第九百六十三回 税理士業務を考えるブログ~「盛岡という星で」 その1~ | ほはば こんな会社です!

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今日のテーマは「「盛岡という星で」 その1」

ちょうど1年前の2023年1月、アメリカのニューヨーク・タイムズが「52Places to Go in 2023 (2023年に行くべき52カ所)」を発表。


全世界の都市を対象とした中で、イギリスの首都ロンドンに次ぐ2番目に紹介されたのが盛岡でした。
 

記事では盛岡が「歩いて回れる宝石的スポット」と評価されており、東京からのアクセスの良さ、歴史を感じさせる和洋折衷建築の美しさなどが紹介さました。
 

このニュースをきっかけに盛岡が注目されるようになり、一番の繁華街である大通りを歩く人は明らかに増加。
 

じゃじゃ麺、盛岡冷麺、わんこそばの「盛岡三大麺」の人気店は、休日には観光客の長い行列ができています。
 

外国人観光客も目に見えて増加、週末や連休の盛岡を発着する新幹線の予約が取りにくい状況に。
 

人口減少が課題の岩手県としては、このチャンスを盛岡への移住者増加につなげられないか、ということで、「盛岡という星で」という市の取り組みを見ていきます。
 

「盛岡という星で」は、盛岡市市長公室企画調整課都市戦略室が、2018年から開始しているプロジェクト。
 

他の多くの地方都市同様、若年層の転出が課題となっている盛岡は「移住・定住/U・Iターン」という視点で課題解決に動いてきました。
 

このプロジェクトではその前段階である「関係人口」に注目している点がユニークです。
 

すでに移住した「定住人口」や、観光で訪れた「交流人口」ではなく、地域や地域の方々と多様に関わるのが「関係人口」。
 

県外に住みながらなんとなくいつも盛岡が気になる、実際に今すぐに引っ越すところまでは考えられないが、いずれ帰りたいと思っている、そんな人を増やそうという取り組みが「盛岡という星で」。
 

例えば、盛岡出身ではないが数年間の単身赴任で盛岡が好きになり(転勤族はほぼ盛岡を好きになる)、東京に戻ったものの「盛岡」と聞くと反応してしまったり、ときどき無性にじゃじゃ麺を食べたくなって都内の店に行ったりする人はこの「関係人口」に入ります。
 

プロジェクトではこの「関係人口」が増えることで、将来の盛岡の力になると考えます。
 

この長さはいかにも盛岡らしいですが、これも盛岡の魅力。
 

焦らないで、じっくりと盛岡のファンを増やそうということ。
 

次回は、この具体的な内容について。
ほはば飯塚