中学受験はオワコンか?②小学生時代の時間を何に使うか。 | 東京ワーママdiary★小6抄録。母は中年の危機。

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「小学生時代に中学受験のための
勉強にかまけていると
その分英語の先取り等できず
将来的に苦労する」

という話について。






わたしの時代には
そんなことはなかった。

そもそも
わたしの時代の多くの小学生は
中学受験しないからと言って
その分英語を頑張ったりなんて
しなかったのだ。

当時中学受験というのは
「ごく一部のこどもがやるヘンなこと」
であり、

中学受験なんて、
しないのがスタンダード
であった。

そういう状況であれば
非中学受験組のこどもたちも
その親も

「うちは
中学受験をしないのだから
その分
他のところで頑張らなければ」

等と考えるわけもない。





しかし
現在の東京の状況はそれとは違う。

現在23区内に住んでおり
経済的にも不自由しておらず
それでいて我が子には中受はさせない、
と決めている親御さんというのは
「中学受験しない」という道を
意識的に選んでいるのである。

中受という選択肢もありながらの、
「あえて」の
高校受験派なのだ。

そういうご家庭は
まず間違いなく
小学生の内からこどもに
本格的に英語を習わせる。

「中受組に差を付けるなら、ここ」
と分かっているからだ。

小5くらいから
高校受験のための塾に我が子を
通わせる親御さんもいるし、
スポーツや音楽の習い事に
力を入れるご家庭もある。

とにかく意識が高い。




一方で多くの中学受験生にとっては
中学受験のための勉強をしながら
英語を習ったり、スポーツをしたり
というのはかなり難しい。

うちは
スポーツの方を頑張っているので
その分英語は皆無である。
ゼロ。 

「そんな時間はない」
という感じ。





結局、ひとは
「中学受験をするかしないか」
を選ぶことで

「小学生時代の
時間を何に使うか」
を選ぶことになってしまうのである。

英語に力を入れるのか。

それとも中学受験のための
四科の勉強に力を入れるのか。

はたまたもっと別のところに
力を入れるのか。

今まさに始まりつつあるかもしれない
中学受験ブームの終焉には、
この辺りのことも影響していると思う。




つまり、
小学校生活の後半に
四科の勉強に力を入れるよりも
英語とか、他のことを頑張った方が
よりこどもの将来のためになる
のではないか?と考える人が
増えてきているのである。

その背景にあるのは
世界が人々に求める能力・素養が
変化しつつあるのではないか、
という認識である。





超高齢化で世界の先頭を走る日本社会は
これから空前の労働力不足と
国内市場の縮小に直面する。

右肩上がりの高度経済成長期には
誰も想像しなかったであろう
縮小のフェイズに、
社会が入っていくのである。

労働力の不足はいずれ
国外からの流入に
頼らざるを得ないところまで進む。
移民が増えるだろう。

そして、国内市場が縮めば
今よりも多くの日本人が
国外市場をお客様として
仕事をしていくようになるだろう。

「英語を使って仕事ができる」
ということは
必須のスキルになっていく。

こうした予想可能な変化を視野に入れると
当然、親たちの考えも変化する。

こどもたちの伸び盛りの時代を
ガラパゴス化した
中学入試のための勉強なんぞに
費やしてしまって良いのだろうか、と。

こうしたことが
中学入試に関する社会のテンションに
少なからず影響しているように
わたしは思う。





(つづく)




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