第九百三十二回 税理士業務を考えるブログ~アジア唯一のホーバークラフト その1~ | ほはば こんな会社です!

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今日のテーマは「アジア唯一のホーバークラフト その1」

ホーバークラフトは、地面でも水の上でも移動ができる水陸両用の乗り物。


上から吸い込んだ大量の空気を船体の下に勢いよく噴出し続けることで宙に浮き、プロペラを使用して前に移動する仕組みとなっています。
 

現在、イギリスのワイト島~ポーツマス間で、グリフォン・ホバーワーク社建造のホーバークラフトが就航しており、世界唯一のホーバークラフト航路となっています。
 

国内でのホーバークラフトは、1967年以降9カ所で運航していましたが、騒音や高い船価・燃料費、悪天候に弱い、メンテナンスの手間の大きさなどを理由に廃止。
 

大分県では、空港が大分市から国東市へ移転した71年に就航し、空港そばに設けられた陸上航走路でドリフト走行する姿を間近で見られるなど高い注目を集めていました。
 

1988年以降では、日本唯一のホーバークラフトの航路となっていましたが、エンジン等の部品調達が困難になったことに加え、2008年のリーマン・ショックにより大分空港の利用者数が落ち込んだことでホーバークラフトの利用者数も減少し、2009年10月に運航を終えました。
 

その後、大分空港の国際線は2017年12月に韓国の航空会社LCCティーウェイ航空が釜山、務安の週3便2路線を新規路線として開設したほか、ソウル路線が週7便になったことで韓国人観光客が増加。
 

加えて、景気回復に伴って国内線の利用者も伸び、2018年度の大分空港の利用者は200万人を超えました。
 

そうした大分空港の利用者数増加を背景に、大分空港から大分市内までのアクセス向上を求める声が大きくなり、再度海上ルート復活が検討されることに。
 

現在、大分空港から大分市内までは高速道路を使用し1時間ほどかかります。
 

そこで、県は交通事業者や自治体関係者などで作る研究会を立ち上げ、高速船やホーバークラフトなどの導入可能性を検討しました。
 

次回は、研究会の検討結果とその後について。
ほはば飯塚