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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「興こし酒プロジェクト その1」
地域とともに歩む信用金庫が、日本全国のネットワークを構築して2012年から「よい仕事おこしフェア」と題し、社会貢献を目的としたビジネスフェアを開催しています。
「興こし酒プロジェクト」とは、このよい仕事おこしフェアが手がけるプロジェクトの一つで、2017年にスタート。
本プロジェクトでは地域連携による被災地復興支援をテーマに日本酒造りに挑戦し、第一弾は17年に醸造。
東北被災地3県の福島県・宮城県・岩手県と九州熊本県の米を使って「絆結」(きゆ)として完成。
1年後の第二弾は、全国47都道府県の米がブレンドされた「絆舞」に名を変えました。
一般的に日本酒造りにおいて別の米を混ぜるケースは少なく、珍しい酒となっています。
絆舞の由来には、〝飲めば思わず舞い踊りたくなるようなお酒に仕上がってほしい”という願いが込められているそうです。
第三弾となる「絆舞令和」は全国123産地に拡大した米を活用。
そして20年にはコロナ禍の日本を元気にするという思いを込め、「2020絆舞」に。
このように、「興こし酒プロジェクト」の取り組みは、年々全国様々なところに広がっているのが特徴。
第五弾となる21年は全国211産地と過去最多となる米が結集し、「絆舞(佳酔・爽酔・極酔)」が醸造。
絆舞2021のラインナップは、純米大吟醸の火入れ酒「佳酔」、生酒の「爽酔」、貴醸酒の「極酔」の3種類。
昨年11月に開催された完成セレモニーでは、内閣府特命担当大臣(地方創生)の野田聖子氏も試飲。
「もっと飲みたい!」と絶賛し、「地方のポテンシャルに気づかせてくれるきっかけになる」と話しました。
なお、絆舞は購入されると1本につき100円の支援金が被災地に送られます。
次回はSDGsについて。
ほはば飯塚