鍋に入れることはないです。
で、旦那がよくするのが
自分の取皿に入っていて、すでに食べているものを美味しいと喜び、それを私の両親にすすめます。
『 お父さん、この牡蠣美味しいですよ食べますか? 』
この意味は、まだ鍋の中に牡蠣があるので取ってあげましょうか?ではなく、僕のこのお皿の牡蠣どーぞってことです。
ぐちゃぐちゃにこねくり回したビビンバとかも、随分辛そうだな、なんて声をかけられると、食べる途中でもその丼ぶりを渡して食べてください、美味しいですよ! とすすめます。
両親は、今まで彼にすすめられると、大丈夫いらないと断っていたので、別に説明することもなく放置していましたが、お正月にまた同じことがあった時に母がとうとう
『 普通、自分の箸をつけたものをすすめないわよ〜(笑)』
『 え、そうですか?韓国では普通ですよ 』
となり、はじめて説明しました(笑)
ま、国に関係なく気にする人としない人がいるんでしょうね。
この手の話でまだまだ驚く韓国人旦那のことがあるので、また今度書きます。